かつて日本は、先進国の中で非常に喫煙率の高い国の一つだったということを知っていますか?
この喫煙率の高さに対応して、日本では2000年より喫煙に関する様々な政策が立てられました。タバコによる健康被害などの正しい知識の普及や、公共の場などでの喫煙の禁止など、様々な取り組みを、国の政策として行うようになったのを覚えている方もいるのでは?
このような働きかけのおかげで、現在では先進国の平均的レベルまで喫煙率は下がっているのだそうです。
しかし、タバコ被害は喫煙者だけに限ったものではありません。
非喫煙者も喫煙者の吸っているタバコの煙を吸うだけで健康に被害が及ぶ、いわゆる「セカンドハンドスモーク」と言う現象があるのです。
また、ここ最近では、長期にわたってタバコを吸い続けた場所では、そこの壁や家具などに有害物質が付着し、この付着した有害物質が害を発し続ける「サードハンドスモーク」と言う言葉も生み出されています。
タバコの被害は、日本に限った問題ではありません。イギリスでも大きな話題となってます。
イギリスでは2007年より、全ての飲食店、職場、交通機関などの公共の場での喫煙が一律禁止になったのと同時に、同年の10月からは、タバコが吸える年齢が16歳から18歳に引き上げられました。
また、如何なる理由であれ18歳未満の者へタバコを販売する事を一切禁止する法令も出され、違反した店では最高2500ポンド(約46万8000円)まで罰金を科せられるようになったのです。
さらに、5年後の2012年からは、タバコ売り場のタバコを客から見えないように、戸を閉めるなり、カーテンを閉めるなりして隠すように義務付けられました。これは喫煙者や若い世代にタバコを身近に感じさせなようにする心理作戦なのだとか。
しかし、イギリス政府はこれだけではまだまだ満足がいきません。今回イギリス政府がまたまた新たにタバコに関する法令を考えだしたのです!
車での喫煙に注意!!
今回大臣達によって提案されたのは、18歳以下の子供が乗車している車の中でタバコを吸った場合、50ポンド(約9370円)の罰金が科せられるという案です。
これは、同乗していた他の大人が車内でタバコを吸い始め、運転者が喫煙を止めるのに失敗した場合でも、同様に運手者側へ50ポンドが科せられてしまうとの事。
この法案の主な理由は、子供をセカンドハンドスモークによって引き起こされる様々な健康被害から守るためだそうです。この法案が順調に可決されれば2015年の10月から執行される事となります。
この法案は、総理大臣を含めた多くの大臣と健康に関する運動化達からは絶大な支持を受けているものの、どうやってこの法令を執行するのかに疑問を抱いている人が多くいるのも事実です。
車中でタバコを吸うと職務質問を受ける?!
イギリスのJAFに相当する機関、RACのピーターさんは、子供の健康被害を考えると最もな法案だが、実行するのはかなり難しいと思うし、あいまいな部分が多いい、と指摘します。
また、不景気で公共費用が大幅に削減されており、費用削減の一環として警察官もリストラの対象とされています。
警察官の数が既に減り、彼らの業務に膨大なプレッシャーが掛かっている事を考えると、警察官が今以上の業務をこなすことができるのか、と言う疑問の声も上がっているのです。
しかし、保健相のジェーン・エリソンさんは、
「セカンドハンドスモークは子供の健康に非常に悪影響なもの。このセカンドハンドスモークから子供達を守るためには、屋内だけではなく、車中でも子供達を守らなければならない。多くの大臣や国会議員たちがこの案を支持している」
と反論しています。
この法案は、まず初めにイングランドのみで実行され、その後、ウェールズとスコットランドにも適応されるそうです。もしイングランドでこの法案が可決されれば、キプロスに次、ヨーロッパでは2番目に同様の法案を実行する国とります。
ヨーロッパ外では、オーストラリア、アメリカの幾つかの州、そして南アフリカでは既に似たような法案が実行されているのだそうです。
【参考URL】http://www.dailymail.co.uk/news/article-2877809/Smokers-light-children-car-face-fined-50-new-Government-crack-down.html
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%97%A5%E6%9C%AC%E3%81%AE%E5%96%AB%E7%85%99#.E6.97.A5.E6.9C.AC.E3.81.AE.E5.96.AB.E7.85.99.E8.A6.8F.E5.88.B6
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%89%E6%AC%A1%E5%96%AB%E7%85%99
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国民への教育にお金をかけるよりも、国民からお金を取るアイデアが先に来る政府の考え方が怖いね。
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携帯電話を片手に運転しているアホなドライバーを取り締まる事が出来ないのに、タバコを吸っているドライバーをどうやって見つけ出すつもりなんだろう。
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まだまだイギリスは過保護国家だよね。
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プライベートな事まで国が関与しすぎ。自分の車は、自分だけのスペース。何をしようと勝手でしょ!!
