年を重ねるごとに、両親への感謝の気持ちはより増して行くものです。
子供にとっては、親はとても特別な存在。
そこで、何らかの形で恩返しをしようと思う機会もあるかと思います。
例えば、誕生日、結婚記念日、母の日、父の日など。
そんな感謝の気持ちを表すのに絶好の機会かもしれません。
決して感謝の気持ちをお金で伝える必要はないのですが、オンライン上で割引券などを提供しているイギリスの会社クイッコウが面白い調査結果を発表しています。
それによると、イギリスにおいては、子供達が母親へ送るプレゼントの金額は、父親へ送る額よりもはるかに上回ると言うのです。
これは母親への思いが、父親よりより強い、と言う表れなのでしょうか?
今回はこの研究結果を詳しく見て見る事にしましょう。
父親は母親の半分!?
この調査は、1,508人の成人男女を対象にしたもので、調査結果では、娘と息子共に、父親よりも母親により多くの金額をつぎ込んでいる、と言う結果が出ています。
特に娘の母親に対する思いは強いようで、彼女らが生涯に母親へ贈るプレゼントの総額は、7100ポンド(約129万円)。
実はこの金額は、娘が父親へ送るプレゼントの総額の倍以上の金額になるのだとか。
イギリスでは、娘は年間を通して、母親と共にショッピングやエステに通ったり、記念日でもないのにプレゼントを贈ったりと、母親に対しては寛大にお金を使っているようなのです。
しかし、父親に対してはそれほど気合が入っておらず、生涯通して送るプレゼントの総額は3200ポンド(約58万円)。
このほとんどは、クリスマスと誕生日プレゼントのみに使用された金額なのだとか。
一方、息子の母親への浪費は6377ポンド(約116万円)。
そして娘と同様に、父親に対する浪費はほぼ半額の3233ポンド(59万円)。
娘・息子共に、母親への思いは父親よりも強いようで、これを裏付けるかのように、
85パーセントの娘達、そして80パーセントの息子達が、父親より母親とより親密な関係を築いている、と答えています。
娘と息子の違い
またこの報告では、娘と息子の両親への支払額の違いも公表されています。
これによると、娘は息子よりも2倍以上の割合で母親を食事に連れ出したり、突然のプレゼントを贈ったりしているようで、その内訳は
- クリスマスプレゼント額 約37ポンド(約6600円)
- 誕生日プレゼント 約29ポンド(約5200円)
- 母の日 約20ポンド(約3580円)
と言うように、娘は年間約200ポンド(約3万6000円)を何らかの形で母親へ費やしているそうです。
しかし、ここでも父親に対する差別化が顕著で、娘は父親に対して、年間約108ポンド(約1万9000円)のみをプレゼント代に費やしており、その内、
- クリスマスプレゼント額 約24ポンド(約4294円)
- 誕生日プレゼント 約19ポンド(約3400円)
- 父の日 約14ポンド(約2510円)
と、やはり母親よりも少な目の支出となっています。
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父親はプレゼントに何が欲しいかはっきりと言わないから、結局プレゼントは本かネクタイになるのよね。
だから父親へのプレゼント額が母親に比べて安くなってるんじゃない?
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単に女性用のプレゼントが一杯あって、男性用が少ないため。
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私の父親には、母親にお金を使うように言われてる。
おまけに、父親はそこまで凝った物をあげなくても喜んでくれるから、あまりお金を使わずに済むのよね。
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2人の娘の父親だけど、自分の娘達にはプレゼントは食べ物か飲み物にしろ、と言ってる。家の中に物があふれるのが嫌だからね。
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父親のプレゼント選びは難しいから、結局靴下、ネクタイ、お酒になるのが常。別に父親より母親が良い、という訳ではないんだけど。
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父親に何が欲しいか聞くと、たいて「別に…」と言う答えだけが返ってくる。だから、買いたくても買えないのよ。
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母親はプレゼントのリストを必ずくれるけど、父親は何が欲しいのかさえわかってない。
母親を好んでるんじゃなくて、ちゃんと好みを言わない父親が損をしているだけ。
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父親としては、プレゼントを貰うより、子供達がいつもそばにいてくれる方がうれしいよ。
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私の父親は、私があげるものは何でも喜んでくれる。特に図書館でのセール品の本とか、手作りの食事とか。
でも母親は限りなく欲しい物があって、大変なんだけど…。
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自分は二人の息子の父親だけど、いつも母親を大切にするように教えてる。母親は人生で一番大切な人だからね。
父親も勿論大切にして欲しいけど、自分達はプレゼントなどはいらない。ただ子供達と過ごせる時間だけで十分だよ。
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だらしない父親が多くて、彼らはプレゼントをもらえないだけかもよ。
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我が家は逆。父親はいつもリストをくれるけど、母親は決して欲しい物を言わないんだよ。困ったよ。
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うちの母親はエステと香水、父親はTシャツとスリッパが好きなのよ。これじゃ、金額に差が出るのは当たり前よね。
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二人の娘の父親としては、彼女達が母親を大事にしている姿を見るだけで十分。娘からのキスが一番のプレゼントだよ。
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この調査は、お金を掛けないと女性は幸せに出来ない、って言う調査結果じゃないの?
