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超有名俳優であり一流の監督 クリント・イーストウッドの生い立ちを見て行きましょう

2014/08/03
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アメリカの有名な映画スターで映画監督であるクリント・イーストウッド、映画好きでない方でも、彼の顔をテレビのロードショーで見たり名前を聞かれたことがある方は多いでしょう。

若い時からシブくて男前でしたが、お歳を召されてもますます渋みが増し、存在感のある方です。中高年の男性は憧れる方も多いのではないでしょうか?

今回は、映画スターで映画監督であるクリント・イーストウッドについて語らせていただきたいと思います。

生い立ち

誕生および、当時の時代背景

クリント・イーストウッドは、1930年5月31日アメリカ、カルフォルニア州、サンフランシスコで生まれました。

父親の名前はクリント・イーストウッド・シニア、母親の名前はマーガレット・ルース・ランナーです。彼には1歳年上の姉、ジーン・イーストウッドがいます。

大恐慌の間、イーストウッドの家族は仕事を求めてカリフォルニア中をさまよった末に、オークランドに落ち着きます。イーストウッドは、オークランド工業高校を1948年に卒業します。

高校を卒業して

この時期、イーストウッドは様々な仕事を経験します。干し草のベイラー(干し草を積み上げる人)、木こり、トラックの運転手、鋼鉄炉の火夫・・・等です。

1950年イーストウッドは、兵役の義務を果たすためにカルフォルニア州、モントーレ、フォート・オードの基地に召集されます。

陸軍にいる間、彼は俳優のデビッド・ジャンセンや、マーティン・ミルナー達から兵役が済んだらロス・アンジェルスに来るように説得されます。

若いころの彼の写真を見ましたが、今をときめくレオ様やブラピなどが、”ははー”と控えてしまうほどいい男です。一目見ただけで活かす男という印象が残ります。こんなにいい男が、映画に出ないで他に何をするの?というぐらいかっこいいです。

デビッド・ジャンセンや、マーティン・ミルナー達が、役者にならないかと誘うのも納得です。

役者人生の始まり

1954年、兵役が終わると彼はロス・アンジェルスに引っ越します。そして、オーディションを受け、ユニバーサル社と週給75ドルの契約を交わします。

彼の映画デビューは、SF映画「Revevge of the Creature」と「Tarantula」でした。これらの映画は、1955年に公開されました。

イーストウッドの険しいルックスは、CBSテレビの西部劇「ローハイド」のロディ・イェーツ役にぴったりとはまりました。このシリーズは人気が出て、1959年から1965年まで放送されました。

日本でも、同時期「ローハイド」はテレビ朝日系で放送されました。その後、何度か再放送され、最近では、2006年にNHKBS1で放送されました。

ブレイク

マカロニウエスタンでの活躍

1964年、イーストウッドはイタリアに渡り、セルジオ・レオーネ監督の指揮のもと「荒野の用心棒に出演します。この作品は日本の映画「用心棒」をリメイクしたものです。この映画の主役はよそ者のガンマンで、クールで潔いキャラクターです。

ジェームズ・コバーンやチャールズ・ブロンソンは、この役のオファーを受けましたが断っています。不躾かもしれませんが、お二人がこのオファーを断ってくださったからこそ、大スター、クリント・イーストウッドが生まれたと言っても過言ではありません。

イーストウッドは、、腕の立つ切れ者のガンマンという雰囲気を見事に表現しています。かっこいいけど、簡単にそばには近寄ることができない静かな迫力を彼の演技から感じ取ることができます。

1965年には、この映画の続編「夕日のガンマン」、1996年には「続・夕日のガンマン」が公開されます。これらのマカロニ・ウェスタンは世界的に大ヒットして、クリント・イーストウッドは世界的に有名な映画スターになります。

ダーティ・ハリーシリーズ

1971年、イーストウッドは映画「ダーティ・ハリー」に出演します。その中で彼は、サンフランシスコを舞台に、活躍するハリー・キャラハン刑事を演じます。彼は職務遂行のために、かなり無茶をする刑事です。

数々のピンチを切り抜ける彼の銃の腕前、フィクションとはわかっているんですが、何度も息を飲まずにはいられません。死線をさまよった人間の演技を自然にできるって、すごいですよね。

「ダーティ・ハリー」は、シリーズ化され、17年の間に5シリーズの映画が製作され、世界的にヒットしました。

映画監督として

許されざる者

彼の映画監督としての活躍も注目に値するものです。1992年彼は、「許されざる者」で、監督、プロデューサー、主演と兼任します。イーストウッドはこの時62歳です。年を取っているからこそ、彼の敵を狙う時の眼光の鋭さはすごいものがあります。

この年齢でこれだけの演技をし、迫力を感じさせる彼の演技はすごいものがあります。しかも、年老いて馬に乗ることもままならない主役の動きを演じ、年老いた悲しみも表現しながら一人のガンマンとしての戦いぶりを表現するところなど心にくささえ感じます。

