テロとはほぼ無縁だった日本。しかし、イスラム国による日本人殺害を機に、日本でもテロに巻き込まれる危険性や恐怖感を日々実感するようになりました。
ヨーロッパでは、テロとの戦いは珍しいことではありません。イギリスではテロに対する恐怖心と背中合わせの生活を送って約10年ほどが経ちます。
記憶にある方もいると思いますが、イギリスでは2005年7月7日に、イギリスで初めての自爆テロがロンドの地下鉄3ヶ所とバス1台に発生しました。
このロンドン同時爆破テロにより、実行犯4人と罪の無い52人の尊い命が奪われてしまいました。
今回は、この爆破テロで愛する父親を亡くした青年の、実に悲しいお話を紹介します。
消えた賠償金5万ポンド
アダムさんは11歳の時に、父親リチャードさんをロンドン同時爆破テロで失います。
アダムさんは父親の死後、犯罪被害補償制度により補償金5万ポンド(約900万円)を支給され、この補償金は彼が18歳になるまで信託基金に預けられていました。
そして、18歳になり、自分でお金の管理をしなければならなくなったアダムさんは、この大金の使い道がまだ見つからないとして、信頼できる母親ルイーズさんに管理をお願いします。
そして何年かの月日がたった2013年。
彼は住み慣れた故郷を離れ、ロンドンへ移住する事を決断します。
そのため、アダムさんはこの引越し資金として、ルイーズさんに預けていた彼の補償金の返還を要求します。しかし、親愛なる母親ルイーズさんから信じられないような言葉が返ってきたのです。
ルイーズさんは、自らも受け取った補償金25万ポンド(約4500万円)と彼の補償金の殆どを、7匹のチワワと新車の購入、高級ジャグジー、そして高級ホテルでの食事などに使い果たしてしまった、と言うのです!
泥沼化する母と子の関係
アダムさんは何度もお金を返還するようにお願いをするものの、お金を返すどころか、息子の将来へ託されたお金を使い込んだ罪悪感さえも感じられない母親。
2013年11月、ついにアダムさんは補償金の返還を求めて民事訴訟を起こします。
その結果、裁判所はルイーズさんが使い込んだ4万3750ポンド(約787万円)の返済を求める判決を下します。しかし、それでも返還を拒むルイーズさん。
そのため、最終的に詐欺容疑で刑事事件へと発展してしまいます。ところが、それでもなお返還を拒み続けたルイーズさんに対して、なんと禁固刑30ヶ月の判決が下されたのです。
母親は良心の呵責を感じるどころか、訴えたアダムさんに対して携帯電話のショートメッセージで裁判を取り下げるように何度も脅迫するなど、精神的にアダムさんを追い詰めていました。
現在は20歳になったアダムさんは、「期間は少し長いと思うが、禁固刑は当たり前の判決。同情の気持ちは全く無い。刑務所暮らしの間に少しでも反省してくれれば…」と話しています。
-
なんて酷い母親だ。
-
彼女は自分がしたことに対して反省すべき。自分の子供に対してこんな酷い事をする母親っているの?
-
こんな母親がいるなんて信じられない。禁固刑には賛成。刑務所に居る間、彼女が自身の息子にした事をよく考えて欲しい。
大金も無くなり一番大切な息子まで失った。きっと彼女の無くなった夫も天国から嘆いている事だろうに。
-
ルイーズさんは家や所有物全てを売却して、自分の息子にお金を返すべき。
-
一番腹が立つのは、ルイーズさんもそれなりの補償金を貰っていたという事。なんて欲深い人なんだろう。
-
30ヶ月の禁固刑なんて短すぎる。
-
親として、彼女が自分の息子に対して行った行為は理解し難い。アダムさんは父親を失ってかなりの精神的な苦労をしてきただろうに。
18歳という若さで5万ポンド(約900万円)が高額な金額で、使用に慎重になった所は本当に偉いと思う。そんな彼を裏切った母親は許せない。
-
アダムさんは正しい事をしたと思うし、母親に対して腹が立つのもしょうがない事だとも思う。少しずつでも、彼に返済をしていって欲しい。
-
彼の母親が裁判所の判決に上告したなんて信じられない。全く反省してないよね、この母親。
-
アダムさんには、本当にがんばって人生を歩んで行って欲しい。彼の幸福を祈ってるよ。
-
アダムさんの父親は天国で悲しんでいるはず。アダムさんが受け取ったお金は彼のためのお金で、彼の将来を少しでも楽にしてあげるためのお金のはず。
そのお金を盗んだ母親が本当に許せない。
-
自分の両親を信じられなかったら、誰を信じればいいわけ?刑務所で自分の夫だけではなく、息子まで失った事を深く考えて欲しい。
-
母親を訴えた事に対して罪悪感を感じて欲しくない。アダムさんは正しい事をした。これは絶対に彼の母親が悪い。
-
18歳の息子がお金を無駄遣いせずにしっかり計画を立てることが出来る慎重さと常識があったのに、彼の母親にはその能力が無かったなんて…。
-
なんて欲深い人なんだろう。自分の夫は1年ほど重い病気にかかっていたけど、彼の預金やクレジットカードを使い果たそうなんて思いもしなかったわよ。
-
お金で人生を台無しにする人は居るけど、自分の息子のお金を悪用してまで欲しい物って何?
