この間久しぶりに映画バック・トゥー・ザ・フューチャーを見ました。80年代の生活を見て、世の中はこんなに便利になったのかーと思ったのと、現実の2015年は、映画で描かれていた未来都市とは違う風に発展を遂げているのがわかり、面白かったです。
さすがにデロリアンや宙を浮くスケボーみたいなヤツは無いですが、映画の中の2015年より確実に便利な世の中になってる!と思えてなんだかちょっと嬉しかったですね。
それにしても人類の発展って凄いなーと常々思います。生きているうちに宇宙へ生存圏を広げる事ができるのかどうかは難しいとしても、その変化のスピードというのは目を見張るものがあります。
個人的には音楽の変化の早さに驚いています。テープ、MD、iPod、Spofitiと携帯する音楽の形態が四半世紀で瞬く間に変わって行く様を見れていることに感動していますし、こんなに変わるものかね?と改めてびっくりします。
そんな変わって行く世の中で、いろんな技術が沢山生み出され、それを元に生み出された物が社会を動かしていくパーツになっていき、それを元に社会の発展がさらに加速していく。発展すればするほど、そのスピードは上がって行くのかも知れません。
例えばそれは人工衛星。これが生み出された事により、気象状況、カーナビゲーションシステムだったりと社会の発展に大きく貢献しています。ちなみにこの開発の裏話なんて物は聞いた事はあるでしょうか?
そして今回面白い記事を見つけました。その記事が紹介しているのは、フランスが作る人工衛星について、開発に必要なお金が足りないという事で、隣国のドイツがお金を出した!という話。しかもそれは軍事用の人工衛星です。
あまり聞く事の無い、人工衛星開発の裏のお金の話が記された記事を、今回は人類の発展の為に紹介したいと思います。
新世代軍事用人工衛星
フランスは、全長が50センチメートルである事で有名な、新しい諜報用の人工衛星を開発させています。
この軍事用人工衛星システムの名は「Composante Spatiale Optique( 以下CSO)」。これはこれまでの人工衛星スパイのHeliosより、性能は大幅にグレードアップしてます。
そのお金ドイツが出資します
2機のCSOは来年開発がスタートすると言われていますが、問題となっている3機目は現在開発費用が3億ユーロ不足しています。
そんな大規模な開発に、フランスは強力な協力者を発見しました。隣国のドイツです。
情報によるとドイツがこの人工衛星に出資可能な金額は約2億1千万ユーロと言われており、ドイツの国防委員会で防衛大臣が書いた推薦状にその旨が書かれています。
そしてこのドイツ、フランス間の人工衛星の出資協定は早くて今年中に行われ、署名されるとのことです。
光学の分野ではひけを取るドイツ
この人工衛星を作るのは、フランスの企業Airbus Defence and Spaceです。そしてそこのスポークスマンの説明によると、これまでの人工衛星より100倍の能力を持った高性能なモデルであり、今の世代の物よりも大きな評価を手にする事ができるそうです。
しかしこの驚きはフランス国内で留まっています。というのも
- 工業大国ドイツは電波探知の人工衛星の分野では世界でも超一流だが、それに対して光学の分野ではそうではない。
- それ故これらの分野のデータはフランスやアメリカに完全に頼っていた。
- それ故人工衛星開発では、ドイツはこの分野で全く無関係であり、他の国との購買という形でそのシステムを利用する事が出来る。
上記の理由により、ドイツはフランスの独占分野にただただ代理でお金を払っていると言われています。しかもドイツはただの出資パートナーとして、この分野に関して発言権が無い状態であるそうです。
見返りは・・・?
人工衛星は南フランスのToulouseという地域で開発されるますが、ドイツの軍事産業が関与する見込みは無いようです。その代わり、ドイツはフランスから20%の人工衛星のデーターを受け取ることになるそうです。
技術に対してこういった取引や駆け引きが国同士で行われているとは、考えた事もありませんでした。確かに国の大事な産業の技術をやすやすと渡すつもりも無いでしょうが、大金を出資したドイツはちょっとしか知ることができず、ちょっと可哀想な気がします。
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酷い言われようだな。
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ドイツは手をこまねいている代わりに、品質を上げる必要があるよ。
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ドイツのシステムはフランスの会社に仕事を奪われている。
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私たちは本当にチャンスを逃している。これは明らかだ。
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だからドイツは自分自身で発展し、新しくなって行く必要があるな!
