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自動車業界大手のドイツ、電気自動車普及への道!

2015/09/06
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SFで描かれてきた色んな物が現実の物となってきました。

さすがにタイムマシーンや他の惑星への移住計画などにはまだ手が届いていませんが、スマホやタブレットPCを始めとした様々なものが、ほぼ70、80年代のハリウッド映画の世界観に近づいたのではないでしょうか?

貴方が個人的に、この10年で随分と科学は進歩したな、と思う事はなんでしょうか?

私なら携帯音楽プレーヤーを挙げます。私はテープの時代からMD、そしてiPodまで経験し、スマホを使って音楽配信サービス「Spotifi」を日々利用している身。音楽を携帯するあり方が、25年間でここまで変わるとは思いませんでした。

特に高校時代に使っていたMDには、「本当にカッコイイ!信じられない!」といった未来への大きな期待を感じたものです。もっともその後すぐにiPodが登場し、その感動の記録は塗り替えられましたが。

そして現在はネットを経由し、ライブラリにアクセスして曲を聞く。30歳を目の前にして音楽メディアにまた驚かされるとは思いませんでした。こんな風にこういった技術革新で驚く機会というのはまだまだたくさん訪れるでしょう。

今、世界の色んな国々で競争している新しい技術として、電気自動車を挙げる事が出来ます。すでにハイブリットカーを使っている方も多いですし、電気自動車の輸出も大きく広まっています。

さらにはTOYOTAの水素燃料電池自動車「MIRAI」の発表も、大きな注目を浴びました。日本の自動車企業は次世代自動車の主導権を握れるかどうか、今とても注目されています。

その自動車産業のライバルの一つドイツでも、電気自動車の国内での普及が課題となっています。政府は電気自動車の普及に向けて大きく舵を取り始めました。

ドイツの電気自動車事情

ドイツといえば、言わずと知れた自動車大国。私は今現在ドイツに住んでいるのですが、街中にアウディやらベンツやら、なかなかお目にかかれないはずの高級車があるものですから、最初は驚きました。

勿論ドイツの自動車産業でも、電気自動車への取り組みは盛んです。フォルクスワーゲンもBMWもそれぞれのモデルをすでに販売開始しています。残念ながら道路で走ってる姿はまだ見た事は無いのですが、これからの普及が期待されています。

ちなみに私が住んでいる町は古いドイツの町並みを尊重していることもあり、街にはよく馬車が走っています。

ある日、馬の無い馬車を見かけてその不思議な光景に驚いたのですが、耳を澄ませてみるとエンジンの音がしない。そう、街に電気馬車が走っていたのです。こういった地方自治体などの協力と共に電気自動車は普及して行くのでしょう。

ドイツの普及作戦

一般にも電気自動車に浸透するよう、取り組みが必要です。ということでドイツ政府は今30億ユーロ(約4100億円)の電気自動車への援助を計画しているそうです。政府の使命と題して2020年までこの支援を続けて行く予定とのこと。

その計画の中には、会社用の移動車として購入した場合、最初の1年で50%の特別控除が行われるという援助もあります。ほかにも研究費用、充電スポットの建設費用にも援助が行われ、さらには水素燃料自動車への支援プログラムの延長が審議されています。

その目的とは

電気自動車の販売が思ったより伸びておらず、販売台数を伸ばすことが目的のようです。伸びない理由としては、

  1. 高い値段
  2. 充電が出来るエリアが少ない

 
ということが一番に挙げられます。こういった状況が電気自動車需要の促進への妨害となる為、この状況を改善していく構えだそうです。

充電エリアを環境保護を目的として増やしていき、2020年までに販売台数を100万台に上げる事を目標にしています。

ドイツ政府は電気自動車の普及に向けて本格的な舵を切ったようです。このプロジェクトは自動車メーカーだけでは当然達成する事はできません。インフラ面の充実を図るため、国の様々な機関と提携して押し進めて行く必要があります。

ドイツの自動車メーカーでは、中国と電気自動車の充電の規格を同じにする事が決定しています。ドイツの国際競争の力強さは日本企業にとって脅威になるのでしょうか?

日本から離れて随分と経つので、日本の電気自動車の普及具合は分かりませんが、やはり日本のメーカーに勝利を収めてもらいたいと思います。

このドイツの電気自動車の件について、海外の人達はどのような反応を示したのか気になる所です。一部コメントを抜粋して紹介したいと思います。

この記事の海外に対する反応

よりよいインフラ改善に期待したい所だ。

環境が良くなる事でもあるし、これは私たちの生活において重要だよ。

電気自動車は援助が無ければ誰も買わないだろうな。

電気自動車は交通ルールを守っていないよ。

充電インフラが販売の最大の壁になる?違うだろ、それを拒む石油産業の主達が一番の壁だろ。

ホンダのハイブリットは年間26ユーロ(約3500円)の税がかかる。それに対して純粋な電気自動車のBMWのi3は年間45ユーロ(約5000円)の税がかかる。なぜ高いんだ?

電気自動車への切り替えは簡単じゃないのは明らかだよ。

もっと商用への援助が必要だな。

まだ道路では電気自動車はそんなに走ってはいないぞ。

確かに石油を牛耳る輩たちは電気自動車を良しとはしないだろうな。

本当に環境に優しい車は電気自動車じゃなくて、100%の再生可能エネルギーを用いる事なんだけどね。

だれも燃料の要らない車を必要としないのか・・・。この高い値段は永遠に続くのかな・・・。

一般顧客へのサポートが少ないってか。じゃあ私が喋る事は無いな。

インセンティブは無い・・・。

環境保全の目的として、11000台のバスが電気バスに取り替えられる可能性も出てきているそうだ。

これは世の中の当然の流れだな。

最終的に水素エネルギーが主流になると思う。

ただ電気自動車は冬場の暖房がネックになるんだよな。

メルケル首相は無力な自動車産業を必死にサポートする。

私たちはきちんと資源を保存し蓄える必要があるよ。

2020年には車は一体どうなっている?

