カードローンの申し込み条件の大きな項目は年齢条件を満たしている事と安定した収入がある事の二つです。この二つの条件の中で年齢は20歳以上というのが絶対条件ですが、年齢の上限の方は65歳~70歳と会社によって違います。未成年者がカードローンを利用してのキャッシングができないのは共通です。
でも口コミ情報の中にはカードローンでも親の同意書があれば大丈夫というような誤った情報があります。どうしてこんな間違った情報がネット上に出るのかというと、それは信販会社が発行するクレジットカードの中に18歳以上で申し込む事のできるサービスがあるからです。
もちろんその場合でも親権者の同意書は必要になりますが、そのクレジットカードの情報とカードローンの情報とが、ごちゃ混ぜになってしまって間違った情報が出ているのです。銀行でも消費者金融会社でもカードローンは未成年者は、親の同意書にかかわりなくカードローンを利用する事はできません。(こちらもご参考に→未成年の大学生はキャッシングできる?)
ともあれ年齢条件などを満たしているからがカードローンに申込むと審査を受ける事になります。その時、申込んだ時の年齢は、審査にどの程度関係するのでしょうか?結論から言うと年齢は条件の範囲内であれば審査結果に影響を与えるほどの大きな要素ではありません。
でも利用限度額を決めるのに全く関係がないわけでもありません。年齢が理由で利用限度額に多少の影響が出る可能性はあります。どういう所に出るのかと言いますと、たとえば20歳になった方の場合、一般のローンも組んだ事のない方もいます。
そういう場合は信用情報が全くありませんから多少審査に時間が掛かるかも知れません。でも年齢的にローンを使った事のない人はあり得るので、それはそれほど大きな不都合ではありません。それと勤務先での勤務年数が少ないので契約社員などの雇用形態によっては返済能力を低く判断される可能性があります。
そうなると最初の利用限度額がかなり抑えられる可能性はあります。また高齢者の場合、申込んだカードローン会社の、年齢上限ぎりぎりの人の場合も利用限度額がかなり低く抑えられる可能性があります。たとえば年齢上限が67歳のカードローン会社に66歳で申し込むと対象年齢を超えてしまいます。
年齢条件は満たしていますからカードは作れたとしても、すぐに対象年齢を超えてしまうからです。対象年齢を超えてしまうとカードを持っていても新たな借入はできませんから利用限度額はかなり低めに設定されるでしょう。
でも会社によっては追加借り入れがないという事で、逆にある程度の利用限度額がつくかもしれませんが、こればかりは会社の営業方針次第です。
【参考ページはこちら】
学生でも親にばれずにキャッシングできるの?