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アメリカとの航空機との購入問題以降、ドイツが無駄に何らかのプロジェクトにお金を使う事はなくなった。良い事だ。
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フランスは一般的には良いエンジニアである事は知られているよね。
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遅すぎる。そして高価だなぁ。
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私の国が他の国から材料を購入している事にびっくり。
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すごい!お金を払う代わりにこれまで実現出来なかった事が可能になるんだろ?
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フランスは社会主義に過敏に反応して以来、経済の低迷、高い失業率になっているのは明らか。だからいずれ競争力のある分野になれる!
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フランスと仕事するヤツは、自己責任であるという事を忘れるな!
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フランスは他の国からノウハウを買って、何年かしたら「私たちの技術で生まれた製品」とか言って他国に売るんだよ。
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資金調達がフランスにとって最大のイベント。
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光学人工衛星は少し難しいんじゃないだろうか?
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ドイツは勤勉さと能力で、第2次世界大戦後多くの分野で技術的な優位を握ってきた。そしていま私たちは既に様々な分野で挑戦をしている。
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ドイツにとって、エンジニアリングという言葉は品質と同じ意味を持っている。
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フランス人による私たちへの嫉妬。
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フランスが特別有能であるという事はないね!
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ドイツ人は、野心、勤勉さ、正確さ、これは譲れない象徴である。
ドイツの産業競争に対するプライド
この元ネタのニュースはドイツの新聞サイトから見つけたこともあり、ドイツ人による「負けるなドイツ人!」的なコメントが集中していました。
スポーツ同様、自分の国の産業の競争率にもプライドをもって見ているんだなと思わされました。ドイツ人の勤勉さ、正確さを訴える発言が意外と多く驚きました。
今回のこの報道はドイツ人のプライドを傷つけたのでしょう。こうなってくると、ドイツがこの分野でフランスと互角に競争できる日が来るまで応援したいなあと思ってきました!
【参考URL】http://www.spiegel.de/wissenschaft/technik/cso-berlin-zahlt-210-millionen-euro-fuer-franzoesischen-satelliten-a-1026356.html
ほっほ~!メリットはあるけどたしかに見返り少ないように感じるし、ドイツの人からしたらカッチーンときちゃうかもね。他国にヘコヘコしてるばっかりじゃなくてプライドを持って権利を主張するのは大事なことよな~。日本もなめられないようにしてほしいね。
有名なカールツァイスもレンズは今や日本企業が長野で生産してブランド付けて売っている
この分野ではイメージと違いかなり空洞化が進んでいる。
日本に居ると金銭価格がマヒするのか
沖縄に毎年3000億円の基地保障に
白紙になったけど新国立競技場が2500億円だっただろ。
最新鋭の偵察衛星に2~3億ユーロは極めて適正価格に思える
価格よりも全長50cmの小ささに驚いた
しかし、よくよく考えてみたら
最近のデジカメって、市販のでも異常過ぎなんだよね。例えば「COOLPIX P900」
軍事用なら、もっと凄いんでしょうね。
ドイツと言えばカールツアイスやらライカで光学に強いかと思ってたけど、今は違うんだね
頑張れドイツ。
負けるなドイツ
