近年アメリカで作成される映画の製作費はあがる一方で、最高で約240億円にも昇るものもあるそうです。一体ここまで上がった理由は何なのか話題になっています。
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僕は映画エイリアンの大ファンなんだ。最近映画のデータベースを読んでいて知ったんだけど、製作費はたったの1800万ドル(約18億円)だって聞いてびっくりしたよ。計算したら、今だと4千万ドル(約40億円)くらいの価値になるみたいだ。
エイリアンで使用されているいくつかの特殊効果は僕を唸らせたけど、特にミニチュア効果は最高だったなぁ。
しかし、何で最近の映画は馬鹿高いのに昔の映画の良さの半分にも満たないんだろう?しかも何年か経つとすごくダサく見える。製作費が跳ね上がるうえに、クオリティを下げるのに、なぜ特殊効果を乱用するんだろう。
【参考URL】http://www.reddit.com/r/movies/comments/23nwrm/aliens_was_made_for_185_million_40_million_today/?sort=old
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A8%E3%82%A4%E3%83%AA%E3%82%A2%E3%83%B3_%28%E6%98%A0%E7%94%BB%29
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製作費を抑えられた理由
1.有名スターが出ていない。
2.当時比較的無名な監督だったから、台本や監督のギャラが少なかった。
3.CGI(CGを使用した3Dアニメーション)が全く使われていない。
4.比較的安い特殊効果を使用していた。(パペット、模型、衣装、セットは手に入りやすいものを使用した)
5.イギリスのパインウッドという安いロケ地で撮影した。
6.監督のジェームスキャメロンはロジャーコールマンと言う大学で特殊効果について学んだが、そこでいかに工夫して安くするかなどを学んだ。(エイリアンと人間が一緒に映るシーンを少なくし、人間がエイリアンのコスチュームを着て編集で大きくするなど)
7.プロデューサーは既にエイリアンの権利を持っていた。
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特殊効果に金をかけなくてもいいものができるって、映画第9地区がいい例だと思う。CGIも最高だったし、バーチャル効果部門でオスカーにノミネートもされたんだよ。
しかもこの手の映画では珍しく、制作費は30億円だった。同じようなジャンルの5分の1程度じゃないかな。
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確かにその通りだと思うよ。エイリアンは長い間僕の一番好きな映画だよ。
初期の監督のリドリー・スコットはよくあるサイファイ映画みたいにセクシーなスーツを着たり、未来的なテクニックを見せる描写ではないんだ。
宇宙旅行はいかに難しく工業的なものかなのを見せられるように努力したって言っていたよ。
僕は監督はそれを見事に表現できていたと思うよ。こんなにしっかりとした理想を持って映画を作る人は昔と比べて減ってきたね。
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おい嘘だろThe Raid2(インドネシアの映画)は450万ドル(4.5億円)だってさ!
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↑今はそんな金額で絶対作れないよな。先週観に行ったけどすごい良かったよ。
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↑すごく印象的な映画だった。でもやっぱインドネシアの映画だからこその安さだとも思うけどね。
インドネシアで作られ、インドネシアの俳優が演じたんだから確実に安くなるはずだよ。
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エイリアンは素晴らしい映画だと思う。最高のアクションムービーを作るための教科書の様なものだよ。
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たった1千800万ドルだって?驚いたな。でもセットとかコスチュームを見るとやっぱり安っぽいのがわかるかな。
最近の映画は製作費に恵まれているからいくらでも金をかけられるけど、だからと言ってクオリティが高いとも思えないよ。
エイリアンは低予算だったからこそ、こんなに長く愛されてシリーズになったんだと思うよ。
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製作費が少なくても、小道具さえしっかりと作れば映画は格段によくなるよ。
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きっと君はクラシックロック効果に陥っているんだと思う。
何で最近の音楽より昔のロックミュージックの方がいいって言っている人が多いと思う?それは今流行りの曲はリリースされると嫌でも毎日聴かなきゃいけないからだよ。
エイリアンは素晴らしいできで有名になったからけど、エイリアンと同じ1979年頃に作られた映画でも、最低なものはたくさんあるよ。
でも最低なできだから有名にならなかったから、君が知らないだけなんだよ。
