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ビットコインとはなんだったのだろうか?世界の声&キャッシュ vs  デジタル

2014/07/17
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少し前に話題になったビットコインとはいったい何でしょう?今一度忘れないように記事にしてみました。

とてもわかりにくいビットコインの概念、なぜ今まで使ってきたお金–紙幣(fiat money)のままではいけなかったのか、そもそもお金とは何のために存在するものなのか、お金の教育はどこで受けるべきなのか、時代はどんどん変遷しているようです。

その狭間に揺れる私たちのいろんな声です。

この記事に対する海外の反応

僕はビットコインの出現にすごく関心があるよ。お金は世界がどのように動いているのかの基盤となっているものの1つだからだよ。

確かにそういうお金とか紙幣に関する基本的なことって学校では教えてくれなかったよね。

ラッキーなのかな、僕の高校ではお金について少しだけ勉強できた。カリキュラムにはなかったけど先生が教えてくれたんだ。つまりお金って借金なんだって。

そうだな、自分から興味を持ってネットででも学ぼうとしないかぎり経済学も政府もそれは教えてくれない。

学校では数学とサイエンスと母国語には力を入れるけど、アートや技巧はやりたがらないし宗教科目なんかはトラブルのもとになるだけだからね。

話それるけどUSではそういった職業につながる技術ー石加工、溶接、配管、などはどんどん学校教育からはずされていってるわ。それをしたかったらカレッジに行かなくてはいけないの。

昔はカレッジに行って余計な勉強しなくてもそのまま仕事につけたのに。馬鹿げてるわ。

私はUKに住んでるけど、その問題性はどの国にもあるんじゃないかしら。学校教育が終る前に自分のやりたい選択肢をいくつも持てるように教育はあるべきよ。

大卒が多すぎて資格もそこら中に溢れかえっているけど無駄ばかり、教育費のためみんな借金して、全体のシステムがとても非能率的だと思う。

職人気質のある子は小さいときからもう仕事ができるのに今の時代は二十歳になるまで待たなければいけないわけよね、安全運転で行こう~アメリカ!!

話を元に戻すと’お金とは借金’ってどういう意味だい?まるで資本主義者の物の見方みたいじゃないか。

まあ、それはつまり、借金というのはまた0に戻るっていう考え方だよ。

例えば君が銀行に200ドル預けて僕が500ドル預ける。そこにボブが来てボクらの預けたお金から600ドル借りるとする。借金ができるが僕と君のお金は記帳上減るわけではない。