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子供が乗車している車内で喫煙を禁止するのに何の意味があるの?
警察は危険運転、スピード違反、携帯を使用しながらの運転などを全く取締りが出来てないのよ。何も出来てない警察に仕事を増やしてどうするの。
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車の盗難事件の取り締まり強化はどうなったの?
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警察の時間の無駄。彼らがやらないといけない事は他に沢山あるはず。
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職場の車でタバコを吸うのは禁止されてるの知ってた?誰も守ってなんかいないよ。
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すごいタバコくさい母親の車で毎日学校へ下登校していたのを今でも覚えてるよ。良い思い出だけどね。
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法律上18歳からタバコをすえるのに、車の中で吸うと違反になるわけ?
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今のイギリス総理大臣は歴史に名を残すほどの馬鹿だよ。
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高速のサービスステーションには、喫煙者だけが入れるカフェが流行りだすよ、きっと。
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これは喫煙に関しての規制ではなくて、個人の自由に対する迫害だよ。
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こういう記事を見ると気が滅入るよ。
セカンドハンドスモークの科学的証明はまだ確立されてなくて、科学者の間でもまだ賛否が議論されてる。
不思議な事に、タバコの煙よりももっと汚染がすごい場所に連れて行っても何も言わないくせに、タバコの事になると急に態度を変える。変な話だよ。
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アホらしい法令だよ。誰が取締りをするわけ?警察がいちいちタバコを吸っている人の車を止めて職務質問するわけ?いかれてる。
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将来は、子供のいる家庭は、自宅でもタバコが吸えなくなるんじゃない?
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この法令が執行された日からは、子供達には歩いて学校に行ってもらわないとね。
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やったー。これで国の膨大な借金返せるんじゃないの?
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今のお年寄りって、何処に行ってもタバコくさい環境の中で育ったのに、若い世代の平均寿命よりも長く生きてんだよね。これはどう説明されるんだろうね。
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政府にとっては、タバコの煙は有害だけれども、車の排気ガスは無害みたいね。
まとめ
イギリス肺財団は、毎週50万人ほどの子供たちが、車中でセカンドハンドスモークの被害にあっていると発表しています。それを裏付ける証拠として、毎年30万人ほどの子供がセカンドハンドスモークが原因とされる理由で、病院へ診察に訪れているのだそうです。
このイギリスで新しく提案された法案。子供をセカンドハンドスモークから救うためのものか、それとも、個人の自由を侵害する法案なのか?貴方ならどう受け取りますか?
この人気のないブログの管理人が嫌煙厨なのはよくわかった
まあな、イギリス人は過剰反応がすごく多い人間だもんな。
世界中の文化や環境をこわし現在のイスラエルやイスラムのISなんてあいつらの利益を追った結果じゃないか。オーストラリアの文化もこわし自然をこわした上で「私たちは自然を再生させる」なんていいながら元に戻せない状態にしておいて「俺たちは人間の中で最上だ」とわめきやがる。クソだな。人間として存在しない方が良い。やるなら、イギリス人全てを滅亡させることをいとわないでISをつぶせや。そっちの方が先じゃ。そのぐらいの覚悟がなかったら何をしようが信用しない。
嫌煙の人のストレスの溜まり具合みたらどれだけ嫌煙が害をもたらしてるか分かるでしょ。
日本はもっと嗜好品にゆるやかになって短命を助長していく方向で良いよ。
味気ない人生より太く短く生きる社会のほうが生き生きして良いでしょ。
同時に延命治療についての議論もね。
長寿世界一位と二位がいずれも喫煙者だったことは
どう説明するのだろう。
偶然で済まされるはずはないと思うが。
国による国民への差別に対して、「国民の側から賛成」を申し上げます。
国は国民の側が一枚岩ではないことをもっと利用して増税するべき。
さらに言うなら、これが純粋増税ではなく、代わりに何かが減税されるのならもっといい。
ここまでするなら売るなよと思う
ここまで行ったら売るなよとは思うが、一方で嫌煙ガー嫌煙ガー言ってる人の勝手な自己中心的言動見てるとそれもどうかなと思わざるを得ない。
嗜好品で科学的に他人の健康被害を起こすものって、たばこ以外に何かあるのか?
喫煙者の横暴が減るなら社会的に良いですな。
>味気ない人生より太く短く生きる社会のほうが生き生きして良いでしょ。
他人の人生を短くする権利は喫煙者にないでしょ。