-
7匹のチワワ?そんなに飼ってどうするわけ?
-
ルイーズさんは良い母親だったけど、お金に目がくらんだのか、それとも初めから欲深い女性だったのか、どちらでしょう?
-
アダムさんに全額を返還するまで刑務所に居るべき。
-
アダムさんは本当に辛い立場にいると思う。初めは母親にお金を盗まれたショック。今は自分が母親を刑務所に送り込んだ事に対する罪悪感。本当に悲しい話。
どうなる?この計画
テロで父親を失ったことで支払われた賠償金を、自身の母親にほぼ全額使用された、と言う悲しい話。
アダムさんは裁判の後で、自分は幼い頃に父親を失い、今度は母親を失った、となんとも悲しい発言をしています。
ちなみにアダムさんの母親は、既に新しいパートナーとの間に3歳児の子供をもうけているそうです。
ルイーズさんがここまでお金に執着したのは、テロと言う悲惨な行為で愛する人を亡くした痛みから生じたものなのか、それとも、もともと欲深い人間だったのか…。本当のところは当事者だけにしかわかりません。
刑務所に居る間、ルイーズさんの人生を振り返る良い時間となる事を祈るのみです。
【参考URL】http://www.dailymail.co.uk/news/article-2916656/Widow-7-7-bombing-victim-jailed-two-years-eight-months-stealing-43-000-son-s-compensation-blew-cars-Jacuzzi-seven-chihuahuas.html
http://en.wikipedia.org/wiki/7_July_2005_London_bombings
生活が苦しかったとかどうしても必要なものを買ったとかならまだしもチワワ~!!でも愛する夫を失って愛情に餓えてたからチワワを…いや、でもなぁ。心の闇はほんとに当事者にしかわからないね。ほんと、アダムさんには幸せになってほしいよ。
元々欲深い人だったんだろ。
父親をなくした痛みだけだったら、それこそ息子を大切にするはずだよ。
いやわかる。親に預けたお年玉は全て盗られてるわ
うわぁ・・・
更に他の男との間に新しい子供作ってんのかよ胸糞
ポンと大金が手に入ると人は変わるからな
母性より物欲と性欲が勝った女だったんだろうね
不動産を差し押さえてでも息子が受け取るべき金をこの馬鹿母と新しい家族に捻出させるべき
親に貯めてたお年玉盗まれた事思い出したよ
この親も大金に目がくらんだとかじゃなく、はじめから毒親だったんでしょ
母親は悔い改めますように(ダメだと思うけど)
息子さんは幸せになるように祈っときます
急に大金が入ると金銭感覚が狂う。そんで金を使いはたしてもまだその金銭感覚は戻らない。
お年玉はな、また別の子へのお年玉に転用されるんだよ。同じお金がグ~ルグルと親戚中をめぐって、最終的にどこの家も±0になるように、ちゃんと暗黙の了解があるんだっての。
イギリスでは昔からテロはあったはずだが?
2005年が最初ではなかろう
テロの二次的被害。
18歳の時点で2012年なのにその後何年かの月日が流れても2013年?
18歳で親に金を預けるような甘ちゃんだったのが悪いし
もともと泡銭の900万なんてなかったものと思えよ。
そんな金のことで親相手に訴訟まで起こすなんてこの息子も大概だろ。
脅迫した親も子供に900万も渡す国もクソだけどな。
どうした?おまえも親に裏切られた口か?w
お前の性根も相当腐ってんなw
お前見たいのを生んで育てた親もくずだけどなw
女だなあ…