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審査の緩いキャッシングなんてない!借りられないときはどうすべき?

キャッシングを利用したいと思った時、やっぱり誰もがちょっとは不安になるものですよね。「怪しい業者じゃないかな?」「返済していけるかな?」といった不安もありますが、「そもそも審査に通らなかったらどうしよう…」という心配が出てくる人も多いと思います。

そんなとき、審査の緩いキャッシングを求めてしまうのは、人としてごく普通のことです。しかし、残念ながら審査の緩いキャッシングというものは、基本的にあり得ません。業者もお仕事ですから、誰にでも貸すなんてことはないですよね。

今回は、そんな厳しい現状を前提に、自信の無い人はどうすれば借りやすくなるのかをお話していきます。ぜひ参考にしてくださいね!

カードローンにはこんな業種が!業種ごとの特徴をおさらいしよう!

冒頭で、審査が緩いキャッシングやカードローンは原則としてないことをお伝えしました。それを読んで「じゃあどうすればいいの?」と思った方もいらっしゃるかもしれません。

今借りられない人でも、一生借りられない状況が続くわけではありません。どうすれば借りやすくなるのか知るために、まずはカードローン業者の種類などについて改めて知っておきましょう。

3種類の業種がある

カードローンもキャッシングも、カードを使って限度枠内でいつでも何度でもお金を引き出せるというもので、基本的には同じ意味です。でも、取り扱う業者によって、微妙な差があります。

カードローンを取り扱う業者は3つあり、それぞれ以下のような特徴を持っています。

業種 業者の例 特徴
消費者金融系 ・アコムなどの大手消費者金融
・フクホーなどの中小消費者金融
・利便性が高い
・金利が高め
・総量規制の対象
信販系 ・三菱UFJニコスなどのクレジットカード会社 ・利用開始まで時間がかかりがち
・金利が高め
・総量規制の対象
銀行系 ・三井住友銀行などの都市銀行
・愛知銀行などの地方銀行
・ジャパンネット銀行などの新しい業態の銀行
・信用金庫や農協などの地域密着型金融
・大手なら利便性が高いものが多い
・金利が低め
・総量規制の対象外

同じ業種でも会社によって差はありますが、おおむね上記のような業種による特徴があると思っておいてください。

中でも大きな違いは、金利です。同じ金額を借りるにしても、金利が高いところだと返済金額が大きくなってしまうのでご注意ください。

総量規制とは?

もう一つの大きな違いが、総量規制の有無です。消費者金融系と信販系は、総量規制の対象となっています。

総量規制とは貸金業法によって定められている借り過ぎを防ぐためのルールで、借入総額は年収の1/3までとするというものです。つまり、収入がゼロの専業主婦や無職の人は、0×1/3=0なので、たとえ家族に安定収入があっても借りることはできません。

銀行カードローンであれば、この総量規制の対象外となっているので、返済能力を認められれば専業主婦でも借入れできる可能性はあるというわけです。

審査基準に違いはあるのか

金融業者に3種類あることをお話してきましたが、気になるのが業種によって審査の厳しさに違いがあるのか、というところですよね。

「○○は審査が緩い」なんてことがネット上や口コミでまことしやかに囁かれたりするので、審査が緩い業者があると思っている人も多いことでしょう。(⇒キャッシング審査に通る?通らない?緩い?

しかし実際は、業種によって審査が厳しかったり緩かったりすることはありません。

どの業種のどんな金融会社も、利益を出さなければなりませんから、返してもらえない人に貸すようなことはするはずがありません。

返済能力がない人は、どの業種に申し込みをしても否決となるはずです。もしもそのような人が借りられるなら、その業者は違法業者、すなわち闇金である可能性もありますので、くれぐれもご注意ください。

カードローンを取り扱う業者には、銀行・消費者金融・信販会社の3種類があるのですね。それぞれ特徴がありますが、大きな違いは金利と総量規制にあることは知っておきたい情報ですね。

どの業種のカードローンでも審査が甘いということはなく、きちんと返せる人にしか貸してくれないのは共通しています。

今は保証人が不要で、カードローン会社が契約している保証会社が保証するので、審査で保証会社に返済能力を認められないと否決になるというわけです。

審査はどんなふうに行われるの?一番大切なのは信頼と個人信用情報!

