いきなりですが、読者の皆様に質問です。世界にはどれだけの国で、王室が未だに存続していると思いますか?
正解は27ヵ国。君主(皇帝や帝王など)が完全に権力を握っている「絶対君主制」と、日本のように君主の権利が憲法によって定められている「立憲君主制」と、制度は異なるものの未だに様々な国で王室は存続しています。
巨万なりその資産!お金持ち王室ランキング
王室といえば、華やかなイメージが付き物ですが、ここで並外れた資産力を持っている王族を紹介しましょう。
ムスワティ3世(スワジランド王国):資産1億ドル(約111億円)
アフリカで唯一、絶対君主制が継続されているスワジランド王国。しかし、王室の膨大な資産にも関わらず、国民の大半が貧困にあえいでいると言われています。
エリザベス2世(英国女王):資産5億2050万ドル(約580億円)
国内外の島々やロンドンの一等地など、数多くの不動産を有し、イギリス第一の「大地主」となっています。
スルターン・カーブース・ビン=サイード(オマーン国王):資産7億ドル(約780億円)
1970年に当時王であった父親を追放し、現在の座についている現国王。オイルマネーで贅沢三昧の生活を送っているようです。
アルベール2世(モナコ大公):資産10億ドル(約1114億円)
カジノ産業などのビジネスで膨大な利益を上げていますが、彼の姉のカロリーヌ公女と妹のステファニー公女の資産額もそれぞれ1億ドル(約111億円)。そして大公の妻、シャルレーヌ妃の資産総額は1億8500万ドル(約206億円)という大富豪一族。
シャイフ・タミーム・ビン・ハマド・アール=サーニー(カタール首長):資産20億ドル(約2200億円)
2013年にカタール史上最年少の首長となった方。また最近では、サッカーワールドカップの不正疑惑などでも騒がれている王族です。
ムハンマド6世(モロッコ国王):資産21億ドル(約2340億円)
珍しく国民に人気の王。それもそのはず、毎月貧しい国民を食事に招いているのだそうです。
ハンス・アダム2世(リヒテンシュタイン公):資産35億ドル(約3900億円)
欧州の王族で最大の資産家。証券や不動産、自らが運営する財団などから安定した収入を得ています。
アジム王子(ブルネイ):資産50億ドル(約5500億円)
石油資源が豊富なブルネイ王国のサルタン国王の次男、アジム王子。パーティー好きで、多くのセレブを破格の報酬で雇う事でも有名。ちなみに彼の父親である国王の資産総額は200億ドル(約2兆2200億円)。
ハリーファ・ビン・ザーイド・アール・ナヒヤーン(UAEアボダビ首長):資産180億ドル(約2兆円)
アボダビ首長国の首長であると同時に、2004年からは第2代アラブ首長国連邦の大統領でもあります。
アルワリード・ビンタラル王子(サウジアラビア):資産231億ドル(約2兆5700億円)
アラブで最もお金持ちの王子。資産の多くは、様々な投資によって膨らみ続けているのだそうです。
プミポン国王(タイ国王):資産300億ドル(3兆3400億円)
そして世界の王族の中で最もお金持ちなのが、タイのプミポン国王。公共投資と不動産投資で現在の富を築ぎあげたと言われています。
イギリスを支配するほどのカタール王族の爆買い
そして最近、上記の王族達の中でも、物凄い勢いで海外投資を行っている王族がいます。どの王室だか分かりますか?
実は、カタール王族。特に、かつて保護領として事実上植民地化されていたイギリスへの投資意欲は物凄いもので、次々と不動産やイギリス企業の株式を買い占めているのです。
ではここで、これまでにカタールがイギリスで買い取った主なものを紹介しましょう。
① ザ・シャード
ヨーロッパで最も高い超高層ビル。このビルの95%はカタール王族が所有。
② ハロッズ
イギリス老舗高級百貨店「ハロッズ」を2010年に約15億ポンド(約2410億円)で買収。
③ オリンピック選手村
ロンドンでオリンピックが開催された際に使用された選手村。カタール王室は5億5700万ポンド(約896億円)で買収しました。敷地内にある1439の物件を管理及び販売を行っており、10億ポンド(約1610億円)の利益を得たと報道されています。
④ 元アメリカ大使館
ロンドンの超高級街に位置する建物を2009年に買収。
⑤ ワンハイドパーク
ロンドンに建設されたこの最高級マンションは、英国の不動産会社とカタールが共同で所有。
⑥ チェルシーバラック
英国防省が以前所有していた建物を2007年に9億ポンド(約1449億円)で買収。
⑦ カムデン・マーケット
観光地としても有名なカムデンマーケットの20%を所有。買収額は約8000万ポンド(約128億円)という噂。
⑧ コノート、バークレー
ロンドンにしかない超老舗の5つ星ホテル。このホテルの運営企業の64%を所有。買収額は16億ポンド(約2576億円)と言われています。
⑨ ロンドン証券取引所
10%を所有。
⑩ バークレイズ銀行
イギリス大手銀行の7%を所有。
⑪ クラリッジス
⑧に紹介したホテル会社が所有する創業1815年の、これまた超老舗の高級ホテル。
⑫ カナリ・ワーフ
ロンドン東部で行われた大規模ウォーターフロント再開発地域。買収額は26億ポンド(約4186億円)。
⑬ コーンウォール・テラス1、2、3
ロンドンの高級地にあるお屋敷3つを買い取り、今では2億ポンド(約322億円)のパレスへと大変身。
⑭ セインズベリーズ
イギリス大手のスーパーマーケット。今では26%を所有し、最大の株主となっています。
⑮ ヒースロー空港
2012年より20%を所有。買収額は9億ポンド(約1449億円)。
⑯ アイリーン・エイガス
最も最近のお買物は、スコットランドのハイランド地区にある、個人所有の島に建てられたお屋敷。購入価格は700万ポンド(約11億円)と報じられています。
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イギリス国内には、未だにイギリス所有の物があるのだろうか?
