ハリウッドの俳優や世界的に有名な歌手など、日本を訪れるセレブ達が極当たり前のように利用しているプライベートジェット。
一般庶民にとっては、多少窮屈な思いはするけれど出来る限りく安く世界を巡る旅をしたいと思うものですが、お金に余裕がある方にはそのような考えは全く不要。
隣の乗客に気を使うことも、足場の狭さに悩まされる事もなく、プライベートジェットでのゆったりとした、自分だけのフライトを満喫できるからです。
しかし、極限られた一部の人たち、いわゆる大富豪達によって所有される、富の象徴のような物であったプライベートジェットは昔の話。
今では“時は金なり”の格言のように、時間が命!という非常に忙しい経営幹部の方やビジネスマンが、プライベートジェットを最大限に利用しているのです。
他の乗客を気にする事無く極秘の情報や書類の作成が機内で出来る上に、取引先相手とも移動中に商談が出来るとあり、一般の乗客機ではなく、プライベートジェットが好まれる時代となったのです。
その為、今ではプライベートジェットは、「ビジネスジェット」とまで呼び名が変わっているほどです。
急成長のプライベートジェット市場
プライベートジェットの利用率は毎年増加しており、2013年にプライベートジェットが空港を利用した数は、アメリカ国内だけでも250万機、ヨーロッパでは70万5000機にも上ります。
そんな急成長を遂げているプレイベートジェット業界の市場規模は、アメリカでは16兆7000億ドル(約2001兆6620億円)、ヨーロッパでは15兆8000億ドル(約1893兆7880円)と言われるまでに市場は拡大しています。
気になる使用料は?
一般旅客機にも需要の波があるように、プライベートジェットにも需要が上がるシーズンがあるそうです。
それは、プロアメリカンフットボールの優勝決定戦スーパーボウルやF1の世界選手権モナコグランプリと言った、やはり世界的に有名なスポーツイベントが開催される時。
そしてこの気になるお値段、今年のスーパーボウルでは、ニューヨークから開催地のアリゾナ州のグレンデールまでの往復が、中距離ジェットで3万8000ドル(約455万4680万円)、長距離ジェットでは5万4000ドル(約647万2440円)。
モナコグランプリへの旅は、ロンドンからカンヌまでは8835ドル(約105万9000円)、そしてロンドンからニースまでは8895ドル(約106万6000円)程かかるそうです。
着陸料が高額!空港使用料トップ10
プライベートジェット専門会社、プライベートフライによると、最も人気の高い飛行ルーツは、ロサンゼルスからラスベガスの短距離飛行で、お値段は約4340ドル(約52万円)。
そして、ヨーロッパではミランからローマの約50分の飛行で、片道5880ドル(約67万9000円)なのだとか。
しかし、同社はプライベートジェットでの飛行の際にには、注意しなければいけない事があると警告しています。
それは、使用する空港によって空港がプライベートジェットに対して請求する着陸料が異なり、場所によっては非常に高額な使用料を請求されるという点。
では、世界の何処の空港が高額に請求しているのでしょうか?着陸料が高額なトップ10を見てみる事にしましょう。
- 第1位 羽田空港:6850ドル(約82万1000円)
- 第2位 成田空港:5600ドル(約67万1000円)
- 第3位 関西国際空港:5400ドル(約64万7000円)
- 第4位 トロント・ピアソン国際空港(カナダ):5200ドル(約62万3000円)
- 第5位 ダーウィン国際空港(オーストラリア):4600ドル(約55万1000円)
- 第6位 ブリストル空港(イギリス):4400ドル(52万7000円)
- 第7位 中部国際空港:4300ドル(51万5000円)
- 第8位 ダブリン空港(アイルランド):4100ドル(49万1000円)
- 第9位 ラガーディア空港(アメリカ):3950ドル(47万3000円)
- 第10位 ザルツブルグ空港(オーストリア):3800ドル(45万5000円)
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庶民にとって、とても良心的でお手ごろな値段・・・(涙)
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ラガーディアン空港は使用料が高額なので有名だから、プライベートジェットは違う空港をよく利用しているよ。
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誰がプライベートジェットの価格を知りたいわけ?一般庶民にとても役立つ情報だね・・・。
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お金持ちならニースからモナコまで自家用ヘリコプターで行くよ。モナコにはヘリコプター発着場しかないからね。
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プライベートジェットが所有できるぐらいのお金持ちなら、空港使用料なんてどうでも良い事じゃないの?