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A級レベルのセレブ俳優=2200万ドル
大物監督=3300万ドル
たった2人雇っただけでこの金額だよ。
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最近の映画の製作費が高いのはほとんどが宣伝料のせいだよ。つまらない映画をヒットさせるために必死に宣伝してまわらなければいけないんだから。
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CGIを撮るとき、俳優たちは何もない緑の壁の前で演技をするんだけど、それじゃぁ俳優たちにとってもほんとの恐怖や感情を表すのが難しいんだよ。
実際CGIのモンスターを見ても、観客は逆にリアルを感じないんだよ。
でも最新効果を駆使して作ったような映画はいつも単純に物理的におかしいモンスターを作ったりして何か違和感があるんだ。
うまくデザインできたとしても、やっぱり機械で作られたものって言う印象になってしまうんだよ。
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やっぱり人の手で作られたものには敵わないと思うよ。
最近の映画は特殊技術に頼りすぎていて、何だか温かみに欠けてしまっている気がする。昔の映画はセットなどほとんど手で作られていたから雰囲気が断然よかったよ。
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↑確かにそうだよね。僕も昔の映画でよく使われていたような爆破装置を使った効果が今でも懐かしいよ。
やっぱり何かが爆発したりするシーンは実物の物が壊れないとリアリティに欠けるよね。
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新しいCaptain Americaの映画で、最後のクレジットに‘背景’のポジションの人たちの名前が載っていたよ。今時珍しいよね。
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エイリアンではそんなにキャストを使う必要がなかったんだよ。
街中のシーンなんかだったらエキストラを雇わなければいけなかったけど、宇宙のシーンはクルーの人たちだけで済んだからね。スケールももっと小さかったし。
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最近ではギャラとか保険とか撮影許可をとるのとか、全て金額が跳ね上がっているからね。
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最近はCGIの値段もちょっと前よりは下がってきたみたいだよ。アジアの国に発注してアメリカで作るよりも格段に安くなっているみたい。
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俳優や監督へ支払われるギャラがここ何年かでものすごくあがっているよ。
最新のハリーポッターの映画には、一番最初の映画に比べて俳優、監督へのギャラが2倍以上にもなっているらしいよ。
まとめ
どうやら製作費があがったのには、技術的な映画のクオリティを左右するものだけではなく、ギャラや宣伝費なども大きく関わっているようですね。
ちなみに日本映画の製作費はガッチャマンで推定約80億円、ALWAYS三丁目の夕日は推定約14億円だそうです。
節約する気ないからだろ。
100億円かけても、1円でも黒字になればOKなんだろね。
俺なんか、貧乏性だからロッキーでスタローンが制作費けちる為のアイデアの数々知ってから、改めて観ると更に楽しめた。
「インデペンデンス・デイ2」に出演してくれるようウィル・スミスにオファーしたら、出演料に納得しなくて蹴ったそうな
アレで出世したのに・・・
昨年公開されたウィル・スミスとトム・クルーズの似たような映画(近未来の荒廃した地球を舞台にしたようなヤツ)で異様に出演者が少なかったのは、スター俳優に配分する金額が多すぎるんだろうなあ
ゲーム業界でも同じことが言えるよね
制作費30億ドル(3000億円)の映画だと…。第九地区やばすぎだろ
っていう冗談はともかく、CGIがやっぱり大きな要因じゃないかと。一コマが数十万っていう話も聞いたことがあるし、ありとあらゆる手段をやり尽くした感がある映画界には新しい俳優を雇うことと新しい映像表現を模索することぐらいしか投資のしようがない。もうこうなってくると、かつての演劇が映画に取って代わられたように、映画も他の娯楽に取って代わられるのかもしれないね。
低予算映画では、トレマーズが好き。
1のみ、調子に乗ってシリーズ化しなければ名前が残ったのに。
2~以降、だだ下がり。
ターミネーターの1とかも凄い安かったはずw
翻訳された外人の意見はとても参考にはなるけど”サイファイ”とかのスラングは日本の形式で一般的である”SF”で表すなどの意訳も必要なのではないでしょうか。
スマホから見づらいことも指摘しておく。
制作費の大きさ自体が宣伝に影響するってのもあるよな
「制作費○○億円!」みたいな宣伝文句が使われたりして
ヒット作の続編だと、前作よりショボいと思われないためには予算を前作以下にするわけにいかないとか
そりゃ著名になる前の映画と比べたらいかんよ
ターミネーターだって1作目はB級映画だったんだから…
ただまあ、そういう映画でも結構お金使ってるよね意外と
監督が売れる前の低予算映画は、監督が好き勝手出来るから。
大作になると、あちらこちらから口出す人間が増えて、尖がった映画ができない。