「サンタさんは、いつもアンタ達のことを見てるからね。」これが、我が家のクリスマス時期のテンプレです。
「良い子にしてないと、クリスマスのプレゼントは貰えないかもよ。」と、なかば脅しながら、ずるい方法でクリスマスまで良い子にして貰います。
子どもは本当に素直なもんで、「ウチお金ないんだから、サンタさんがプレゼント持ってきてくれなかったら、本当に困るよっ!」と必至な形相。我が家にお金がないことは、子どもながらに分かっている模様。
いつもは親も買ってはくれない、ちょっと贅沢なプレゼントを枕元に置いてくれるサンタ。彼らにとって、サンタクロースは英雄なのです。
今年は、6歳の息子が、今すんごい人気の「妖怪ウォッチ」を、4歳の娘が赤ちゃんのお世話が出来る「ポポちゃん人形」をチョイスしています。
仮面ライダーにハマっていた頃も、大人気のオモチャはすぐ売り切れになってしまうので(クリスマスなんて特に)、11月からオーダーして、こっそりクローゼットに隠しておいたものです。
今年の妖怪ウォッチも、その線で行かねば…無理でしょうね。
というワケで、プレゼントのリクエストが直前で変更するような、最悪の事態が起こらないように、「早めにお願いしとかないと、サンタさんも沢山のこどものプレゼント用意するの大変だからね。」と念押しします。
どんなにお金がなくても、どんなに普段買ってあげることがなくても、クリスマスくらいは子ども達のお願い通りのプレゼントを枕元に用意してあげたい。
毎年、サンタの存在を信じて大喜びする顔がたまらなく可愛らしいのです。ただそれだけ。もうそりゃ、大散財ですから、貧乏まっしぐらですわよ。ほほ。
前夜に「サンタさんプレゼント配るの大変だから、お菓子置いておこうよ!」とか言われたら、その笑顔を裏切ることなんか、母さん出来ないわ。
クリスチャンでも、カトリックでもないんだし、誰もかれも「子どもにプレゼントすべき!」なんて思いません。家族によって、いろんなクリスマスがあって良いんです。
ただ、この時期に、いつもよりもお金を使う家庭は多いと思います。今回は、そんなクリスマス事情に関しての記事をご紹介します。
クリスマスには“予算”を儲けない?
ある調査によると、25%以上の人がクリスマスの予算は立てない、と答えました。また、この為にいつも以上に残業するなどして、散財の埋め合わせをする、としています。
また、ある作家は「多くの人は、ギフトを贈ることで、子ども達への愛を表現しようとしている。子ども達が欲しい物は全て与え、どれだけ彼らのことを愛しているのか示したいのだ」と述べています。
確かに、私の中でも「これだけプレゼントを楽しみに待っているのに、何もあげないなんて、私酷い親なんじゃないだろうか」という気持ちになりそうです。
子ども達のため、とは言っても「子どもが喜ぶ姿を見たい、私たち“親”の自己満足」に過ぎないのかもしれません。
ただ、クリスマスのために残業して、予算を削ってでもプレゼントを贈ることに、それほどの価値があるのでしょうか?記事は続きます。
子ども達にとって、プレゼントの為に残業するより大切なこと
記事には、「子ども達への愛を示すベストな方法は、プレゼントの為に残業をするのではなく、彼らと共に過ごす時間をしっかりと確保すること」と書かれています。
この時期、オーバーワークなどをすることで子ども達と一緒に過ごす時間が減ってしまうことに対して、多くの親が申し訳ない気持ちになるのも事実です。
お金は空から降ってきませんからね。出す分は入れないといけませんから、そういう問題も出てきます。
そこで、記事では「クリスマスプレゼントに浪費しない3つのトリック」なるものが紹介されています。
トリック1:予算を人数で振り分ける
「クリスマス予算が500ドル(約5.8万円)だとしたら、プレゼントをあげる人数をまず把握します。各人にいくら費やすのか、事前に考えておく。“1人に買い過ぎたら、ある人には買えなくなる”くらい厳しい考えで臨む。」
やはり、予算度外視、というのは危険過ぎることなのかしら。
トリック2:買い物には、誰かに付き添って貰う
予算を組んでいても、いざ売り場を目の前にしたら、つい超過して買ってしまう、そんなこともあります。そんな時のために…。
「誰かに付き添って貰いましょう。予算を超えそうになったら、その人に警告して貰いましょう。」だそうです。
「ちょっと!目を覚ましなさいよ!お金ないんでしょ!?」って言ってくれる人なんて、よほど気の置けない人しかダメでしょうよ。
トリック3:時間制限を設ける
買い物に費やす時間が長くなるほど、“買い物スイッチ”が入りやすいものです。「もういいや!今日は買ったれっ!」みたいに思うこと、ありませんか?(←こんなんだから、お金貯まらないんでしょうねえ…)
「買い物は、せいぜい設定しても2時間半を目処に。携帯アラームを掛けるなどして、ストイックに買い物の時間に制限を設けましょう。」
というわけで、モールに入るその瞬間からアラームをセットすることをお忘れなく。
【参考URL】https://www.yahoo.com/parenting/parents-will-work-overtime-just-to-pay-for-holidays-101943001247.html
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「4015日」ていう本があるんだけど、子どもに費やす時間がいかに大切かを述べているんだ。
子どもはほっといても育つわけじゃなくて、愛情を常に注ぐものなんだと。
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一番良いのは、プレゼントは渡しつつ子どもとの時間をしっかり持つということだね。
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クリスマスは、普通の家庭の1ヶ月分くらいどーんと食べるよ。クリスマスが終わったら、子どもを連れてセールでプレゼントを買ってあげてる。
