21世紀を迎えてから、世界情勢は大きく変わった。私たちの身近な話だと、中国になるだろう。
日本が停滞している20年間の間に、日本は中国にGDPを追い越されて、さらには中国はアメリカと対をなす程発言力を持った国家に成長。私たちはこの話題をワイドショーで散々取り扱っているから、関心が無い人でも、ある程度の事は分かると思う。
だけど東アジアを離れた他の地域になると、情報が入って来ない為よく分からない人も多いだろう。たとえば、Uや中東の状況等は東アジアの情報と比べて多くは無い。
やはり自分の回りの地域のニュースが溢れているのが当然だろう。
そこで私たちにとって馴染みのある中国経済の急成長について、遠く離れた国の人達はどのように感じているのだろうか?
話題になったイギリス製作の「中国経済は世界を欺くのか?」と題されたドキュメンタリー番組とそれに対する中国の返答をまとめたニュース記事を、西欧の人達のコメントと共に紹介したいと思う。
このドキュメンタリーは、中国政府の経済への過剰な投資により膨張している、様々な問題を指摘している。とくに不動産業界の異常な程の建設ラッシュと、それに対して郊外の地域が依然開発がおざなりになっている点だ。
また建設ラッシュに加え、都市部の消費者の浪費も気味の悪いくらい激しさを増しており、この番組では中国はこの高い経済状況を維持する事が出来るのか?また貧富の差が大きく開いた中国で、貧しい地域への開発の責任はどうあるべきか?
上記の2つの点についてスポットを当てていたようだ。最後には中国の経済成長は非常に不健康的だと批判した。
中国側からの返答で、中国の経済大学の教授から、「このニュースは確かに正しい問題を指摘しているが、とても独断的で、中国の経済成長の根源や中国システムの再編などを扱っていない」と指摘。
「確かに中国では地方開発がかけているが、私たちは経済成長をより広範囲に活発にする手段を選ばなかっただけだ。
私たちはこの経済成長を持続する目的で、まず中国の経済システムを再編する事に重きを置いた。だから彼らは過剰な浪費ばかりに目を向けた報道をした。地方投資については、これは中国でも無視出来ない問題で、繰り返し討論されている。」と述べた。
最後に「この放送の内容は過去の話で、現在はずっと良くなっている」と語っていた。
建築ラッシュが進み、都市部に高層ビルやマンションが並ぶけど、住み手がおらずゴーストタウン化してる地域があるといった報道は知っている方もいるだろう。その中国の異常な建築への投資ぶりにイギリスのメディアは不健康的に思えたのだろう。
それに貧富の差が2極化しすぎてしまって、億万長者が都市部におり、郊外では月に3万円にも満たない金額で労働に従事する労働者といった、特殊な構造ができているのもその要因だろう。
やはり離れた地域とは言え、注目する点は一緒のようだ。それではこの事について、外国のネットユーザーの反応はどうだろうか?一部抜粋して紹介してみたいと思う。
【参考URL】http://german.china.org.cn/business/txt/2014-08/07/content_33172053.htm
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この時代、成功を目指す正直者は、みんな敗者になる。
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政治家は私たちの国には貧困は無いと言うしか無いよな。そういうのが私たちがいい未来を想像出来なくなっている原因なんだよね。
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これはいい例だった。他の国が失業問題になっていく経過を見る事が出来る。
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悪い連中は中国の銀行に集中しているんだよ。
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それは中国の産業に欠陥があると思わせる、イリュージョンだよ。
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政府が国を維持する事が出来る様になるまで、どのくらいの時間が必要なんだろう?
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中国経済が危機に陥った時、真っ先に私たちの国に影響がありそうだな。
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北京の経済大学の発表によると中国の国内総生産(GDP)は、発表されている数字は1兆ドル高く算出されてると報告しているよ 。
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中国の労働者の実態は、月に200€(約3万円)位でこき使われているんだよ。
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高い利益の下には、少ない利益のアリがうじゃうじゃいるんだよ。ときに踏みつぶされながら。
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破綻したときは、俺たちも破綻するんだよ。
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中国の輸出も凄いからな。俺たちの国で買われて、お金は中国に渡って行くんだから。
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中国の都市の中に無人の領域がある。
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ロシア人は、自分の国に数百万の中国人がいる地域があるのをぼんやり眺めている。
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それ本当?