貸金業者には3種類あり、基本的にどんな業種でも審査が緩いということはないことをお伝えしてきました。では、その審査は一体どのように行われているのでしょうか?少しでも通りやすくなる方法はないのでしょうか?

審査に必要な情報

カードローンを申し込む場合、どんなローンに申し込んでも、たくさんの個人情報を基に必ず審査が行われます。そこで必要になる個人情報とは、主に以下のようなものです。

  • 名前・年齢・性別
  • 職業・雇用形態
  • 年収
  • 勤続年数
  • 居住形態・家族構成
  • 固定電話・携帯電話の有無
  • 他社借り入れの有無、借入額
  • 個人信用情報

これらはすべて、返済能力があるかどうかを見極めるうえで必要な情報であり、各業者はそれぞれを数値化し、合計値が審査基準に達しているかどうかによって可否を決定します。これが、一般的なカードローン審査です。

嘘をつかないことが大前提

審査に通るか不安な人は、つい審査に有利になりそうな嘘を記入したくなることもあるでしょう。でも、それは絶対にしてはいけません。たとえば、勤務先を有名企業と偽ったとしても、電話による在籍確認がありますのでバレてしまいます。

また、貸金業者は、申込者の個人信用情報を取り寄せることができるため、借入残高があるのに「ない」といって申込をしても必ずバレます。

お金を借りるにあたってもっとも重要なことは信頼ですから、嘘をつくとますます審査に通りにくくなりますのでご注意ください。つまり、審査に通るために最も必要なことは、嘘をつかず誠実な態度を示すことなのです。

個人信用情報とは?

また、審査において嘘をつかないことと同じくらい重視されるのが、以下のような情報で構成されている個人信用情報です。

  • ローンへの申込があるか、どこに何件あるか
  • 現在、どの会社にいくら借り入れがあるのか
  • 滞納していないか
  • 過去に任意整理や自己破産などの債務整理をしたか

これらの情報には、カードローンでの借金だけでなく、ショッピング枠での買い物や、公共料金や携帯電話代などのクレジットによる引き落としも含まれます。このような、個人のクレジットやローンに関する情報を収集及び保管しているのが、信用情報機関なのです。

ブラックなら申し込みはしないで

個人信用情報に滞納や債務整理などの情報が載っている状態を、俗に「ブラック」と呼びます。

ブラックの人が新たなローンに申し込みをしても、可決になることは原則としてありません。

それどころか、否決になっても「申込をした」という情報が個人信用情報に加わってしまうため、よほどお金に困っているのだと受け止められてしまいます。これは「申し込みブラック」と呼ばれる状態であり、ますます審査に通りにくくなります。

したがって、ブラックならどこにも申し込みをしないのがベストです。自分の個人信用情報は、信用情報機関にて開示請求できますので、不安な人は一度確認してみましょう。

カードローンについて調べていると、「ブラックOK」なんていう噂を見聞きすることもあるかもしれませんが、これは大手金融機関ではあり得ませんし、中小規模の業者でも原則としてないと思っておくべきです。

ブラックなのに貸してくれるのは、困っている人の弱みにつけ込んで、違法な金利で貸す闇金だけです。関わらないように、気を付けましょう。

こんな手段も!審査が心配な人が可決の可能性を高めるコツをご紹介!

審査がどのように行われるのか、ある程度お分かりいただけたでしょうか。繰り返しになりますが、信頼と返済能力のある人でないと、カードローンを利用することはできないのです。

では、ちょっと審査に通る自信がないという人や、ブラックであることが確実な人は、どうしたらよいのでしょうか?

職種よりも勤続年数が大切?

職業や勤続年数も審査に必要な情報であることは、お伝えしたとおりです。職業や雇用形態のせいで審査に通るか不安だという人も、きっと多いことでしょう。でも実は、職業や雇用形態よりも、勤続年数の方が大切だったりするのです。

勤続年数は、今の月収が今後も継続されるかを判断するために重要な情報なので、長ければ長いほど有利になるのです。

ローン業界で歓迎される職業としては、公務員や大企業の正社員などが挙げられますが、このような職業に就いている人でも、勤続年数が1~2年未満だと少々厳しくなります。逆に、不安定だと言われているパート・アルバイトに従事している人でも、勤続年数が長ければ審査に通りやすくなります。

職業や雇用形態を変えるのはなかなか大変ですが、勤続年数を長くすることは比較的カンタンですよね。他の属性に自信がない人は、できるだけ勤続年数を長くしてから申し込むことをお勧めします。

ブラックの人はしばらく待つべし!

