小さい頃、造幣局に侵入したら大量のお金が貰える!みたいなアホなことを考えていたものです。
お金というものは、何でも自分の欲しい物と引き換えられる、魔法のアイテムのようなもの。また、「お金お金!」と言いたくなくても、これがなければ実際に生活することは出来ません。
「お金」を連発する人は「人間としてイヤらしい人」みたいに、ちょっとダークなイメージを抱く人もいますが、私たちの生活を支えてくれる大切な存在であることは間違いありません。
6歳になる息子が、最近小銭を貯め始めているのですが、お金の価値が少しずつ分かり始め、1円をあげると「えー、もっとちょうだい」と言うようになりました。1枚硬貨を貰って喜んでいたのに、もうこれ以上は騙せません。
お金の価値としては1円は1円ですが、この硬貨を作るのに掛かる費用はおそらく1円では済まないでしょう。では厳密にいくら掛かるのか?
貨幣を作る時に掛かる費用について、アメリカの記事を見つけたのでご紹介します。
アメリカに存在する硬貨。種類はどのくらいあるか知っていますか?
さて、アメリカの硬貨の種類は一体どれほどあるのでしょう。硬貨は25セント、10セント、5セント、1セントの4種類で、大きさもそれぞれ違います。
おおよそ1セント=1円として、それぞれが、1円、5円、10円、25円硬貨、という感じで捉えてください。25セントというのは、私たちには違和感があるかもしれません。
また、硬貨は別の呼び名があります。1セントはペニー、5セントはニッケル、10セントはダイム、25セントはクォーターと言います。
アメリカでは、このような呼び名で硬貨のことを呼ぶので、初めて聞いた場合は戸惑ってしまうかもしれません。
アメリカの硬貨、それぞれ作るのに掛かる金額は?
そこで、いよいよ各硬貨を作るのに掛かる金額ですが、一番作るのにリスキーなのがやはり1セント硬貨です。
2014年は、1セント硬貨一枚を作るのに、1.7セントの費用がかかったそうです。1枚あたり2.4円掛かっていた2011年当時よりも若干安く上がっているものの、これでは「作れば作る程、損が出てしまう」ことに。
一度出来ると、長年たくさんの人の手に渡り、使われていくお金ですから、あまりもろく作るわけにもいきません。
同じく、5セント硬貨も1枚作るのに8セント掛かるそうですから、安い通貨であるほど、作る度に「損」と言えば、損かもしれません。
安い通貨を“作らない”という、大胆な政策をとっている国もある
となると、国としては、あまり1セントや5セントを沢山作りたくないものです。そういった理由で、「作る程損をする」安い通貨を、実際に「造幣廃止」にしてしまった国もあります。
例えばカナダは、1セント硬貨の製造を廃止。市場にはいまだに一部出回っていますが、製造自体はもう行っていないようです。
アメリカも、仮に1セント硬貨の造幣をなくすだけで5300万ドル(約63.7億円)もセーブ出来るんですって。単純に「なくす」ってことを決めるのも、結構な一大決心ですけどね。
造幣で損にならないように、国も試行錯誤
また、「硬貨製造に使われる“金属の種類”を、更に安価な物に変えてはどうか」という案も上がっているようです。
しかし、自販機やコインランドリー、ゲームセンターなど、「機械で硬貨が使われる時」にも耐えられるような、強靭な素材である必要があるため、なかなかこれらに代わる金属がないんだとか。
これを知ったら、1円=価値が低いなんて、一言じゃ言えませんね。
【参考URL】http://finance.yahoo.com/news/just-how-much-does-it-cost-to-make-a-penny-150243804.html
http://matome.naver.jp/odai/2139919650936331701?page=2
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硬貨を作るのに掛かるコストや価値について話をする理由が分からない。どちらにせよ、私たち納税者から費用は出されているんだから。
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製造コストが掛からないようにするには、「キャッシュレス」にすることしかない。今やアメリカじゃ、カードが主流だしな。
ただ、そこまで大きなことは国は出来ない。結果、この問題は続く。
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5セント以下については、細かく区切らなくてもいいんじゃないかな?実際買い物をして、2セントや3セントの差で買うか買わないかなんて決めない。
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一番の問題は、「貨幣を作るコスト」じゃなくて、今やあまり貨幣を使わなくなってしまったことに対しての「価値の低さ」じゃないか?
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硬貨の種類は、変えることはないよ。
だってさ、商品のタグに4.99ドルって書いてあったって、誰も「4ドルの商品」だとは思わないよな?ただ、4.98ドルって書いてあると、ハンパで買う気すら失せる。この1,2セントの差が大切。
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長年のコインコレクターから言うと、もう1セントは引退の時期だな。
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じゃあさ、紙幣はどんだけ掛かるか知ってるか?
