ウラジミール・クリチコは最高の男だ。

↑落札した人もかっこよすぎるよ。

俺もこんなかっこいいことができるくらい金持ちだったらなぁ。

↑僕が金持ちを羨む理由はまさにそれだよ。こんなことに金を出せる技量があることがうらやましいよ。

ビルゲイツみたいな恵まれない地域全体を救えてしまう財産を持っているひとだったら、何億円かどっかに寄付したって、このスレッドにコメントしている全員分の財産を集めたよりもまだ金持ちなんだろうな。

クリチコ兄弟の母親はさぞ息子たちに誇りを持っているだろうな。二人とも背が高くて、ハンサムで、学歴もあって、素敵な妻がいて、トップに登りつめた。

いつも思うんだけど、こう言うチャリティーオークションの落札者ってなんで初めから直接金を払わないんだろう。

そしたらオークションに出ているものは他の誰かが買うだろうし、寄付金がもっと増えるのに。

↑たぶん落札した人は、メダルを何としてでも家族の元に残してもらいたかったんだよ。

他の人が買ったらもしかしたら返さなかったかもしれないし、そんなの見ていられなかったんだと思うよ。

自分のこと最悪な人間だってわかってるけど、このスレッドを見て、ウラジミールはまたこのメダルを売るんじゃないかって思ったよ。

↑そしたらまたチャリティに寄付すると思うよ。

このスレッドを見るまで、ウラジミール・クリチコを知らなかったけど、今は彼の生き方は最高だと思うよ。

ウラジミールも落札者も、彼らを見ているとまだまだ世の中捨てたもんじゃないなって
思えるよ。

同じようなことが以前オーストラリアでもあったけど、人間はこんなにも優しくなれるんだと気付かされたよ。

良いカルマだ。

これはまさにWin-Winだね。

ウラジミールも落札者も素晴らしい人だ。苦労して勝ち取った金メダルを恵まれない人々の為にオークションにかけたウラジミールには脱帽するし、喜んでウクライナに寄付してメダルを受け取らなかった落札者も本当に尊敬するよ。

またオークションにかけて、もう一度寄付するべきだよ。

銀メダルをとった人は本当の負け犬になったな。

↑私の同僚でスキート射撃でメダルをとった人がいるけど、メダルを寄付しなかったからって負け犬なんて決して言わないわ。

彼女の射撃は最高よ。

自分も人の助けになるほどの才能をもった人間だったらよかったのにな。

他のメダリストたちも彼が作った足跡に続くべきだ。

以前職場でウラジミールに会ったわ。彼はとても頭がよくて驚いた。会議に行く途中、１０分くらいお話をする機会があったんだけど、英語がとても上手だったわ。

そしたらフランス人カップルに写真を求められて、フランス語で話しかけていたし、別の同僚ともスペイン語で話をしていたの。

彼はこのメダルにふさわしい男だよ。

これは素晴らしい話だね。いつも俳優とか受賞者はもっとこんなオークションとかして人々の助けになればいいのにって思っていたんだ。

そりゃ棚に飾ったトロフィーなんかからはとても達成感を感じるだろうけど、でもそれはただの物だと思う。それをウラジミールが証明してくれたよ。

僕はきっと皮肉れものなのかもしれないけれど、ちょっと僕には理解しがたいことがいくつかあるんだ。

ウラジミールも落札者もとても裕福な人たちだ。もし彼らが本当にチャリティに興味を持っていたなら１００００００ドルよりももっと高額な寄付ができたはずだよ。

しかもウラジミールははっきりとメダルを手放すと言っていたのにそれでもオークション落札者はメダルを返した。ウラジミール自身が家に置いておくか手放すかを決めたんじゃないのか？

それから、ウラジミールはもう一度オークションをしてまた同じような金額を受け取ることができる。彼が全額チャリティに寄付したことは本当にえらいと思うけど、わざわざこんなオークションをした意味があったのかな。

メダルをウラジミールに返した落札者はとても礼儀を分かっていると思ったよ。

すべての思い出の物が戻ってくるべきだなんて言っているわけではないけど、寄付する者として、この状況を考えれば返すべきだったと思うよ。

↑こんな話は意外にたくさんあると思うよ。前にチケットが２枚余ってたからって、上司に誘われてウェスタンテーマのチャリティイベントに、上司と彼女と一緒に出席したことがあるんだ。

オークションにかけられたのはミラーボールみたいにキラキラ輝いた馬の鞍で、上司はそれを４０００か５０００ドルで落札したんだ。落札後上司はすぐに会場を去ったけど、結局鞍は受け取らなかったよ。