オマーン国の政治家の妻が「200万ポンド(約3億4千万円)負けたのはカジノ側の責任!」として、カジノ場を訴えたとして話題になっています。ギャンブルの勝ち負けを本当にカジノ側の責任にできるのでしょうか?びっくりニュースです。
やめない人が悪いのか?とめない人が悪いのか?
2012年4月3日。ロンドンでも有数の高級ホテル、リッツのカジノでギャンブルを楽しんだ後、200万ポンド負けてしまったオマーン国の外務大臣の妻、ノラ・アル・ダヘル夫人(50歳)。
「自分がギャンブルで負けたのはリッツの責任」として訴えを起こしました。
ノラ夫人は10年ほど前からギャンブル依存症にかかっていました。カジノの常連である彼女はたびたびロンドンに行き、一晩で数千ポンド時には数十万ポンドを使っていました。その日、リッツに着いた時にも既に他のカジノで相当な金額を失っていたそうです。
数時間で200万ポンド負けこんだノラ夫人は、ロンドンの高等裁判所でカジノのスタッフは彼女に依存症であることを思い出させなかったばかりか、ゲームを続けるように煽ったと訴えています。
スタッフは彼女が負けているときにも「頑張って。ノラ。大丈夫。心配しないで。次には取り戻せるよ。」と積極的に応援していたと言います。
ノラ夫人はスタッフが彼女のギャンブル依存症を利用しなければ、お金を失うことはなかったと言います。
「わたしはあの夜ゲームをやめて、正気に戻るようアドバイスしてくれる人が必要だったの。誰かがやめろと言えばわたしはすぐにやめたと思うわ。でも、誰もそうしてくれなかった…わたしはギャンブルしたくなかったのに…」とさえ言っています。
「”もっとお金をお願い”と彼らに言ったら、くれたわ。わたしはゲームを続けたけど、彼らはわたしを利用しないで、止めるべきだったのよ。」
リッツはホテル側には責任はないとして申し立てを拒否しています。「彼女はお得意様です。チェックを支払わないなんて、想像もできません。」とリッツ側は言います。相当の常連さんなんでしょうね…。
ギャンブル依存症って…?
「ギャンブルをしたくてたまらなくなる」「ギャンブル以外への関心がなくなる」「借金をしていてもやめられない」などが主な症状としてあげられます。しかし、ギャンブル依存症は、一見見ただけでは依存症かどうか分からないというのも特徴の一つです。
長い間「弱い意思」または「未熟な性格」が原因とされてきたギャンブル依存症。1977年に依存症と認定されてから、精神疾患の一つとして認識されてきていますが、果たして第三者が止めさせることは可能なのでしょうか…?
海外の反応
これを受けて海外の反応は…?
【参考URL】http://www.dailymail.co.uk/news/article-2679289/Politicians-wife-sues-The-Ritz-casino-losing-2-MILLION-card-table-claiming-took-advantage-her.html
http://www.thenews.com.pk/article-152849-Oman-FMs-wife-sues-London-Ritz-casino-after-losing-%C2%A32-million
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て、ことは誰でもギャンブルで負けたときには訴えられるってこと?(イギリス)
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ギャンブル依存症って自分で分かっているんだから、自分で何とかするべきよね。自業自得よ!(カナダ)
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彼女はこの依存症を治すため治療が必要だね。
記事には書かれていないけど、オマーンのリーダーシップと精神は傷ついたね。正直、残念な話だし、アラブ諸国に目を覚ましてほしいよ。(パキスタン)
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ご主人が彼女をコントロールしないとね。(アメリカ)
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人々が貧困で飢えに苦しんでいるときに、その国のリーダーの50歳の奥さんが何万ポンドも無駄使いするなんてね!
彼女の夫は彼女の面倒を見ることも仕事にするべきだ。これはイスラム教徒として恥だ。(パキスタン)
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イスラム教徒の女性がギャンブルするなんてショックだな。(パキスタン)
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そもそも彼女はギャンブルなんかに行くべきじゃなかったよね。
50歳なんだからもう自分で責任を取らなきゃ!(オーストラリア)
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彼女は病気なんだ。同情するね。
イギリスは病気のイスラム女性を利用するべきじゃない。アラブ諸国でもし同じことがあればお金は全て返済されているだろう。
すぐにお金が返済されることを望む。(パキスタン)
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払うべきものは払わなきゃ!