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そろそろ、自売りするのをやめるべきだよね。
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イギリス人として、非常に腹が立つ話。
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イギリスがとうとう植民地化される時代になったんだ…。
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カタールが、テロ国に正式に指名されない理由がわかったような気がする。
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カタールや中国からいつか痛い目に合わされるのは、時間の問題だよ。
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現政権は恥知らず。
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金の為なら何でもする、ボンボンの集まり。
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テロの脅威とか国民には散々言っといて、イスラム国やアルカイダに資金援助をしているカタールからイギリスは資金援助を受けているってどういう事?
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イギリスもテロ国という事なのでは?
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中東のお金持ちに買い物をさせる代わりに、多くの難民の受け入れを拒否するなら、聞かなかったことにしてもいいけど。
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外国人が投資できる金額の上限を定めるべきだよね。
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カタールはじきに湾岸諸国に飲み込まれるよ。
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↑そうだよ。石油がなくなれば、彼らの収入源はゼロなんだから。
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ロンドンは、ロシア人、中国人、インド人に既に占領されてるよ。
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イギリス国内はここ数十年、住宅不足と言われてるんだけど…。
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イギリスは既に植民地化されてるね。
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カタール王族がエリザベス女王よりも、イギリス国内でより多くの土地を所有しているというのは、ショッキングだね。
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ロンドンで一般庶民が家を購入できないのは、彼らのせいだよ。
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金持ちは金持ちに、貧乏人はもっと貧乏へ。政治家は何をしてんの!?
媚びを売り続けるイギリス政府
上記に挙げたのはほんの一例。カタール王室は、英国王室所有の「メイの城」や、300年以上、英国王室が主催してきた競馬大会「ロイヤル・アスコット」でも、史上初のスポンサーをも務めているほど。
カタールは、イスラム原理主義組織「ハマス」「アルカイダ」「タリバン」、そしてIS(イスラム国)に資金提供をしていると言われています。
しかし、現イギリス首相のキャメロン氏は、イギリス国内で多額の投資を続けるカタール王室を歓迎し、今後はロンドン中心部だけでなく、イギリス全土に渡る投資を行うように働きかけているとも言われています。
2015年の10月には、中国の国家主席をも大歓迎し、バッキンガム宮殿で晩餐会を開いたイギリス政府。テロリスト支援の国であろうと、人権を軽視した独裁政治を行う国であろうと、投資をしてくれる組織には媚びを売りまくる現イギリス政権。
全世界を植民地化してきたイギリスが、気が付けば他国に乗っ取られていた、という事態にならないといいのですが。
【参考URL】http://www.dailymail.co.uk/news/article-3401468/Qatari-billionaires-Lords-manor-snapping-550-acre-Scottish-estate-add-property-portfolio-includes-Harrods-Shard-Olympic-Park.html
大英国さまもこうなりゃ形無しだね。かつて支配していた国に媚び売って、こんな風に反撃されるなんてね。
貧窮したら「また」戦争すんじゃねーの?前もそうだったしね。
ブリカスがクズなのは今更だから驚きも何もないし。
あえてイギリス経済にガッチリ食い込ませて投資を引き上げられないようにする策略だぞ
ブリカスはカタールから搾り取れるだけ搾る気だし、都合が悪くなれば即効で居直るぞ
昔石油会社を国有化されたみたいに一方的に国有化してみりゃええんやない?
天皇家の資産800兆円(終戦直後でこれだから、現在は天文学的数字に成ってるはず)
に比べればカスみたいなもん。
王室多々期待のわかるが
捏造してまでたたくと後からやり返されるからやめてくれよなあ
気味みたいな馬鹿が左翼の正当性なく住んだよ
国の資産なのか個人の資産なのか曖昧だな
因果応報
英国はこのへんで植民地の気分を味わうがいいさ
不動産への投資なんてして貰う方にとって良い事だらけ
イギリス側が一方的に儲けてるって事だよ
イギリスが昔やってたみたいに戦争で奪うのとは違ってね
それなのに国の誇りがとか何考えてるんだろう
一方 日本では皇室が運万円の服を着用してただけで大批判が
石油がなくなったらまたラクダの遊牧で暮らすのかな?
ブリカス(笑)
テロ支援国認定で全ての資産凍結か(笑)
あ、多分カタールの政権打倒組織にその内金と武器を渡すんだね?(笑)
ホントにブリカスは鬼畜や(笑)
イギリスには隕石が落ちて滅びたらいいと思うよ
こういう記事読むと、英国国民の怒りはいかほどかと思うよ。
次の選挙では反動がすごそう。