昨年フランスで一番稼ぎが良かった社長はアルノー・ラガルデール氏。
彼の年収は24億円でした。
この額は社員の最低賃金の240倍にあたります。
ちなみに、日本の社長で一番年収が多かったのが日産の社長、カルロス・ゴーン氏。
年収は9億8800万円でした。
ルイ・ヴィトンを抑え、年収トップになったラガルデール氏
父からラガルデール・グループを受け継ぎ、社長を務めているアルノー・ラガルデール氏は、去年フランスで一番年収の多い社長になりました。
ちなみに年収が多い社長の第二位はルイ・ヴィトンの社長を務めるベルナール・アルノー氏。
フランス企業の社長で稼ぎがいいのは彼らだけではありません。
フランス企業の社長のうち18人は最低賃金で働いている人たちの年収よりも240倍ほども多く稼いでいるのです。
フランスの社長の年収が多すぎないかと批判を集めていますが、実際のフランス人の反応はどんななのでしょうか?
反応をみてみましょう。
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フランスの失業率は増えている。彼みたいに稼いでいる企業のTOPが、彼らの年収で雇用を増やせば、フランスの失業の問題は解決するのに…。
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社長あってこその会社だから、彼らの年収が多いのはしょうがないと思う。
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社長はすでに雇用を生んでいる。それなのに、多く稼いでいると非難されるのはおかしいと思う。特に大企業の社長はたくさんの人たちを雇っているからすごいと思う。
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↑ 自分も同意見だ。自分で会社を起こしたけれど、経営が大変で続けることができなかった。会社の売り上げをのばし、人を雇うことは簡単なことではないよ。
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フランスでは最低賃金で働いている人が多いけれど、これが問題だと思う。最低賃金を上げるべきなんだ。
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景気が悪いから、少しでも稼ぎがいいと非難される傾向があると思う。景気が良くて自分たちが満たされていたら、みんな社長の収入が多すぎるなんて非難しないよ。
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↑ 確かに社長のお給料が社員よりも多いと思う。その差があまりにも離れているよ。
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フランスには今でも階級が存在すると思う。彼らのような富裕層と中流階級。そして貧民層も存在すると思う。
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社長たちは自分たちの会社を守るために休みなく働いている人達が多いと思う。時間でいったら朝から晩まで週末も働いていて、週に80時間くらい働いているかもしれない。
社長の稼ぎが多いのはしょうがいないと思う。
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フランスには大企業が少ない。だからフランスの大企業の社長の給料がいいんだと思う。中小企業に押されて、大企業は経営がとても大変だからね。
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社長たちは多くもらっていても、そのお金を投資などに回していることも多いと思う。
社長のお給料がいいと羨ましがっていてもしょうがないよ。彼らはそれだけのことをしているんだ。
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僕が働いていた企業の社長は72歳になっても働いていた。現役で働いていたら、かなりの収入が入ってくるからね。
社長はお給料が良くて、さらに定年もないなんて虫が良すぎると思う。
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企業の売上げが良かったら、社長の売り上げがいいのは当たり前だと思う。
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社長によっては会社には顔を出さないで、仕事をしていないことがある。こんな社長の収入が多かったら、これは問題だと思う。
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社長には社員がいて、多くの人たちの生活を支えている。すでに社会の役に立っていると言える。彼らの収入が多いのは当たり前だと思う。
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僕の会社の社長は幽霊社長だ。彼がいなくても、会社の経営に害はないよ。彼がいてもいなくても同じなんだ。
こんな社長のお給料が僕たちの何倍もいいのは腹が立つね。
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社長のお給料がいいと言うけれど、プライベートのお金と会社の収益とごちゃまぜにしていないかな。年収が24億円なんで信じられないよ。
