お金の学校

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アン・ロビンソン

2015/01/29
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口が悪いけど、お金持ちになった才女。皆さんは、どう思いますか?

日々コツコツ働いているのになかなか思う様にはお金が貯まらなくて、何かお金も持ちになれるいい方法はないかな、と心のどこかで思っている方もいるのではないでしょうか?

お金持ちになった人から、お金持ちになるヒントをもらうことができます。

今回ご紹介するのは、口が悪いことで知られるアン・ロビンソンさん。彼女はイギリスでは、彼女のことを知らない人はいないというくらい有名です。

彼女の仕事は、テレビ番組のコメントや司会者です。日本でも、彼女の事を少し知っている方はいるのではないでしょうか?

そうです、イギリスの有名なクイズ番組、「ウィークスト・リンク」で、長年司会を務めていました。彼女の容赦のない辛口なコメントは有名、海外にまで知られているほどなのです。

口が悪いイメージが強い彼女ですが、実は彼女大金持ちなんです。なんと、今までにおよそ103億円稼ぎました。

実際、サンデータイムズ(イギリスの新聞)が発表した、お金持ちの人の中に名前が載ったこともあります。もともとは、ごく普通のジャーナリストとして仕事を始めた彼女。一体、どうやってここまで登りつめたのか、気になるところです。

現在、69才の彼女ですが、今でもテレビで活躍しています。彼女の成功の秘訣を探る前に、まずは彼女の生い立ちを簡単に見てましょう。

生い立ち

彼女は、1944年にイギリスのクロスビーという湖水地方で生まれました。

彼女の人生は、順風満帆とは言えません。頭が切れる女性として知られていますが、実は、なんと中退です。ジャーナリズムの世界では高学歴の人が多いので、この事が原因でいじめにあったこともあります。

中退ではありますが、何とか新聞会社で仕事を見つけて働き始めました。

仕事といって、初めは研修生。でも、彼女はもともと才能があったのでしょう。研修生として始めた仕事ですが、ビートルズのマネージャの死について書いた記事が脚光を浴び、この新聞社で正社員として働くようになったのです。

そして、すぐにサンデータイムズという大手の新聞会社から仕事のオファーがあり、この新聞会社で働くようになりました。

上手くいかないプライベート

大手の新聞会社でとして働くようになり、また、彼女は結婚もしました。安定した生活を送るようになったかの様に思えますが、彼女の場合そうはいきませんでした。

結婚生活がうまくいかなくなり、アルコール中毒になってしまったのです。そして、アル中であることがさらに結婚生活を悪化させ、離婚せざる得なくなりました。また、彼女がアル中であったことから、子供の親権は元夫がもらうことに。

乗り越える

こんな状況から立ち直り、普通の生活をすることは並大抵なことでは、ありません。でも、彼女は、乗り越えました。

まずはアルコール依存症から脱却するために、サンデータイムズ新聞社を辞め、地元に帰りました。

彼女のすごいところは、2年後にはロンドンに戻り、イギリスのタブロイト紙社で編集アシスタントとして働き始めた事。どん底からたった2年で這い上がるなんて、相当の精神力を持っているのでしょう。

ロンドンに戻ってからは、イギリスの数々の有名な新聞やタブロイト紙にたくさんのコラムを書くようになり、彼女の名はどんどん知られるようになりまた。

そして、テレビに出演するチャンスを掴むのです。チャンスを掴んだら、それをものにするのも彼女。

パネリストやコメンテーターとして、数々の番組に出演するようになり、BBCの社会問題を扱った番組のレギュラーにもなりました。

ウィークスト・リスト

そして、彼女を一躍有名にさせたのは、「ウィークスト・リスト」。このクイズ番組で、司会を務めるようになりました。この番組によって、彼女の名は世界中に知られるようになったと言えますが、実際のところは、彼女自身がこの番組を超有名にしたと言えます。

彼女は、この番組の司会を12年間務めましたが、12年の間に1693回、この番組が放映されました。

クイズへの参加者は1万5千人にも及び、出された問題の数は23万問。彼女なくしては、これ程までのクイズ番組は有名にならなかったと言えます。

実際に、彼女がこの番組を降板してすぐに、BBCは番組を終了しています。彼女なしで、この番組はあり得ないという考えからです。

お金持ちの秘訣

中退でも、新聞社に就職し、アル中、離婚という逆境を乗り越え、階段の頂点に登りつめた彼女ですが、では一体どうやって大金持ちになったのでしょうか?