ショッピングにでも行けばよかったのに!ばかばかしい裁判だ。(スウェーデン)
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われわれの発言は彼女を窮地に陥れるからちょっと気をつけなきゃね。
一番いいのは専門の治療、カウンセリングを受けて、依存症を治すことだよ。神様が彼女を救ってくれるよ。(サウジアラビア)
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彼女が最後の1ペニーまで支払うことを希望するよ。これは金持ちの受け入れがたい言い訳だね。
実際彼女は今まで問題なく勝ったり、負けたりしてきたわけだし、この議論は見苦しいよ。なんで彼女がプレッシャーにさらされるわけ?これは信じられない話だね。
スタッフの礼儀とすばらしいマナーが感じられるよ。(イギリス)
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”誰かがわたしを止めたら””誰かが依存症について考えたら”って、いっつも誰かのせいだね。(イギリス)
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彼女が勝ったら、訴えないんでしょう?勘弁してよ。
彼女はカジノに行ったのよ。リハビリテーションを受けにいったわけじゃないわ。(イギリス)
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自分のカジノを買えば?(イギリス)
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カジノ側はもっともっと”利用”して、とっちめてやればいいのんだよ。例えば300万ポンドとか?(イギリス)
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カジノは制限金額を決めるべきだと思うな。(ロシア)
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↑確か決まってるはずだよ。
でも、この金額だったら、多くの人にとって決まっていないも同じだね。だって、そこまで賭ける人はめったにいないんだから…。(イギリス)
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ギャンブルっていうのは基本はまるものなんだよ。精神的にも肉体的にも…カジノは倫理的にコントロールするべきだと思うけど、個人的にはギャンブルを全面禁止にすればいいのに…と思っている。
時間の無駄だし、意味がないしね。(イギリス)
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誰かが責められるとすれば…政府かな。強欲な人たちがお金を盗んでいくのを許しているんだから…でも、この愚かな女性はこの損害を払えるんだよね。
ギャンブルで負けるのって悲惨だね。違法にすればいいのに…。(イギリス)
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ギャンブルを違法にしなくてもいいとは思うけど、規則はきちっと作ったほうがいいと思う。
彼女は誰かがやめろって言えばやめていたというけど、ほんとかな。いい大人なのにちゃんとお金の管理ができないんだから、馬鹿だよね。(イギリス)
気になる裁判の行方は…?まだまだ時間がかかりそう?
「外務大臣の奥さん」ということより「イスラム教徒」という点に注目しているあたり、日本との文化の違いを感じますね。日本なら「仏教徒なのに…」と責める人はいませんもんね。
それにしても各国の意見では、彼女が愚かだというのは共通しています。お客さんがカジノで負ける度に賠償していたら、カジノ場はつぶれてしまいますね。
しかしながら、精神疾患として認められているなら、もしかしてもしかするとノラ夫人の勝利もありえるのでしょうか??海外の裁判ってときどき驚く結果が出る時がありますしね…気になるところです。
しらんがな
カジノ場のせいですよ、だから法律で賭博を禁止するのです
宝くじも個人で一万円越えた消費するようになった時点で宝くじでなく賭博です
ギャンブル自体が麻薬みたいなもんだから、禁止すべきだと思う
タバコ訴訟もそうだが何でもかんでも人のせいかよ!!
そのカジノを日本は作ろうとしているwwwww
これを擁護してる奴がいてビックリだわ
買い物依存もゲーム依存もやるだけやって訴えたら金が儲かるってか。
買い物は知らんが、SNSのガチャは規制がかかっただろう。
依存症の他にも精神病を患っているのでは・・・
裁判なんかより治療に専念することを強くすすめるべきだ
産油国の偉い人だからな、払えないってわけではないんだよ。カジノの連中もそれを分ってるからもっと賭けろと煽ったんだって。どんだけ負けても絶対に払えるから。
はやく辞任しろ
ジョニー?
イスラム教徒であることに言及している人がパキスタン人ならべつに?
この人はカジノへ診断書を提出して遊ぶ事ができるかどうか確認するべきだったねw
夫人はリッツ側に『自分が依存症でギャンブルしそうになったら止めてくれ』
と告げていたのかな?
カジノのせいでいいと思う。
だって、幸福の追求も福利の増進も与えていないのだから。
とりあえず日本でパチンカスが吸い上げられてるのはパチンコ店のせいではあると思う
そりゃパチンカス自体もアレだけど、さっさとパチ屋が消えてくれれば闇に消える金も減るのにって思うよね
でも仮にパチンカス個人がパチ屋を訴えようとするなら頭おかしいと思わざるを得ない
はいはいアメリカアメr・・・あれ?