お金を借りる時には、カードローンとフリーローンがあります。ここでは、札幌信用金庫のカードローン「ゆとり」と、フリーローン「きずな」を比較して、低金利キャッシングの方法を見ていきます。
札幌信用金庫という名前の通り、信用金庫ですので地域密着の金融機関となります。そのため借入れできる方は営業エリア内に居住もしくは勤務している方となってしまいます。札幌信用金庫が近くにあるという方に、ピッタリな情報となっていますよ。
知っておきたい!札幌信用金庫の基本
札幌信用金庫とは、北海道札幌市に本店がある信用金庫となります。どんな信用金庫なのか見ていきましょう。
札幌信用金庫とは
店舗数は38店舗となっており、下記が営業エリアとなっています。
いかがですか?
このエリアに住んでいる、もしくは働いている・営業している場合はキャッシングの利用対象となりますよ。
信用金庫は、地域社会の発展に力を入れていますので、地域で集めたお金を地域で活用するのです。そのため営業エリアに住んでいる方や働いている方が利用対象となるのですね。
札幌信用金庫では、地域の若手経営者や次代の経営者を対象に異業種交流や自己研さん等を目的とした「さっしん経営者大学」があったり、この大学を卒業した方向けの同窓会として「昭和会」の設立などを行い、地域の発展に努力しているのです。
何が違う?カードローンとフリーローン
札幌信用金庫に限らず、キャッシングをしようと思ったら、カードローンとフリーローンがあります。
カードローンの特徴
一般的なカードローンの特徴と言えば、何度でも繰り返しお金を借りられることですね。利用限度額を設け、その限度額の枠の中であれば必要な金額だけの借入れが可能なのです。枠がいっぱいになるまで何度でも繰り返し借りたり、返したりができますので、柔軟に借入れができるのです。
フリーローンの特徴
一般的なフリーローンの特徴と言えば、最初に借入金額を設定し、借入後は返済のみとなりますので計画的に返済ができるのです。途中から借入金額が増えることもありませんので、最初に設定した返済計画通りに完済まで迎えることができますよ。
利用目的を問わず、好きなことにお金を使えますので、目的別のローンとは異なりますね。目的別のローンでは、あらかじめ使い道が決められています。
例えば教育ローンであれば教育費のみに使うことが可能です。そして、教育費に使うことが証明できる書類が必要となります。その点、フリーローンでは使い道が決められていませんので、使いみちを証明する書類も必要なく、気軽に借入れができるのです。
カードローンの特徴は利用限度額の範囲内で、繰り返し何度も借入れができる点です。
フリーローンの特徴は最初にお金を一括で借入れし、後は返済のみとなる点です。
目的別のローンとの違いは、お金の使い道を問わない点です。
目的を証明する書類も必要ないので、フリーローンであれば気軽に申し込むことができるのです。
カードローン「ゆとり」とフリーローン「きずな」の違い
札幌信用金庫には、カードローンとフリーローンにいくつかの商品がありますが、ここではカードローン「ゆとり」とフリーローン「きずな」を紹介します。
(⇒信用金庫でのキャッシングはどう?)