2020年に販売台数100万台ってことは、国内中に充電出来る場所がそれなりに出来ていないといけないでしょう。プロジェクトを急ピッチに進めなければいけないような気がします・・・。

実際5年後、どのくらいドイツ、日本、そして世界で電気自動車が普及しているのか非常に気になります。

電気自動車をみんなが当たり前に乗る様になるまでにはもう少し時間が必要だと思いますが、どんどん奨励して普及して、地球の環境対策に貢献出来るようになってもらいたいですね。

【参考URL】http://www.spiegel.de/wirtschaft/soziales/elektroautos-regierung-plant-milliardenschweres-foerderprogramm-a-1036664.html

水素自動車の試乗に行ったら帰りまで燃料が持たなくて、でもって補充ポイントも近くに全くなくて違う車に迎えに来てもらって帰ったって話を聞いた。アホすぎw 普及の整備はたいへんだろうけど是非がんばってもらいたいね~!

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この記事に対するコメント
  1. 日本の名無しさん より:

    太陽電池自動車ってのが出来るらしい。

  2. 日本の名無しさん より:

    充電時間の問題をクリアできなければ大きく普及はしない
    化学反応に頼ってる以上、原理的に充電時間の大幅短縮は無理
    現状、電気自動車は本命にはならない

  3. 日本の名無しさん より:

    エアコンがけっこう電気を消費してしまう。
    当分の間はバイクや小型で短距離の町乗り用。遠出には不向き。

  4. 日本の名無しさん より:

    >>1
    TOKIOが乗ってるやつしか思いうかばないw
    横浜だと観光とか仕事用にちっこいレンタル電気自動車走ってるよ
    そういうエリア限定みたいな使い方ならできそうだけどねー

  5. 日本の名無しさん より:

    EU(実質ドイツ)は電気自動車でも主導権を握るため、日産などが提唱している
    充電規格を潰すのに必死。あいつらは勝手に日本と違う規格を決めては
    「こっちが世界標準だ。日本はガラパゴスだ」と主張して潰そうとするのが常套手段。
    ドイツはもう、敗戦国仲間じゃない。ヨーロッパ征服に成功しつつある帝国だよ。

    1. 日本の名無しさん より:

      詳しいですね。
      ドイツなど欧州米国は必ず日本の妨害をする。
      この充電コネクタにいちゃもんをつけたのは欧州。
      いつも姑息で卑劣です。
      これはオリンピックの規定でも同じことを日本はされる。

  6. 日本の名無しさん より:

    日本は、水素自動車だろうな。回収エネルギーも考えれば、水素+電気のハイブリットかな。水素は自動車だけに限らず、社会全体に与える影響は、広いと思う。

    1. 日本の名無しさん より:

      トヨタミライは燃料電池車だよ。バッテリーじゃなくて電池に水素ぶち込んで発電させてモーターで走るEVだからね。
      勘違いしてる人おおいけど。

      1. 日本の名無しさん より:

        あなたも勘違いしているようですけど何か(笑)
        電気自動車で充電池の充電に水素をつかって発電したものを貯める。
        直接発電した物を使うのではない。

        1. 日本の名無しさん より:

          あのねー誰がバッテリー積んでないって言ったの?回生エネルギー使うんだから当たり前にあるでしょ。
          水素と電気のハイブリットって言ったら内燃機と電気って意味になるんだよ。
          プロパンハイブリットとかディーゼルハイブリットとかと同じ意味になるでしょ。
          あくまでも水素燃料電気自動車なんだよ。

  7. 日本の名無しさん より:

    技術的にも普及レベルでも日本が先行しているのに実証もしていない存在しないドイツ方式を欧州規格に統一したからね。米国内でも猛烈なロビー活動を経て割安ですでに普及していた日本式を追い出そうとしているのがEU。日本はこのままでは両者共倒れを警戒して水素自動車での優位性を示し規格のマルチ化に戦略を切り替えた。はっきり言って普及を遅らせたのはクリーンエネルギーを提唱する欧州連合そのもの。ブロック経済の恐ろしさを日本は改めて実感したのがEV騒動。

  8. 日本の名無しさん より:

    日本は地道に水素ステーションを増やしつつ水素ハイブリッドに移行すべきですね。

  9. 日本の名無しさん より:

    電気自動車(EV)充電スタンド増えたよね
    コンビニでよく見るわ

  10. 日本の名無しさん より:

    確かにプリウスが出たあたりから充電スタンド普通に見るようになったな
    完全に石油に頼らない車もすぐにでも量産化できる技術は持ってるんだろうけどそんなことしたら諸外国に睨まれるから普及するのはまだまだ先だろうねぇ

  11. 日本の名無しさん より:

    原発→発電→水→電気分解→水素でタダ同然にエネルギーが手に入る。
    今は常温での水素保管も出来、歩留りも問題なし。
    シェールガスやメタンハイドレートなんかより次世代エネルギーの中心になるのは間違いない

  12. 日本の名無しさん より:

    一回の充電で500kmは走って欲しい。
    充電も5分以内で8割位充電できれば
    電気自動車に乗り換えてもいい

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