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それ故プーチンは自分の国を統一するのは難しいだろう。
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中国経済はいま借金で成り立ってるらしいよ。
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中国企業は世界中の至る所で会社を買っているからな。
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中国では建造ラッシュが凄いらしいけど、スペインのようにゴーストタウン化してるらしいよ。
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そして共産国家なのに、資本主義の我々の国より貧富の差がとんでもなく大きい。いるのは億万長者か超貧乏。
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中国政府は街がきらびやかに輝いている事を望んでいる。
まとめ
西欧社会の人達の反応を見ると、冷静な態度で中国の発展を見ている様に思えた。それは決して批判に傾く事無く、中国政府の経済が傾けば、自分たちの国にも大きな損害を受ける事を知っての上語られているようだった。
経済発展の上での富のアンバランスさ、ちょっと病的な浪費などは、みな問題視しているが、日本人のネットユーザに見られる一方的な中国人批判が無く、私たちが中国の経済問題への指摘と共に感情的な批判をからめて意見を述べている事がいかに多いか改めて知った。
それにしてもこの異常な中国の経済発展は、誰が見ても危険的に見えるよな~ともしみじみ感じた。
鬼城(中国版ゴーストタウン)の広さはばかげている。
マジで四国レベル。
共産党独裁国家ですよ、自由もなければ権利もない。
富も権力もすべて共産党が支配する社会。選挙もなければ
報道の自由もない、そんな国に真実なんてあると思うか?
過去20年の日銀みたいにデフレ誘導なんて馬鹿なことしない限り
どこの国も健全に成長していくと思うけどね
しかし李克強は成長速度を遅らせて貧富の差を小さくしようとしてる印象を受ける
中国が日本のGDPを抜いたことは一度もありません
自分で言ってるだけです
そもそも彼らは嘘がばれるので経済指標の公表を止めました
他国が中国のGDPを見積もれるわけがないんです
浅いね。
※4
世界獲の影響力が、虚偽でまかり通ると思う?
正確な数値はともかく、日本の経済を抜いてるのは確かだろう
貿易の輸出額も、輸入額も全部、嘘?
香港との取引で不正が有ったが、それでもメイド・イン・チャイナで溢れてる
あれも中国系の住民が嘘のシールを貼って回ってるとでも?
中国は多くの矛盾を抱えたまま今日に至っているから。どこかのタイミングで立ち止まる必要がある。最大の投資国であった日本が急速に東南アジアにシフトしている今、当然、他の国も他国へ移動しているわけでもはや新しい果実は出来そうにない。だからこそ企業に革新をもたらして世界に打って出る必要があるが現実は多くが国営企業でグローバル競争に勝てる見込みが薄い。ハッキリいって早く走りすぎて気づいた時には年老いて足腰にがたが来たのが中国だと思うね。中国も低成長の日本型デフレにならないよう気を配る次期に入ってしまったと見るべきかと。
日本はもう中国を信用してないからね
これからは世界の工場と市場としてインドとの関係をよくして行って欲しい
>6
まあ、実態はドイツ程度の経済規模という報道もあったし、内需の貧弱さ(フランスの内需規模より小さい)から見て、GDPは日本の半分くらいだろう。
貿易に関しても、空のコンテナを香港と本土で往復させたり、中身を使いまわしたり、明らかに異常な操作が入ってる。
支那の経済成長の根源は不当な対ドルレートによる強烈なダンピングです、それが世界経済を歪めているし直ぐ隣国の日本はもろにくらっている、グローバリズムの欠陥は少なくとも地勢的に「自由」を理解出来ない国及び思想マインドの人々との自由貿易や文化交友が間違っており(自国民に一時の教訓を除いて害しか及ぼさない)そして金融至上状態と融和思想から対抗処置を取らずならず者国家と巨大な支那バブルを育ています。
管理人の寝惚けっぷりがかなりすごいのはよくわかったけどw
別に感情なんかひとっかけらも入ってないけど、中国が発展し続けることは、経済的にじゃなくって物理的に無理なんよ
地球上に存在する物資も資源もエネルギーも有限であって、いくらお金を積んだってそれ以上のものを具体的に買うことも売ることもできんでそ?中国の人口を先進国水準で支えていくには、計算上地球があとふたつ必要だって結果がだいぶ昔からきっちり出てて、しかも現在の中国人口はその当時より多いw
中国がほぼすべての周辺国ともめごと起こしてるのは、既に他国から奪い続けないと現状維持も難しくなってるからなのね
ま、仮に現状維持できたところで最終的には地球を食いつぶして中国人もみな死ぬんよね
あそこは人口の大半が死なない限り未来が無い国なんよ
21世紀は中国の時代!という投資サギは、もう世界にバレている。
日本の最大貿易相手である中国経済の動向は気になるところだ。
日本にどんな影響があるのかが特にね。
参考になったコメントもあったよ。
ありがとう
貧困層が大半だろ中国なんて。
しょせん独裁国家じゃ自由が制限されて発想も貧困なままで
おのずと産業も中国発ってのが何も生み出せない。
海外企業のバカデカイ下請け工場が精一杯。
人口が10億以上もいるから、それがGDP等の数字に反映されるだけ。
嘘八百な経済大国。
いざって時には人民を戦車で挽肉にするんだろ?