カードローン「ゆとり」の詳細
カードローン「ゆとり」の利用条件は以下になっています。
- 申込時年齢20歳以上65歳未満
- 保証会社の保証を得られる方
もちろん、営業エリアに住んでいる、もしくは働いている方が対象となりますよ。
「ゆとり」の利用限度額について
カードローン「ゆとり」の利用限度額に対する条件は以下になっています。
利用限度額 | 対象者 |
---|---|
50万円 | パート・アルバイト・主婦・学生もOK |
100万円、150万円、200万円 | 安定継続した収入のある方 |
300万円 | 住宅ローンを利用中で、年収300万円以上の方 |
100万円、150万円、200万円では収入証明書は不要となっていますが、300万円では収入証明書類による確認がありますよ。また、住宅ローンの借入れが決定している方や完済後3ヶ月以内の方も利用対象となります。
カードローン「きずな」の詳細
カードローン「きずな」の利用条件は以下になっています。
- 20歳以上66歳未満
- 安定継続した収入がある方
- 保証会社の保証を得られる方
もちろん、カードローン「ゆとり」と同様に営業エリア内に居住または勤務している方が対象となりますよ。
「きずな」の利用限度額について
フリーローン「きずな」の利用限度額は10万円以上200万円以内となっています。
1万円単位で借入希望額を設定できますので、必要な分だけの借入額で申し込みができますね。
ただし、パート・アルバイトの方は50万円以内となっていますので、パート・アルバイトの場合はカードローン「ゆとり」と同額になりますよ。パートやアルバイト収入でもカードローン・フリーローンの両方が利用できるのです。
カードローン「ゆとり」では申し込める年齢が65歳未満に対し、フリーローン「きずな」では66歳未満となっています。
利用限度額は「ゆとり」が300万円までとなっており、「きずな」の200万円よりも高額です。
ただし、300万円まで借入れできるのは住宅ローンを利用している方となっていますので、その他の方は200万円までとなります。
またパートやアルバイトでは、いずれも50万円までとなっています。
「ゆとり」vs「きずな」!低金利でキャッシングする方法
利用限度額でみると、「ゆとり」の方が高額融資が可能となっていましたね。ただし、住宅ローンを利用している方が対象となっています。
住宅ローンのメリット
ゆとりの金利メリット
札幌信用金庫で住宅ローンの取り引きがあれば、通常の金利よりも年1.0%の引下げがあるのです。
通常の金利は年9.8%となっていますので、住宅ローンの利用で年8.8%になります。この金利で50万円借入れができると、かなりの低金利ですよ。
金融機関 | 金利 |
---|---|
三菱UFJ銀行 | 年12.6%~年14.6% |
アコム | 年3.0%~18.0% |
札幌信用金庫 | 年8.8% |
都市銀行や大手消費者金融と比べると、金利の低さがハッキリと分かりますね。
きずなの金利メリット
きずなでも同じように金利の引下げがあります。
札幌信用金庫で住宅ローンの取り引きがあれば、一般適用利率よりも年1.5%の引下げとなっていますよ。
きずなの通常金利は年6.0%となっていますので、金利の引下げ後は年4.5%となります。ゆとりよりも更に低金利でお得ですね。
商品名 | 通常金利 | 住宅ローン優遇金利 |
---|---|---|
ゆとり | 年9.8% | 年8.8% |
きずな | 年6.0% | 年4.5% |
比べてみると、きずなの金利の低さが一目瞭然です!
低金利でキャッシング
ここまでを整理すると、低金利でキャッシングするにはフリーローン「きずな」がオススメですね。ただし、カードローンとフリーローンの違いで紹介した通り、フリーローンでは繰り返し何度もお金を借りるということはできません。
けれど、低金利で一度だけ利用したいという場合であれば、フリーローン「きずな」がピッタリとなりますよ。
【参考ページはこちら】
磐田信用金庫から見る信用金庫のメリット
キャッシングにはカードローンとフリーローンがありますが、札幌信用金庫にも両方の商品があります。
ここでは、カードローン「ゆとり」とフリーローン「きずな」を見ていきます。
カードローン「ゆとり」は利用限度額300万円まで可能で、金利は年9.8%です。フリーローン「きずな」は利用限度額200万円まで可能で、金利は年6.0%となっています。
住宅ローン利用者は、金利の優遇がありますので、更にお得に借入れが可能です。ただしパートやアルバイトは、利用限度額は50万円までとなります。
札幌市の他にも江別市・石狩市等に店舗があり、この店舗があるところが営業エリアとなっています。
信用金庫は地域社会の発展を目指しているため、キャッシングの利用ができる方も地域の方になっています。
そのため、営業エリア内に居住もしくは勤務している方が利用対象者となるのです。