すでにお伝えした通り、個人信用情報がブラック状態である人は、まず借りることができません。しかし、いったんブラックになってしまったら永遠に借り入れができないわけではありません。

個人信用情報におけるブラック情報は、一定の期間が経過すれば消去されるのです。情報の種類や信用情報機関によって異なりますが、自己破産などもっとも保管期間の長い情報でも、7年ほどで消去されます。

それ以降であれば、申し込み時点で返済能力がありさえすれば、再び審査に通る可能性はじゅうぶん出てくるのです。

したがって、ブラックの間は新たな申し込みはせず、勤続年数を延ばすなど信用力を高める努力をしながら、ブラックでなくなるのをひたすら待ってみましょう。そうすれば、ブラックのまま申し込むよりもはるかに審査に通りやすくなります。

お付き合いのある金融機関を選ぶ

ブラックではないけど何となくカードローンは不安という方は、今現在取り引きのある金融機関で申し込んでみるのもひとつの手です。

つまり、たとえば銀行で住宅ローンを借りている人は、その銀行のカードローンを選ぶのです。

住宅ローンや銀行ローンの返済が順調であれば、そのことが信用になるので、まったくお付き合いのないところで申し込むよりも可決の可能性が高まると考えられます。

実際、住宅ローンを利用中の人に対して、カードローン金利を優遇するというサービスを行っている銀行もいくつもあります。取引中の銀行に相談だけしてみるのも良いですね。

借り換えローンもオススメ!

今現在、他社借り入れが2件以上ある人も、やはり信用情報的に好ましくないため、新たに申し込んでも審査にはほぼ通らないと考えた方がよいでしょう。しかし、現在の借り入れをひとつにまとめる借り換えローン(おまとめローンとも呼ばれています)なら、可決の可能性があります。

2社以上に分けている借入をひとつにまとめれば借入額が大きくなり、その分金利が下がる可能性があります。ということは、返済総額や月々の返済額を減らせるということであり、このような方のためにほとんどすべての金融機関で借り換えローン商品が取り扱われています。

借り換えローンは総量規制の例外となっていますので、たとえ借り入れ残高が年収の1/3を超えていても審査に通る可能性はじゅうぶんあります。各社のサイトでも簡単にシミュレーションができますので、一度確認してみましょう。

ブラックの人はその情報が消えるまで待つこと、また、借り換えローンを利用することがポイントですね。

ブラックではないけど何となく不安な人は、勤続年数をできるだけ長くしたり、取引のある金融機関で申し込んだりするなど、個々の状況に応じて審査に通りやすくするコツがあるのですね。

この他にも、限度額を少なめにして申し込むなど、できることはいろいろあります。

ブラックの人はちょっと待って!審査に通る工夫をしてみよう!

ついつい審査の緩いカードローンを探してしまうのは、人間の心理としては当たり前ですよね。でも、お伝えしてきたように、返せない人にまで貸してくれるような審査の緩いカードローン商品など、少なくとも正規の業者の中にはありません。

少しでも審査に通る確率を上げるためには、勤続年数を長くしてから申し込む、ブラックでないことを確認してから申し込むなど、ちょっとしたコツがあります。ブラックの人は、情報が削除されるまで待つだけで、可決率がグッと高まります。

まずは、自分が審査に通りにくい理由を考えてみましょう。そして、それに応じた対策を取ることで、借りられなかった人も借りられる可能性が出てきますよ!

【参考ページはこちら】
キャッシングの悩みと質問はここで解決!

何となく不安になりがちなカードローン審査ですが、特別審査が緩いところはないと知っておけば、取るべき対策も見えてきますね。

勤続年数や個人信用情報に不備はないか確認するのが、第一にすべきことです。さらに、消費者金融や信販系に申し込むなら、総量規制を踏まえた限度額にしなければなりませんし、銀行系であっても返済能力を超える申し込みはNGです。

ブラックの人は信用情報がきれいになれば再び申し込めますが、この際も慎重に返せる額を計算したうえで申し込みをするようにしてくださいね。

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