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他の国に比べて、社員のお給料が低いのが問題じゃないかなと思う。
会社の売り上げがいいのであれば、その富は社長が独占するのではなくみんなで分かち合うべきだと思う。
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社長になることが第一大変だ。多くの場合、高学歴である必要があるし、彼らの両親がすでに会社の社長で、会社を譲る受けることもある。
社長の待遇はいいのは、一部の人しか社長になれないからだと思う。
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これだけ収入がいいのは大企業の社長だけだ。小企業だったら、これだけの売り上げを出せないからね。
大企業も今は経営が難しい。不景気で成功している大企業の社長は相当の腕の持ち主だ。収入が多いのは当たり前だと思う。
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収入が多くても、善良な社長なら多くの社員に慕われているよ。大事なのは社長がどれだけ稼いでいるかということよりも、どれだけいい人かだと思う。
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社長になるのも大変だけど、何よりその会社を維持するのは並大抵なことではない。社長のお給料がいいのは当然のことだと思う。
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大企業の社長は払っている税金も多い。フランスの経済を支えていると言える。彼らのお給料がいいのは当たり前のことなんだ。
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ルイ・ヴィトンの社長はかなりのやり手だと思う。彼は頭もいいよ。クリスチャンディオールも一部買収したと聞いた。
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中小企業の社長になるチャンスは自分たちにもあるけれど、大企業の社長にはなかなかなれないよ。それに彼らの経営方法が悪ければ、たとえ大企業でも潰れてしまうからね。
彼らの給料が多いことは一概に非難できないと思う。
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大企業と言っても両親が受け継いだ場合には、やり手でない社長もいると思う。年収がいいのであればそれだけの働きをしてもらいたい。
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大企業は雇用を生み出し、フランスを豊かにしていると思う。社長がいなくては大企業の経営は成り立たない。
彼らの年収は企業の売上げによるものだから、彼らのお給料を多い少ないと第三者の人が言うことはできないと思う。
社長はたいへんだよね…
社長のお給料が多いことについて、
「それだけの事をしているから当たり前だ」
と思う人たちの方が多い様です。
こう考えている人たちが多いのも、フランスでは大企業の数が中小企業に比べると極端に少ないこともある様です。
ちなみに2011年の統計によると、フランスにある大企業の数は243社。これに対して中小企業の数は138 ,000社でした。
【参考URL】http://www.challenges.fr/entreprise/20141127.CHA0837/le-classement-du-vrai-salaire-des-grands-patrons-francais.html
http://www.forumfr.com/sujet636686-post10-le-classement-des-%E2%80%9Cvrais%E2%80%9D-salaires-des-grands-patrons-francais.html
社長はたいへんだから良いんだよっていうのと、フランスの最低賃金の安さと、その賃金で労働している人の多さが問題だ、っていうことね。勉強になったよ。敏腕でカリスマで社員のみんなに慕われてる社長っていいよな~!そういえばこのアルノー・ラガルデール氏、たしか若いモデルと結婚してたよね?
最低賃金が一千万ってこと?
カルロス・ゴーンはルノーからも4億くらいもらってるはず。
意外ともらってないな。アメリカの社長と比べたら屁でもない。
フランスの場合 高所得者に対する税率が日本より高いから その分 分配できてる。
最低賃金をあげれば更に失業率があがる
会社の成長率や黒字との比較で彼によって著しい成長を遂げた成果報酬で年収が上がって1位ならわかるけど違うんでしょ
最低賃金1千万てw
ぱねえ
フランスは税率が日本より高いからどうなんだろう。
かつてアメリカの識者が日本には夢がない(ビジネスマンとしての)との賜ったが、何の事はない強欲に塗れた資本主義者の本音を言い換えただけのものだったんだが、意味もわからず日本人が彼らの言う夢を生むシステムに日本自体を作り替えてしまった。まあ、強欲な詐欺師に騙されただけなんだけどね。
よく言ってたよね、経済のグローバル化ってさ。本当の意味わかってたのなんかいないんじゃないのかな、強欲な資本主義者と夢破れたリベラリストがやけっぱちになってあまつさえそいつらがコラボレートしちゃって世界を巻き込んだだけなんだよね。
>アメリカの社長と比べたら屁でもない。
別に、んなことねーよ。
フランスって、今でも物凄い階級社会。
上流の高給職をほとんど独り占めしてる。現代の貴族。
その内、また断頭台。