1ドルは5.4セント
5ドルは10.1セント
10ドルは9.2セントとか俺が知りたいのは、どんだけバックヤードに貨幣が残ってて、この先どれだけ作っていくかだよ。
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1982年以降、近年でよく1セントを作るのに使用されている亜鉛は、紛失しても地中には吸収されない。これって環境的にどうなんだろ?
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1セントの製造を中止しようっていうのは、その製造に銅と亜鉛を使っているから。
これらを買い取っているのはダントツで政府が一番なんだが、それが一般の企業とかだったら、また経済も変わるかもね。
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1982年以前に製造されていた、銅メインの1セント硬貨を集めてるコレクターいるよな。子孫に残しておくと価値が上がるかも。
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俺の今持ってる2セント硬貨は、3.4セントの価値らしい。結構得してる。
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1セントや紙幣を失くせなんてアホか!これによって、倒産する会社が出てくることも忘れるな。
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アナタ達に聞きたいんだけど、人生において「◯◯1セント」みたいに、最後に1セントの付いたタグなんて見たことある?私は個人的には、煩わしいし、小銭は持ち歩かない。
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コレ、いつも問題になるよね。2歳児でも分かるような回答を先延ばしにし続けてるだけ。この先延ばしにした時間が、そもそも損だわ。
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やっぱり1セントなくして5セントだけにした方がいい。
例えば、各家庭にある1セントを全部瓶に詰めて換金する。その小銭の金属を溶かして、どんどん他の貨幣を作るとかはどうだ?
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俺は個人的に1セントは持たないことにしてる。使わないし、意味が無い。
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政府は何に対してもやり過ぎ。官僚は、私たちより頭が良くて明晰なはずなのに、今の状態を続けることがベストだと思っているのよね?
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硬貨で一番お荷物なのが、1,5,10セント硬貨だな。
自販機とかは、大抵1ドル紙幣だし、コインランドリーは大抵が25セント硬貨。他はほとんど使わない。
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硬貨は少しずつなくしていけばいいと思う。一気にじゃなくて、少しずつ減らして製造して様子を見ていくとか。
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10セントや25セント硬貨と同じくらいのコストなんだとしたら、1セントも作り続ければいいと思う。
気になる日本の貨幣は?
さて、気になる日本の貨幣についても触れてみますか!
まず、一番損をしそうな1円玉は、1枚製造するのに2〜3円、5円玉は7円、10円玉は10円、50円玉は20円、100円玉は25円、500円玉は30円のコストがおおよそで掛かるそう。
やはり、アメリカのみならず、元々の貨幣価値が低いものは製造コストの方が掛かってしまうようですね。
500円玉の製造コストが、約30円っていうのは、なんというかちょっと寂しい気分にさせられました。そんなに安いんだと。
おしまいに
個人的にも、ちょっと気になっていた貨幣の製造コストのお話。あまり現金が主ではないアメリカでは、コストが掛かる1セントは、製造自体をやめるのも、1つの選択としてアリでしょうね。
作るのにお金が掛かる、と言っても、まだまだ現金メインの日本では、硬貨の製造を減らすことすら、難しそう。
だって、日本ではその使用頻度からも硬貨の中で一番製造されているのは1円玉らしいのですから。お疲れ、1円玉。日本人は、その1円玉も日々大切に使っております。
銅の価格が上がったときに、中国人が日本から10円玉を密輸出してるって噂もあったなw
製造原価がいくらかと言う事と、その硬貨の金属としての価格がいくらかというのもまた別の話で、1円=1gのアルミは約0.2円
製造原価が約3円だからと言って鋳潰してアルミとして売れば儲かると言う訳ではない
勿論そんな事は犯罪だからやっちゃ駄目だけどね
また始まった、ここの翻訳者って経済のことを訳しているのに
経済の知識がゼロレベル(笑)
アメリカドルが国際通貨で全ての通貨と交換義務があることを理解していない。
最低限の知識を使って訳して良い記事か
無意味な記事か判断出来るようにしろよ。
と、ドヤ顔で語っており……
そんな事皆知ってるから書かなくていいよ
無意味なコメントか判断出来るようにしろよ
価値は製造コストと耐用性(減価償却率?)両方を考慮しなければならない。
1円、10円玉は故意に毀損しないかぎり10年も20年使い続ける。
使用人口が定常、貯金箱貯金がわずかなら流通に必要な量もそれほど増えないし。
賽銭があるから日本じゃなくすの無理だろ
流通量は少ないが50セント硬貨も1ドル硬貨もあるぞ。
んでも、日本でも最低金額レートが1円なのであって、その下がないわけじゃないよね。
1銭とかあるから、安い通貨を“作らない”というのはある意味どの国でも当てはまってるんじゃないかと思う。