周辺国はドイツの足を引っ張るべきじゃない。ドイツ頑張れ、超頑張れ
これは辛い
出資7割、情報2割
その2割もいくら協議の上で決めたとしても、選択権はフランスに有るのでしょうね。
たしかに昔のマンガでも、
ドイツと言えば軍事用のスコープでも優秀とかシーンが出て来たりして
光学にとても強い国、というイメージを持たされても来たんだけれど
今はもう衰退をしてしまっているという事のなら、なんでそうなってしまったんだろうね??@@
電気もフランスの原発から買ってる。
軍事用でないけが東日本の震災の時に被災地の衛星画像を提供してくれたラピッド・アイ社はドイツ企業で光学衛星持っていたが、その後経営に行き詰ってカナダ企業になっちゃってる。
自国で衛星作れないなら20%でもカネで情報が入手できるなら欲しいだろうね。
ドイツにも軍事分野にも参入してる光学機器メーカーはあるけど、すぐに衛星分野で通用するほど甘くない。
ま、これがドイツ企業、ドイツ技術といわれている物の今の実態よ
中身が別物で掲げている看板だけがドイツ
旧西独時代の西側各国の支援受け、EU結成後は欧州各国混じり合い、内側からみんな支えてもらって「ドイツ」の名声を維持させてもらってきた
他力本願体質になって、自分達はたいした努力もせず、プライドだけは高く、少ない労働時間と過剰な保障・保護で楽することを覚えてしまった
※8
ドイツ人はあまり経営上手くない。
スイス人やオランダ人の得意分野。
ドイツ人は旧態然とした官僚組織的な複雑で融通性のない金のかかる非合理的なシステムを作ってしまう。
既存の物を頑なに、厳密に保守し続けることには向いているが・・・。
外国人の力を借りないと自分達で改革やれない。
※4
周辺国はドイツの足引っ張るなとか・・・
もうドイツには一切協力しない、自分達だけの努力だけで今後はやれと突き放せばいいのかな?w
宇宙開発・航空機・軍事・核開発・研究分野は北ドイツに欧州プロジェクト機関・企業が結集しているよねえ・・・
プロジェクトの一員としてドイツも資金は出しているが、技術でドイツが提供できるような物がもうあまりない・・・
欧州結束しても行き詰まれば、結局米やカナダ等の欧州以外の国に切り売り売却するしかないという・・・
それなら最初から米や日本、インドと共同プロジェクト作ってやっていればよかったものを、欧州のプライドがそれをさせないできた
数百年かけて覇権は移動するね
上にもあるが、ドイツ製は過去の栄光、実績で食ってる状態。実際は、コスパ
命で品質なんか三の次。ソースは憧れてドイツメーカーに就職した知り合い。
中韓国人がやたらドイツの技術力絶賛してるのが笑える。究極の世間知らず
だからなw
ドイツ一国の実力だけで日本に太刀打ちできる分野はもうあまりないよ。
せいぜい欧州共同体が力を結集して、担ぎ上げている御輿替わりのドイツが何とか太刀打ちできる程度になっているだけで。
まあ、その欧州の結束も内部瓦解寸前だがね。
ドイツと欧州が必死に施したドイツメッキもはげかかっているし。
大型機械、工作機械はドイツ製はまだ優秀だけど、組み立て完成品としてならいざしらず、素材レベルからの自力制作がドイツはもうできなくなっているからなあ・・・
相変わらず電子・電気回路系もドイツ技術はどうにもならないお粗末レベル
複雑ではあるね。そもそもESA設立にあたりもっとも積極的だったフランス。当時、米国がそれらの分野で支配的な構図を作りたいと高圧的な動きを見せていて欧州一丸となり地域独自の技術と安全を確保しようといって当時フランスがドイツの手綱を握っていたから逆らうことなくここまで来た。ロケットなどの主要部品はイタリアやスペインなどからも調達しているが大部分はフランスで次いでドイツ。協力しないはずがないってのがフランスの立場かと。日本は光学分野が発達しているから米軍への部品供給や英国と共同で空対空ミサイル開発に着手するなど宇宙開発の成果はあるからダメってこともないけどね。
ドイツは宇宙に関してはフランスの奴隷なのは間違いない。
多くの分野での技術力はフランス>ドイツなんだよね
フランスは湾岸戦争時にアメリカが偵察衛星の画像情報を出し渋って作戦遂行に支障を来したらしいからね。以前から計画はしてたけど、この件が独自の偵察衛星保有の意思を強力に後押しすることになった。Heliosって光学偵察衛星シリーズでスペインとイタリアと共同で運営してて費用の負担比率に応じて利用出来るとか。
日本は北朝鮮のテポドンミサイル発射事件を契機に対米不信などから独自の偵察衛星を保有する方向に。日本の場合はロケットは純国産で作っちゃったし、F-2関連のソースコードもアメリカが提供しなかったものを自分で作っちゃったから勝手に作られるよりは技術供与したほうが儲かるって判断から結構アメリカの技術も入ってる。
今はどうか分からないけど初号機ではひずみのない大型対レンズやリアクションホイールとかもろもろアメリカの部品が使われたそうな。
