ウチの家庭は、1.3馬力で生活しています。大黒柱のパパと、その0.3の稼ぎの私。子ども二人は未就学のおチビさん。まだ子どもが小さいのもあって、私が働くスタイルには限りがあります。
2人とも幼稚園に通っているのですが、登園9時半でお迎えが14時。到底フルタイムで働くことは厳しくなります。とは言っても、専業主婦をする生活の余裕も全くなく、許される範囲で働いているというわけです。
今はこんな状況で裕福ではないものの何とかやっていけるわけですが、もし「私がシングルマザーになったら、生活はどうすればいいんだろう?」と漠然と思うことがあります。
パパありきの生活になっていますが、いつ何どき生活が変わるかなんて誰も分かりません。彼が働けない身体になるかもしれないし、もしかしたら離婚するかもしれません。絶対にない!は、ありえないのです。
パパが居ない、となると「フルタイムで働けない」なんて言っていられないわけで、そうなったら「何とか保育園に入所させて貰って、フルタイムで働いて3人暮らし」という案しか浮かびません。
子どもを抱えて働くということは、勿論残業などは出来ないでしょうし、子どもの行事に参加できないことも増えるでしょう。
子どもですから、突然の熱や学校指定の伝染病に掛かることだってあります。そうなると、1週間程学校を休むこともしばしば。熱でうなされる子どもを放って出勤するのは、とても危険で心配なことです。仕事を休まなければならないことも多いでしょう。
アルバイトをしていた時に、何度かそういう状況になったことがありましたが、たとえフルタイムでなくても、仕事を休むことは周りに迷惑も掛かるし、出来れば避けたいものです。
ましてや、その環境に理解のある職場であればいいのですが、会社側の求めるように働けない場合、「解雇」ということも考えられます。
もし、その上で多額の借金を抱えていたら?
今回は、シングルマザーで16万ドル(約1800万円)の借金を返済した女性の話をご紹介します。
女性はこうやって借金苦になった
アメリカに住むレイチェル。海兵隊の1等軍曹のキャリアを持つ彼女は、10、14、16歳の3人の子どもを持つシングルマザーです。
彼女の買い物はもっぱら、クレジットカード。子どもの成長と共に洋服や靴をどんどん買い与えていました。誕生日やクリスマスのイベントにも、惜しまず散財していたといいます。
最初に負債を抱え始めたのは、長女の生まれた16年前。家具を買い替えたことから始まり、彼女のクレジットカードローンは2006年までに55,848ドル(約635万円)、車のローンは76,711ドル(約870万円)にも及んでいました。
800万円超えの車なんて、私からすると、その時点で「無駄使いのスイッチ」が入ってるように思えます。
一番の問題は、“気づいていない”ということ
「その当時、私は総額でどれほど借金があるのかさえ分かっていなかったわ。」とレイチェルさん。はたと気がついたのは、海兵隊に勤めて10年目の頃。他の同期が、どんどん退職していったのです。
今後仕事を続けるのか、それとも同期のように辞めるのか、その決断を下す時になって初めて、自身の借金の大きさから退職することなど出来ないことに気づいたのです。
この出来事がなければ、多額の借金がある自覚もなかったかもしれません。
最初にやったことは、車の売却
ここから、レイチェルさんの借金返済生活が始まります。まず、彼女は返済の終わっていなかった800万円超えの車を売却することにしました。
代わりに手頃な車に乗ることで、まずは借金を減らしたのです。
なんせ800万ですから、これの支払いが無くなれば、随分と借金の問題が解消出来ます。
おすすめ!“封筒仕分け”生活
毎月、2,100ドル(約24万円)を借金の返済に、残りのお金で上手に生活出来るように彼女が取った方法が、「封筒仕分け」でした。
彼女は13枚の封筒を用意し、各封筒を「食費」、「服飾費」、「募金」などに細かく分けて使うことにしました。
まず、毎月の返済額が24万円ですから、返済だけでも多額です。残りの生活費は、どのくらい余裕があったのでしょうか?