お金は預ける側と借りる側の双方向で実質残金はゼロまわりで動いてるんだ。

そしてこのコンセプトが「お金は借金」という言い方で語られるんだよ。そしてそういう意味では銀行もお金を持っているわけではなくて君に借金してるってわけ。

サンクス。よくわかったよ。でもお金についてさらに、銀行抜きに説明してもらえないかな。

近年の世界で起きているお金の概念はとても変容しているようじゃないか。

最近では紙幣は確かに’借金’だけど、もともとお金というのはそれとは逆で’富の保存’ではないかな。

そして’市場での商品を交換するもの’だと思う。

お金が価値が一定であるために必要な要素は、’代用性’、’まれであること’、’耐久性’、’明解性’であって、ビットコインはそれら全ての資質に富んでいるんだよ。

そういうことを学校で教えたら学生がみんな独立心がついて客観的で自由な精神を持ち始めて親の言うことなんか耳に入らなくなってしまうじゃないか。

私はアメリカの南東部の学校だったけどお金についてずいぶん教育されたわよ。

ゴールドやシルバーが交換価値だった時代から貨幣への変容の歴史、とかマーケティングのこと。

そして別なクラスでさらに銀行の残高の見方やファミリーのなかの予算の組み方や借金の避け方、釣り広告に載せられないための方法なんかまで習ったわよ。

みんなけっこう低レベルな学校に行ってるのね。

UKだけど私の学校では自分の経済的な財産の管理のしかたは教わったわ。

僕はカナダの小学校に行ったんだけどある授業で投資のやり方とかビジネスの始め方を教わったけど、その授業、始まって1年半後に廃止になってた。。

原料そのものの価値がお金だったゴールドやシルバーの時代からずいぶん変わったもんだな。

ビットコインは使わなければただの数字だもの。

伝統 vs デジタルな通貨と言うと最も言えてると思う。僕は両方ともfiat=不換紙幣だと言えると思う。

でもfiatというのは政府が承認したお金なんじゃない?ビットコインは違うぞ。

そもそもfiatという言葉の意味は「法令にもとづく」だよ。

いや、fiatの語源を探れば’let it be done’でビットコインも’誰かが言い出したそのものの価値’という点で以前からの貨幣のあり方とは変わらないはずだ。

僕は反対だ。誰もそれに価値を与えたわけではなく、誰も強いられて用いることもなく誰もそれに税金をとられたりしない。だからそれはfiatではない。

もし政府がビットコインを受け入れ始めて借金制度を導入し、税も取り始めたらfiatになるわけかい?

まあ大雑把にいえばYESだな。

僕はビットコインとは新生物的だと思ってる。

政府から任命されたfiatとは隔絶された「合意のもとの」通貨だ。

私はオランダの学校で不換紙幣fiat moneyについて習ったときはゴールドのような本意貨幣intrinsic valueと信用にもとずく不換貨幣fiat moneyという風に教わった。

ドルとビットコインはfiat moneyの例だったわ。

しかし、君たちはいったい紙幣というものがどうやって生まれたのかわかっているのか?

ジョージワシントンが神様からUSドルをうけとったんだろ?笑

一番大事なポイントはビットコインの出現によってボクらが「お金って一体何?」ってことをこうやって口に出して話し始めたことなんじゃないかな。

私はそれ以上だと思う。これは単にはじまり!今までの現実の身体性、実際性が崩れ始めたのだよ。

いままでの制度に奴隷のように使われていた人々がそこから自分の足で歩き始めているのだよ。

皆さんのコメントを読みながらビットコインについて考えを進めています。いつか試してみたいと思ってるのですが、妻がまだちんぷんかんぷんでわからないようです。

はぁ〜むずかしいよね。

ああ、わかります。僕も実際にはまだ投資はしたくないし当分はしないと思う。でもこういう議論の場に参加して話すのはいい。

ビットコインは従来の通貨概念をくつがえすほんとうに面白い実験的創造的アイデアだと思うよ。これが実現すると全体のインフラと物事のプロセスでさえそれにしたがって変わって行くことになるんだ。

まとめ

貨幣とはこれまで使われてきた過程に土地に根ざしたいろいろな歴史があるものです。

現在なんの気なしに使っているコインや紙幣も永遠に続いてきたモノではないし、これから永遠につづくものでもないということがわかるとなんか変な気がしませんか。

ある日突然知らせが来て持っている財産が明日から使えなくなるかもしれないという不安と恐怖でその日に稼いだお金を全部使い果たそうとしたことが昔の中国にあったそうです。

政情が揺れ動き、あす王朝が変わると皇帝の名前が記された紙幣は翌日からただの紙切れになってしまうからです。

自分の財産をどう使うかに頭を使うことも大事ですが、冒頭の意見にあった”お金について知ることは世界がどのように動いているかの基盤を知ること”というような視点も大切だと感じました。

世界にはいくらのお金があってどうやってお金の増減をしているのか。あまりにも複雑すぎて貨幣ってたった一言では説明ができない。つまりどういうこと?っていうお金についての話を永遠と書いていこうと思ったのがこのサイトのきっかけ。

そういう経済的な難しい話よりも日常でさらにお金に関する記事のほうが面白いのではないのか?ってね。まっ難しい内容が書けなかったっていうのは秘密。

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