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ブルーな人もそうでない人も、道路標識の”青”にまつわるオハナシ。

2013/11/02
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今では当たり前の案内標識

屋外に行くと、必ず見かける道路標識。その中でも特に、どこか初めて行く場所にたどり着くには案内標識は大変便利ですよね。

良く見かけるのは、あの、鮮やかな青色の案内標識と、高速道路などの案内で見かける緑の標識です。この色って、どんな風に決められているのか、皆さんご存知ですか?

実はこの色は、他の道路標識に使われる赤やオレンジと共にJIS企画で定められた「JIS安全色」と呼ばれるもので、緑は安全や避難、進行などを意味する看板、青は指示や用心を示す看板となっています。よって高速道路上では、緑、一般道路上では青になっているんですね。

さて、特に良く見かける青の看板は、以前は藍色でした。この藍色が更に見やすい青に替えられたのは、1970年代のこと。確かに、藍色より鮮やかな青に白抜きの文字の方が、パッと目に入りますからね。より安全運転に役立っているということになります。

標識も進化しているんですね。最近では、より光に反射して見やすいようなタイプの塗料が使われ、道路標識の業界もますます進化しているようです。

案内標識のお値段は?

公共のものですのでなかなかお値段が分かりにくいのですが、大きな案内標識になると30万円程度だそうです。

素材は基本的にはアルミニウム合金板ですが、設置する場所によって合成樹脂やメタクリル板などの素材が使われています。

因みに公安委員会が設置する、警戒や規制と言った標識はお値段が少々リーズナブルになりまして、6万円前後となります。

これらのお金がどこから出てくるかと言いますと、全国の違反金や反則金から出ます。ただ、これらのお金は、警察が直で受け取って使われているのではなく、一旦国に挙げられて、改めて自治体に交付され使われているます。くれぐれも、各都道府県毎に好き勝手に使われているわけではありませんのでご安心を。

案内標識の寿命とは?

案内標識を含め、一般的な道路標識は約10年で半強制的に取り換えられます

なんとなく、もう少し持つのでは?と思いたくなる年数ですが、それでも、劣化や消耗して事故につながる可能性があるため、家庭の電化製品のように「ギリギリ」まで使おう!という訳にはいかないものです。

その他、道路整備やガードレール設置など、道路を維持するためには結構なお金がかかっているんですね。

だからと言って、違反や反則をして大手を振って「道路整備に協力している!」と言って良い訳ではありませんが、適切にこのお金が使われていると思えば、何となくですが、ちょっとくらいは救われたり。しませんか?(笑)

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