この「封筒仕分け」をレイチェルは一貫して守り、封筒内の金額から出る物は一切買わないことにしました。この封筒仕分けですが、実は私も実際にやっています。毎月生活費が決められている家庭などには本当におすすめです。
私の場合、あまり細かく考えながらお金を使いたくないので、レイチェルのように「カテゴリー」で分けるのではなく、「週割」で封筒にお金を入れています。
封筒を週割仕分けにすると、週毎に予算があるので「給料日前は財布の中身が寂しい」ということもありません。週内の予算から出る金額の物は買わない、という点では、レイチェルと同じです。
変わったのは、彼女だけじゃなかった
返済を始めてから、お金に対する姿勢が変わったのはレイチェルだけではありませんでした。
子ども達も、高い物が欲しい時はお小遣いを貯めて買ったり、工夫をしながらお金を使うようになったのです。レイチェルが返済に苦労していることも、子どもながらに分かっていたのでしょう。
こうやって、彼女は1800万円余りの借金を返済したのです。現在彼女は、子どもの教育費、老後のためのお金を貯めています。
【参考URL】http://finance.yahoo.com/news/how-i-paid-off–158-169-in-debt-174436741.html
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彼女がようやく浪費に気づいて良かったな。きちんと考えて生活できていたら、稼ぎもあるし、たくさん貯金も出来ていただろうに。
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私、毎日自分の出費を稼ぎでどうカバーできるか考えているわ。
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否定的な意見が多いことに驚いた。どういう形であれ、自身の過ちに気づいて解決していくことは素晴らしいこと。
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俺も5000ドル(約57万円)の借金を返済するまでは、彼女のように負のループに陥っていたと思う。
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彼女は70,000ドル(約800万円)位は稼いでいるだろうから、よほど子ども達には見境無く、何でも与えていたんだろうな。
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良いアドバイスがたくさん詰まっていると思うけど、果たして子ども達が大学に進んだ時に、同じ方法でやっていけるか疑問だわ。
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いろんな家族が、お金に苦しんでいるわよね。
彼女は稼いでいるんだから、この教訓をいろんな人に伝えて貰いたい。
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夫や妻がお金に無頓着だった場合、家族で借金の問題をクリアするのはとても難しいことだけど、彼女の場合は上手に解決出来て良かったわね。
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借金が実際にある人の生の解決法が見られて良かった。彼女は9年間も一生懸命フルで働いてのことだしね。問題は簡単だからこそ、解決は難しい。
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40,000ドル(約450万円)以下の年収の人に関しての解決法が、この記事には書いてないわ。
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クレジットカードも、きちんと管理出来れば良い物なのよ。
私は2枚を使い分けているけれど、いずれにしても「使った額」を把握しておくといいわね。
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全部基本的なことのように私には思えるな。
学校を卒業してから13年ずっと、予算を立てて管理している。毎月いくら使って、いくら貯金って、いつも考えていることだけど。
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素晴らしい!彼女を誇りに思うよ。
もうお金は使ってしまったら、もうおしまいさ。子どもの教育費にいくら掛かるかを、子ども達にもきちんと伝えておいたほうがいい。
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こういう借金を返済した人の実話は、大抵の場合平均的な稼ぎの人じゃなくて結構貰っている人が多いよね。
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どんなに退職したくても、27年間は働いていいた方がいい。その方が、退職金が最大に貰えるよ。
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彼女の子どもも素晴らしい。
俺も借金に苦労していた時期があったが、子ども達は「あれが欲しい、これが欲しい」と口々に言っていた。
俺はその度に「ごめんね、お金が無いんだ。」と言うしかなかったよ。
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レイチェルやったね!もう少し節約術を足すと、図書館をフルに利用して、本やDVD、ゲームなどを借りるのもいいよ。
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彼女の年収はどれくらい?普通の人にはあんまり役に立たないんじゃないかしら。
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もう封筒仕分け法を42年続けてますよ。
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シングルマザーって本当に凄いよね。私のママもそうなんだけど、パパの悪口を一言も言わないし、国から補助も受けずに一日中働いてた。
まとめ
レイチェルの年収が平均より高いこともあって、「もとが高いのに、借金が出来るとか、どんだけ使ってたんだよ!」という怒りの意見もありました。
ただ、一般的に収入が多い人は、それに伴って出費も多くなることがあるようですから、一概に収入が多い、少ないでは言い切れない部分もあるでしょう。
「決められた予算の中で上手に生活する」ポイントでは、ある意味同じ。そういう点で、レイチェルが実践していた「封筒仕分け法」は本当にやってみる価値あり!
なぜなら、ごく一般家庭(より下かも)な私の家庭でさえも効果があるので、そうなるとやってみたくなるでしょ?
うーーん。自業自得すぎるよw
主婦のくせに家庭の運営に必要な収支をまったく管理してなかったとか意味がわからない
クレジットットカードを持っちゃいけない「だけ」の人だね。
ところでアメリカでは家具やらもローンで買うのが当たり前文化だとか。アンティークとか歴史浅コンプも関係してるそうだけど。
タイトルで“封筒仕分け”っていう内職があるのかと思ったわ
記事の内容がゴミすぎるだろ
浪費してたのをただ抑えただけじゃねーかww
800万の車の借金は車を売却したら無くなるの?減るってどれくらい?
もう中古だしどんだけ高く買い取ってくれるの?しかも更に車買っちゃうわけ?
アメリカだから車はないと生活出来ないのでしょう。
800万の車は売っても差引でマイナスにはなるだろうけど、
高額のローンが毎月引き落とされるよりはマシ。早めに
手放して損害は最小に、生活必需品の車は安い燃費の良い
ものに買い替え。