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プロペラがついてるようなちょろいプライベートジェットも見かけるけどね。
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一般市民から金を巻き上げている経営幹部や政治家にとっては、非常に役に立つ記事だよね。
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とても役に立つ情報だよ。明日にでもプライベートジェットを買いに行くよ(笑)
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どうしてヒースロー空港(イギリス)がランクインしてないんだろう?プライベートジェットに対して高額な請求をしていると聞いたけど!?
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明日にでもプライベートジェットを購入しようかと思うんだけど、どこの空港が一番使用料が安いか知ってる?
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使用料がお手ごろな空港は、バクダット(イラク)、ダマスカス(シリア)、カラチ(パキスタン)、カブール(アフガニスタン)だと思う。
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今度の家族旅行の参考になったよ(笑)
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モナコグランプリへはヨットで行くもの。モナコには空港が無いからね。
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プライベートジェットと言っても、ピンからキリまであるからね~。
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一番低価格のプライベートジェットを買っても維持費がかなりかかるはず。やっぱりお金持ちじゃないと無理な話だよ。
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明日クレジットカード利用額の上限があげられるか銀行に連絡してみるよ。
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プライベートジェットの事なんてどうでもいいよ。
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誰がプライベートジェットを利用しているわけ?リストを公表して欲しいよね。
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ファーストクラスのチケットも買えないのに、プライベートジェットのお金なんてどこにあるわけ?
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なぜ、日本の空港は使用料が高いの?
日本でのプライベートジェットブームに火がつくか?
驚くことに、使用料の高額トップ10に日本の空港が4つも含まれていました。
その理由としては、日本の空港は大型旅客機の離着陸を中心としていて、プライベートジェットなどの小型機に対応した滑走路などのインフラ整備があまり進められていない事があげられます。
アメリカではプライベートジェット専用の空港が一般旅客機専用の空港よりも10倍ほど多く存在しているそうです。
しかし、日本ではプライベートジェット専用のターミナルを設けているのは2箇所のみ。
日本で一番初めにプライベートジェット専用ターミナルを設置した県営名古屋空港と、2012年に成田空港にオープンしたプライベートジェット専用ターミナル「ビジネスアビエーションターミナル プレミアゲート」のみ。
貧困の差が拡大し続けている日本。中国でも富裕層の間でプライベートジェットブームが巻き起こっています。今後、日本の超裕福層の間にもこのブームが広がるのでしょうか。
【参考URL】http://www.dailymail.co.uk/travel/travel_news/article-3050720/The-10-expensive-airports-land-private-jet.html
コメントしらけすぎぃ~w 昔、洋画でめっちゃかっこいいプライベートジェットが出てきて、値段調べたことあったな~。金有り余ってる人は優雅に移動してくれりゃいいさ。あ~一度はプライベートジェットでシャンパン飲んでみたいな~。
市場規模が2000兆円ってアメリカのGDPより多いじゃん。おかしくね?
プライベートジェットの価格を1千万ドル、機数を300万とすると30兆ドルと、市場規模と言われている数字に近いから、年間の販売金額じゃなくて、合計金額なのかもしれない。
市場規模といえば年間の額を指すだろうと思うけど。
>1
記事の根拠がイギリスの東スポと呼ばれるデイリーメールだからね(笑)
このサイトの信用度も知れるだろうwww
ホンダのジェット機もこの市場に乗り込んでいくんだね、
日本も地方空港なら安いが、国際線に乗継ぐのなら仕方ないね
日本では、ジェットより個人用ヘリで小さな民間空港に移動が多いのも海外との違い
一度乗れば逆に自分との差と二度と乗ることのない気持ちとで鬱になりそう
>プロペラがついてるようなちょろいプライベートジェットも見かけるけどね。
ターボプロップエンジンのことだろうか?
日本の場合、三大都市圏以外にビジネス需要が全く無くて
富裕層に絞った施設を地方空港に作るのが無駄金だからね
既存の空港から中心部へのアクセスも決して良くはないし成田に至っては・・・
737クラスのビジネスジェットを基準に金額を出されてもねぇ
最近話題のHondaJetで国内移動で使うなら羽田でも数万円だぞ