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義理の子どもが小さい頃、彼らは欲しいもの全部を貰っていた。
私も主人もそれはどうかと思っていたから、各子どもにプレゼントは1つずつ買ってあとはお金をあげることにしてた。
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家族連れに言いたいことは、本当に彼らが欲しているものにお金を使うことだ。
たとえテレビゲームのプレゼントだったとしても、家族と一緒にプレイしたりと家族で過ごす時間は作られていく。
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私は、子どもの頃はずっとプレゼント1つだったし、私の子どもへも1つあげるだけ。
いくつも貰うよりも、本当に自分が欲しい物を貰えたらそれで満足よ。
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私は、この記事を違った視点で見たわ。
毎年クリスマスは海外へ渡ると、何のプレゼントも貰ったことないし、感謝したことすらない子ども達がいることに気づかされた。
それから、彼らにはプレゼントの寄付をしているの。
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働き過ぎなんてやめましょうよ。「時間は愛と同じ」。
例えば、死が迫っている人には自分の大事な人にたくさん働いて貰って、一緒に居る時間が短くても良いなんて考える人はいないでしょ?
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ウチは十分にお金があったことなんて一度もない。だけど、そんなことよりも、娘と一緒にいる時間を大切にしたいと思う。
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以前、店で働いていたけど、ある老女が買い物にいらして、たくさん買っていったの。
彼女は、「クリスマス後のビッグセールを狙っていたの」て言ったわ。クリスマス後では、みんなお目当ては買ってしまった後で、誰も買わないものね。
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前、雑貨屋で働いていたことがあるけど、あの心が踊っている人たちと接していた時間が懐かしいわ。
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プレゼントが1つで満足なのは俺だけか?俺の母が、いわゆる「使い過ぎ、買い過ぎ」なタイプの親だった。
今年、3歳の娘に20ドル(約2300円)のおもちゃの掃除機をプレゼントしたんだけど、すっごく喜んで大興奮だったよ。
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私は7歳の息子に、3つのプレゼントを用意するわ。
彼には、しっかり考えて貰って「本当に欲しくてたまらない物」を吟味して貰ってる。だから、プレゼントも無駄になることはないわよ。
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ウチは、子ども1人につき2〜3個プレゼントを渡すわ。
でも子ども達にも、自分の貯金からいくらか出して貰ってコミュニティセンターなどに寄付をさせているの。
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親として、この記事に言わせて貰うわ。
あくまでも、サンタクロースというのは、「良い子」にしていた子ども達へ配られるものなのよ?
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私たちは、この2〜3年「サンタさんは、忙しくて時間がなかなか取れない。そんな中で来てくれるんだから、アナタ達もクッキーを焼いてお礼をするとか、何かしなさい。」と言うわ。
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去年、思い立ってプレゼントを渡さないことにしたの。
ウチの親族もそれに乗って、誰もあげなかったのね。そこから、我が家では、「クリスマスは、単に楽しんで過ごすもの」みたいな感覚になったよ。
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私の家では、いまだに本を買ったりボードゲームを家族で楽しんだりしてるよ。
子ども達もミニマリストで、多くの物を欲しがらないしね。
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今まで過ごしたクリスマスで一番良かったのは、両親と一緒に教会に行ったことかな。
僕は全然そんなことなかったんだけど、両親は、僕らに1つもプレゼントをあげなかったことに対して、とても申し訳なく思っていたみたいだ。
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ウチは予算を決めない派ね。クリスマス、誕生日、記念日、そのどれも予算は決めないで買うわ。
おわりに
「年に一度だから特別なものだし、予算を設けなくてもいいじゃない!」という声もありましたが、その多くが「プレゼントの数は1つと決めている」とか、「子どもに買う分、寄付もする」など、そのお金の使い方へのバランスを考えている人も多くいました。
お金の使い方には価値観が伴いますが、とにもかくにも「クリスマスは子どもと一緒に過ごす時間を、十分に確保することが一番大切」ということは、どの子どもも望んでいることです。
同じ時間を過ごせることへの有り難みを実感しながら、クリスマスは子どもとハッピーに過ごしたいですね!