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映画館の魅力を再発見して、休日は親子で映画鑑賞をしよう!

2013/12/08
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まだ日本にテレビや携帯ゲームなどの娯楽はほとんどなかった時代。人々の娯楽は映画館で見る白黒の映画でした。スクリーンの中に映し出される人間の喜怒哀楽に引き込まれ、涙を誘われ、時には怒り、人々はそんな映画の魅力にどっぷり浸かっていました。

最近ではテレビで映画が流れることも多く、また家庭用のテレビも随分大きいサイズになりましたので、映画館に足を運ぶ人は段々と減ってきてしまっています。

でも誰だって、生まれて初めてあの大きなスクリーンの前に座った時の感動は覚えているはず。そんな大きな感動を、是非家族で体験してみてはいかがでしょうか。

映画館の魅力とは?

映画館の魅力、それはあの大きなスクリーンと大音響、それに暗闇の中で他の見ず知らずのお客さんと一緒に味わうストーリーです。

家庭用のテレビも大きくなったし、家庭によっては、スクリーンとプロジェクターという本格的設備を備えている家庭もあります。しかし、最近の映画館は大スクリーンと共に音響設備も進化していてより臨場感あふれる音声が体感できます。

主人公の顔がスクリーンいっぱいに映し出され、美人女優のナミダの粒がそれを見ている自分の顔ほどにもなるような大きさですから、やっぱり自宅のテレビとは比べ物になりません。3Dも登場して、今後もますます映画館の進化は進んでいくことでしょう。

映画館にはさまざまなお客さんが集合します。カップルのデート、親子で、または一人で。そんな人たちが同じ映像を見て想いを共有できるというのも、個人主義の現代の中では、逆に新鮮な体験と言えます。ついでに言うと、子供にとっては、公共の静かな場所での社会のルールも学べるチャンスになります。

ただ、「日本の映画館は高い」というのは事実。というわけで、お得に映画を楽しめる日を選んで、上手に映画を見たいものです。毎月1日は「映画の日」、毎週水曜日はレディースデー、65歳以上の夫婦、など、お得に映画を見ることができる日は、月に何回かありますので要チェックです。

映画の選び方

最近の映画には、未成年が見るのに適していない映画を「PG-12」「R-15」「R-18」という区分で表記しています。つまり、暴力・性的描写・心理的恐怖・麻薬・反社会的行動といったものが映画に入っている場合、基準に従って未成年の視聴を制限したり禁止するというものです。

家族で子供さんと見る映画は、ある程度の年齢の子どもさんでも、やはりこれらの年齢制限を鵜呑みにせず、事前に親御さんがしっかりと内容を把握して、それでも見せて良い物だと判断した映画を選択することが大切です。PG-12だから13歳の子供は「良い映画」となる訳もなく、あくまでも最低限のボーダーラインとなっています。

筆者の個人的な意見ですが、わざわざR-15指定の映画を16歳の子供と見に行く必要もなく、まずは無難なコメディや動物ものといったものからで良いのではないかと思っています。

一度見てしまった衝撃的な映像は、記憶から消去できません。もしかすると子供の心の奥深くに残って、後の人生の心理的な負担になりかねないからです。子供が自ら選択して、自分の意思でしっかり映画と認識して観る事ができるようになるまでは、そのような映像から離しておくべきだと思います。

映画を見たら映画について話そう!

映画を見たら、自分がなにを思ったかをお互い話してみると、自分には見えなかった映画の思わぬ側面が見られたり、お互いがなにを思ってこの映画を見たのかが分かり、家族間のコミュニケーションにもなります。

特に思春期になると、途端に家での口数が少なくなったとお悩みの親御さん、映画館をコミュニケーションの道具として、是非、親子で映画館に足を運んでみてはいかがでしょうか。

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