他にも、イギリスの有名なテレビ番組で司会を務める人はいますが、彼女の給料は、桁違いなんです。大金持ちになった秘訣は、3つあります。

1つ目は、彼女の生い立ちを見て分かるように、どんな状況でもあきらめないで、前進してきたこと。

離婚をして、子供まで失い、しかもアル中。こんな状況から這い上がるなんて、なかなかできることではありません。また、新聞やテレビの世界で生き残っていくのは、競争が厳しく、また、常に公衆に批判されるので、本当に大変なことです。

しかし、彼女は、やり遂げました。そして、69才になった今でも、現役でテレビの世界で働いていまる。

そして、2つ目の大金持ちになった秘訣は、彼女がインパクトの強いキャラクターを持っているということ。

そのキャラクターは、ずばり口が悪いこと。「ウィークスト・リスト」でも、参加者に向かって、辛口なことをたくさん言っていました。

普通であれば、あのコメントはひどすぎるとか、視聴者からクレームがありそうですが、彼女の辛口なコメントは、「ウィークスト・リスト」のクイズ番組の一部になっていたたと言えます。

実際、この番組は、日本を含め、海外でも同じスタイルで放映されましたが、海外の「ウィークス・リスト」でも、司会者は彼女の様なタイプの人が採用されことが多かっんです。

最後の、彼女を大金持ちになった秘訣は、彼女の交渉力です。

そうです、彼女は、お給料の額を交渉をするのが上手いのです。彼女のお給料の交渉の上手さは昔からで、新聞にコラムを書いている時、彼女は、「クォーター・ミリオン・ポンド・アニー」と呼ばれていました。

クォーター・ミリオンは、100万の4分の1という意味。つまり25万ポンドのこと。つまり彼女は、25万ポンド(約4300万円)も稼いでいたのです。

日本で言う厚生省によると、新聞記者の平均年収は年令が39歳で、850万円。新聞に記事を書いていたのは、彼女が30代の頃だった事を考えると、かなりの額をもらっていたと言えます。

そして、「ウィークス・リスト」での司会。BBCは、番組の人気が上がったために、番組の時間帯を視聴者多い時間帯に変更したのですが、その時に、彼女はすかさずお給料を交渉しました。

番組が上がりのぼりの時ですから、BBCはなかなかノーとは言えない事が彼女には分かっていたのでしょう。なんと、お給料を、約18億に交渉しました。彼女が、この時、給料の交渉をしなければ、ここまで大金持ちにならなかったことは確かです。

まとめ

辛口なキャラクターにしろ、お給料の交渉の上手さにしろ、なかなかできるものでは、ありません。彼女は、辛口であるがゆえに、冷酷なイメージもあるかと思いますが、彼女の今までの人生を見ると、この2つの要素は、彼女の人並み外れた強い精神力にあると言えます。

口が悪いゆえに、周りから厳しい批判を受けることもあるでしょう。離婚をして、さらに子供まで失った彼女。そして、アル中にまでなった彼女を這い上がらせたのは、逞しい精神力なのです。

現役でまだ活躍している彼女。最後まで、これまれに培ってきた強い精神力で、仕事を続けてもらいたいです。彼女の生き様は、私たちにいろいろ教えてくれています。

【参考URL】https://uk.finance.yahoo.com/news/how-anne-robinson-made-%C2%A360million-and-lost-half-of-it-145449121.html
http://careergarden.jp/shinbunkisha/salary/

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この記事に対するコメント
  1. 日本の名無しさん より:

    こうなると司会者で150億稼いだタモリは一体どうなってんだって感じだな
    精神力云々の前にまず、並外れて健康なんだろうな

  2. 日本の名無しさん より:

    番組のタイトルが、あからさまに間違ってます。
    英語をよく理解してから、記事にして下さい。

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