「今の時代、フツーに仕事をこなすだけでは大金持ちになるのは難しい。奇抜な閃きや幸運、新しいことを始める第一人者になる能力など、何か人より秀でたものがないと無理」

「インターネットなどで見かける”魔法的なメソッド”とか”絶対失敗しない方法”などの宣伝は信用しないほうがいい」

イタリアの若手ジャーナリスト集団によるあるサイトは上の様に意見を掲げています。

それでは彼らはどんなアイデアを我々に出してくれるのでしょうか。幾つか次にご紹介します。

自国の物を売ったり、現地の物と交換しながら世界を旅する

実際、ロンドンでファイナンスコンサルタントをしていた男性は会社をやめ、世界を旅しながら自国の物を売り稼ぎをあげようと決心。テレビ局に旅のようすをレポートしてもらえるよう交渉しいざ出発。

アフリカやアジアの途上国を中心に回り、イギリスに帰ってきたときには元金の2倍の売り上げを得ていたそうです。その経験を本にして出版し、それが終わったらまた旅立つ予定だそうです。

不動産を競売で購入する

通常の市場に比べて、安い値段で購入できるチャンスが大きいという専門家の意見に基づいているそうです。自分の家を売らずに2件目、3件目を買える財力がある人には、良い投資になるかもしれません。

お金持ちのメンタリティーを学習する

お金持ちの父親が子供に教えるお金に対する考え方は、凡人のそれとはまったく異なるとか。

例えば、買うものの優先順位や、節約の仕方、どのように資金を捻出するかなどのフィロソフィーなど、ちょっとした考え方の違いで私たちにとっては有益なことはきっと多いはず。

まだ市場に出回っていない隠れた宝を世に出すコツ、目の付け所など、是非学んでみたいものです。

都会を脱出する

刺激や娯楽の多い都会には、どうしても支出の機会が多いものです。思い切って田舎に引っ越せば毎日の生活はシンプルになり自然に節約ができます。

新薬の人体実験をする

イタリアでは1回の実験でおよそ1500ユーロ、イギリスでは最高約3000ユーロの報酬をもらえると言われています。

これを職業にしている”プロ”もいるそうですが、誰にでもお勧めできる方法ではないかもしれません。

老人の介護をする

家族の誰も面倒を見てくれない、孤独な老人の身の回りのお世話をしてあげれば、遺産の一部がもらえるかもしれません。

こんな下心を持ってするべき仕事ではありませんが、実際イタリアでは老人ホームに入れない（または入らない）老人が、仕事を求めてやってくる東欧女性を雇って身の回りの世話をしてもらうことが少なくありません。

彼女らは部屋代や食事代など生活費一切込みで給料をもらいます。老人が亡くなった後にアパートや遺産を受け取ったりしている人もいます。互いの必要条件を満たす契約、といったところでしょうか。

企業に苦情を出す

不良品や礼儀の悪い従業員に対し上手に苦情を出すことによって、賠償金を得られることがあります。

あるパスタを買った人が、袋に記載してある茹で時間通りに茹でて失敗したため、企業に対し苦情を出したら、より高級なパスタが自宅に20袋送られてきたとか。

苦情を出す際は、フリーダイアルよりメールなどで差出人を明確にし、詳しく詳細を証拠とともに出すほうが良いようです。

そして家族、特に子供ががっかりしたなど心情面に触れ、返事が来ない際は他の団体に出向くなどの圧力をかけ、しかも冷静に礼儀ある文章を心がけることがコツ。

これだけでは大金持ちにはならないでしょうが、ある程度の足しにはなるでしょう。

その他、リアリティ・ショーに出演するとか、金持ちと結婚する、アプリを発明するなど、アイデア的には平凡だが実現には難しそうな方法も羅列されています。

これに対し届いた読者のコメントには、どのようなものがあるでしょうか。以下見てみましょう。

【参考URL】http://www.smetteredilavorare.it/2013/04/come-fare-soldi-senza-lavorare.html
http://millionaire.it/35-modi-per-fare-soldi/

まとめ

お金はないよりあった方がいいのでしょうが、夢を追いすぎて誤った道に迷い込まないように。

あまり稼ぐことに執着しすぎず、自分にとって何が必要かを自覚することが大切なのでしょう。

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