足元見られたくなかったら結局のところある程度時間と金さえ掛ければ自前で何とか出来るって事を示さないと駄目。H-Ⅱで純国産化したのもその為だしね。純国産で作って技術力を示してから海外に自分でも作れるけどコスト低減の為におたくの部品売ってくれないって交渉する。相手も技術のないところには吹っかけたり売却自体を拒否したりするけど技術を持ってるところには売らなきゃ損ってことになって売ってくれるようになる。
お隣の韓国はアリランって画像衛星を開発する際にアメリカとフランスに技術供与を断れれて、イスラエルの企業と共同(正確にはイスラエルからの技術供与)でカメラ部分を作ったそうな。
イギリスはロケット開発から離脱しちゃって技術が途絶えちゃったけど日本もそうなな内容に踏ん張らないとね。幸いロケットの方はH-3ロケットの開発で何とかなりそうだけど。後は「はやぶさ」とか探査衛星の次を早く計画練らないとね。これも次の計画がないと人材が霧散してしまう。
『日本は北朝鮮のテポドンミサイル発射事件を契機に対米不信などから独自の偵察衛星を保有する方向に。日本の場合はロケットは純国産で作っちゃったし、F-2関連のソースコードもアメリカが提供しなかったものを自分で作っちゃったから勝手に作られるよりは技術供与したほうが儲かるって判断から結構アメリカの技術も入ってる。』
の部分が抜けてた。下書きコピペするときにミスった。
今はどうか分からないけど…に続く。
FireFoxの拡張機能でNGワードに設定してる語句を削除して表示するユーザースクリプトをインストールしていて、段落単位で自動削除しているのを失念していました。私のブラウザでは表示されていなくて投稿ミスと勘違いしてしまいました。コメントきちんと投稿できていました。管理人様、返信部分から削除して頂ければ幸いです。申し訳ありません。
中韓は、ドイツを過剰評価しているけど、分野によって得意不得意が極端でムラがある。
日本は、ほぼ全ての分野で世界最高水準であり技術立国で、バランスでは日本の方が圧倒的に上。
ドイツの得意分野は機械、物理工学系。
かつてはよかった鉄鋼金属系は日本やスウェーデンに及ばなくなっているし、 医薬品、化学系も元々はスイスの得意分野。
ジェットエンジンは米英。
電子・電気系は日本に到底及ばない。
今やドイツは他国の手を借りないと満足に物が作れない。
それに経営がヘタだから、これも外国人経営陣の協力がないとすぐに硬直化、経営不振になる。
ドイツリニアも結局空中分解して開発全面中止になったし、ICEなどの鉄道車輌も加ボンバルディア、住友金属、JRの支援がないとジーメンスの技術力だけではもう満足に作れない。
原発電力と同じ。 面倒なことは全部他国に頼ればいいじゃんで一事が万事。
過去の栄光に胡座かいてきた結果、ドイツ技術の停滞を招き、技術者、職人も育たずノウハウは継承されず、次々と優秀な人材が国外流出と、気付いたときにはもう時すでに遅し状態。
80年代後半からすでに衰退は始まっていた。
日進月歩の世界の最先端技術力にもう取り残されていく一方。
日・米・英・仏・伊・蘭・墺・スイスなどの国々が協力・支援体制密にしている南ドイツ以外はもう悲惨な状態。
唯一元気な北独・元国営VW社が必死に国内外企業の買収・乗っ取り戦仕掛けているが・・・凶と出るか吉と出るか。
スズキ自動車も危うく乗っ取られる寸前だったでしょ。 提携とか協力とかお花畑脳で善良ドイツだと思って油断していると危ないんだよw
どんどんなりふり構わない手段にではじめているからw。
特に財政難と基盤州産業が揺らいでいるところは。
ドイツ人が本気になって(追い込まれて)作れば作れないものはないよ。ただし、日本と同様に連合国の干渉、フランスやアメリカやロシアが黙っていないから、やる気がないだけ。VTOL機や原子力船やゼンガースペースシャトルやステルス性戦闘機ランピリエダだって西ドイツ時代に作っているよ。ほとんど、政治的圧力でキャンセルだけどね。やればできるんだよドイツ人は。
united nation = 連合国 だよ。世界のシステムを動かしているのは連合国だよ。
日本やドイツはその技術力で連合国に貢献する体制が現在の世界だよ。
if all countries has right to act freely ,
japan and gremany will be stronger than they are .
but it is not permitted by united nation now.
united nations = 連合国だったね。
世界のことは連合国有利に動く。
技術も資源も連合国のために吸い取られる。
お金もね。
日本とドイツが自由になりたかったら、永世中立国か国連脱退か
あるいは、多様化世界(世界が一つのシステム、ルールで動かないような世界)
windows でなくLinux,
資本主義でなく農本主義
石油でなく石炭、あるいは自然エネルギー
共通通貨でなく独自通貨
マスメディアでなく地域独自のメディア
教育制度の一元化廃止
とにかく、現在の体制から脱却することだよ
escape from freedom→escape to freedom