この映画でイーストウッドは、第65回アカデミー賞、作品賞、監督賞を受賞します。

ミリオンダラー・ベービー

当時74歳のイーストウッドが監督し、主演した映画です。この映画で、イーストウッドは、女子のプロボクサーを育てるトレーナー(フランキー)の役を演じます。

手塩に育てた選手(マギー)がタイトル戦で相手の反則技を受けて首を椅子にぶつけて強打し、全身まひの身体になってしまいます。絶望したマギーは、どうか安楽死をさせてほしいとフランキーに懇願します。

最後にフランキーは、「お前は私の鼓動だ。」(それぐらいかけがえのない存在だという意味です。)と述べ、薬を過剰投与してその場を立ち去り、マギーは息を引き取ります。この映画の評価は賛否両論別れるところでしょう。

ただ私が思ったことは、人生にはむごたらしいこともあるということを表現しているという点で、胸を打つものがあります。74歳というあらゆる人生を経験しつくしたイーストウッドだからこそ、演じ指揮を執ることができたのだと思います。

イーストウッドはこの映画で、アカデミー賞、作品賞、監督賞を受賞します。

収入

さて、素晴らしい活躍をしてきた彼です。収入の方も、ビッグです。2009年に3500万ドルの年収を得ています。日本円に換算すると、(1ドル=100円)35億円ということになります。総資産は3億7500万ドルと言われています。

クリント・イーストウッドが成功したわけ

そうですね。まず第1に若い時の写真を見て思うのですが、”役者にならないで他に何するの?”というぐらいかっこいいです。あんなかっこいい人が自分の近くを通ったりしたら、振り返って「ヒュー」と口笛を吹いてしまいそうなぐらい活かしてます。

それから、なんと言っても高齢になっても挑戦し続ける心ですね。

彼は、映画の中でいろんな人の生き様を表現しています。決して愉快な、ハッピーな内容ばかりではないですが、それだけに核心をついています。

「スペース・ボーイ」をはじめとして彼の映画を見ていると、まだまだ自分の可能性にチャレンジするという彼の情熱を感じます。なんだか、彼に「年をとっても、まだまだ可能性を広げることができるんだ。」というメッセージをもらっている気がします。

これからも、彼の映画を楽しみにしたいと思います。

【参考URL】http://www.biography.com/people/clint-eastwood-9283502#early-career&awesm=~oHnnDcRNPQxS0r
http://www.paywizard.org/main/salary/vip-check/clint-eastwood
http://www.celebritynetworth.com/richest-celebrities/actors/clint-eastwood-net-worth/

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この記事に対するコメント
  1. 日本の名無しさん より:

    リメイクと言うか盗作

  2. 日本の名無しさん より:

    >1
    クリントイーストウッドは出演してるだけだから。監督としては極めて優秀だよ。

  3. 日本の名無しさん より:

    ※1へ
    監督作品みたことないだろ。
    文句はママの胸でいえよ

  4. 日本の名無しさん より:

    俺とクリント。
    地球が宇宙に誇る二人の男前。

  5. 日本の名無しさん より:

    当時の俳優はこれ以上無いって俳優が多いですね、名前を挙げればキリが無いんですが、日本だと勝新太郎や三船敏郎とか、洋だとショーンコネリーとか、歳食って脂が乗ってくる役者が居ますよね。
    今の役者は数年たって見ると見る影も無いとかが結構居ます、なんとなく直感的に歳食ってもイケそうなのは誰だろう?ブラピとディカプリオくらいしか思い浮かばないな~チョー一流と思われる役者は。

  6. 日本の名無しさん より:

    >>3訴えられて負けたじゃん

  7. 日本の名無しさん より:

    役者としても監督としても大好きだよ
    硫黄島の手紙も良かった
    まさかあのダーティーハリーがこんな映画を監督するなんてな

  8. 日本の名無しさん より:

    一見順調に進んだかのようにみえますが、ようやく名が世に知れたのが「荒野の用心棒」の成功(34歳)のときですから、
    俳優としては遅めのスタートですよね
    それもどちらかといえば、他の有名俳優たちが出演を断った地味なリメイク作でした
    ただかっこいいだけの並の才能なら、よくあるポッと出の俳優として、そのまま世に埋もれてしまっていたかもしれません
    彼が並みの俳優ではないことを証明するのは、更にその7年後のダーティハリーシリーズからではないでしょうか

    見かけがあまりにもいい男なため、若い時にはかえってその才能の真価が覆い隠されてしまうといった俳優は何人かいるようです
    ショーン・コネリー、トム・クルーズ、そしてこのクリント・イーストウッドなどです

  9. 日本の名無しさん より:

    ハリウッドスターという言葉がピタリとハマる数少ない本物のスター。

  10. 日本の名無しさん より:

    グラントリノが最高だった
    展開は読めるんだがそれでもなお色あせないのが王道なんだなと理解できる作品だった

  11. 日本の名無しさん より:

    マーロン・ブランドと対極にいるような感じ

  12. 日本の名無しさん より:

    クリントイーストウッドが名監督なんて言ってるのは
    若い連中なんだろうね。
    女優と濡れ場を演じたいだけで監督しただろ?と言いたくなる
    ようなヒドイ映画もたくさん撮ってる。
    「アイガー・サンクション」とか「ガントレット」とか。
    良いのは「許されざる者」くらいだな。

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