わろうた。西欧マンセー日本下げwよく書けるなぁ。鍵付日記帳面(乙女仕様)までにしとけよwこんなコワモテなのにw
>日本人のネットユーザに見られる一方的な中国人批判が無く、私たちが中国の経済問題への指摘と共に感情的な批判をからめて意見を述べている事がいかに多いか改めて知った
はい?w
中韓からこれだけ理不尽な仕打ちを長い間受け続けながら、これだけ抑制の利いた
態度の国民も珍しいと思うけどねw
ちなみに欧米の一般人が認識してる中韓情報なんて、チラシの裏以下だぞ?w
とにかく中国はやっている事がルイ14世が取った政策と近似している。身分制限を設けて、土地の公有と統制経済を行ない、輸入制限を行なって重商主義的な政策を執っている。商業も党上層部の貴族化した党員と結託した特定企業だけが儲かる様にして、あくまでも『党が持てばそれでいい』という風にやっている。これはフランス王室が持っていた『フランス宮廷と貴族階級が持てばそれでいい』という概念と何が違うというのだろうか?
今はまだやれるだろう。しかし、恐らくは文革を経験した世代が政治の場からいなくなったら、現行のこのやり方は一切通用しなくなる。体制国家は3~4世代の代で、1~2世代目が構築したシステムや政策が破綻するケースが非常に多い。何故なら体制国家は、そもそもが法や制度で維持されている訳ではない。その体制の本質が何であるかという事を経験則的に体験している人材がいて、初めて運営が可能な政治形態な訳だ。1~2代目は散々にその体制を構築する中でゴタゴタに遭遇し苦労をしたから、その体制がどういう方法論や要素が必要なのかを経験則的に体験しているので、体制を維持出来る独自の方法論を持っている人材が多い。ところが3~4世代目になると、そういうゴタゴタを経験していないから、その体制がどういう方法論や要素で成り立っているかを分かっていない世代ばかりになる。そういう世代は体験・経験しないと身につかないモノで政権が運営されているという事を、そもそも分かっていない。また3~4代目は非常にポピュリズムにシンパシーを持っている人々が多い。しかし体制国家はポピュリズムを受け入れると、それが元で体制崩壊が加速するケースが非常に多い。フランス革命やソ連崩壊はその最たる例で、体制の崩壊は経済の不振が大きな原因理由ではあるが、そもそも体制がポピュリズムを受け入れた事によって、その体制を維持するのに必要な要素を排除してしまった事も大きい。体制国家にとって、ポピュリズムは最大の天敵なのである。
間違いなく中国も80後~00後の世代が政治の中心に立つ様になったら、ポピュリズムを大きく受け入れざるを得ない様になり(そもそも強くシンパシーがあるので、それが問題だと思っていない)、そして党を党たらしめている要素の全てをそれと知らずに破壊していく事だろう。80後~00後が政権を握るであろう2030年~50年にかけて、中国は大きな岐路に立たされる様になる事は間違いないだろうね。