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母親には値は付けられないよ。いくら払っても足りないと思う。
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私の父親はただ私と時間を過ごしたいだけ。去年のクリスマスには、150ポンドのハンドバッグを母親へ、父親へは5ポンドの植木鉢。なにせ10日も私と一緒に過ごしたから、彼は5ポンドの鉢で大満足だったわよ。
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一生懸命働いたお金で、母親に高いプレゼントを贈ったけど、驚くことに返品された。
それ以来、母親には時間とお金をかけず、父親にもっとプレゼントをあげるようになったわ。楽だし、絶対喜んでくれるしね。
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いくらお金を貢いだかで愛を計るのっておかしいと思う。
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お金やプレゼントでは愛情は図れません。
記念日自体忘れてしまう!?
この調査では、53パーセントの娘が、父親よりも母親とより親密な時間を過ごしている、と回答しています。
この母親と過ごす時間の多さの結果、母親と父親への貢ぎ度が変わってくるのかもしれませんね。
しかし、いくら過ごす時間が短いとしても、父親の誕生日などの大事な日は覚えててあげて欲しいのですが、
20パーセントの娘、30パーセントの息子が父親の大事な記念日を忘れてしまった事が過去にあるのだとか…。
プレゼントは贈らないまでも、記念日にカードをあげるなり電話をしてみるなどの努力はしてあげて欲しいものです。
【参考URL】http://www.dailymail.co.uk/femail/article-2965154/Sorry-dad-looks-like-favourite-Daughters-spend-7-100-gifts-mothers-lifetime-double-spend-fathers.html#comments
おもしろい調査結果だけど、お父さんからしたら少し寂しい結果になっちゃたのかもね?ジョニーのオヤジはほしいものは何でも自分で買ってたから、いつも何をプレゼントするか迷ったよ。しかし母と父で倍ほどの差がでたっていうのは驚きだね。ジョニーはどちらにも同じ様に感謝の気持ちを伝えてるよ!(高感度あがった?)
そらどれだけ金を稼ぐかより子供にとっちゃどれだけ一緒にいてくれたか、
どれだけ直接世話をやいてくれたかってほうが心象はいいだろうよ
それはそうだろう
しかし生活していくには金が必要で金を得るには働くしかない
誰かが働かなきゃ生きていけない
子供がこれを知るのは自分が働き出してからだからね
男は女の半分も育児をしてないけどプレゼントの額が半分程度になるってことは、金銭収入で貢献してくれた分もきちんと評価されて、総合して父親から受けた恩が母親から受けた恩より小さいと判断された結果なんじゃないかな。母親に全く金銭収入がない家は少ないしね。(イギリスの専業主婦の割合は3割。ちなみに日本の割合は5割)
うちは母親が仕事しながら家事を全部やってたし、土日に買い物に連れて行ってくれたり学校行事とかに来てくれたのも全部母親だったから、帰省の時には母親には土産を買って帰ってリクエストを聞いて好きな食事を作ったり旅行に行ったりするけど、父親には土産物だけって決めてる。
日本で男が生きていくのは大変だからね。余裕が無い。
その甲斐あっての先進国だけど。
ぶら下がってるだけでグチグチ文句垂れるだけの側の居心地はどうなの?
生まれ変わって経験してみたいわ(呆)
これ日本の話じゃないし・・・
結婚もしたことないし女になることもないんだから、何言っても空回り。
君の母親に聞いてみるのが一番手っ取り早いだろ?
何故それをしないでネットで愚痴ってるんだい?
お父さん…。
この調査結果を見たらお父さんがちょっと可哀想になってくるな
でもそのお父さんも若い頃はそんなに自分の父親に金を使わなかったのか。世の中よく出来てるな
そもそも死別や離婚で父親がいない世帯もいれてこの調査結果なのかどうか知りたいんだが
>二人の娘の父親としては、彼女達が母親を大事にしている姿を見るだけで十分。娘からのキスが一番のプレゼントだよ。
この意見はわかるな。
うちはずっと娘と2人暮らし!
今年の誕生日はボディーショップのギフトセットみたいなのくれたなー。
小学生の頃は、お金貯めてラッシュのソープとかくれたし、うちの好みをよく理解しててくれてる!
自分の親は一切貰おうとしないから、古くなった家電を全て買い替えたことがある。内緒でやったから文句言われるかと思ったけど両親共にすごく喜んでくれたし、家族が使うものだから金額に差は無いな。テレビは父が凄く気に入って、冷蔵庫は心配だったけど、母が泣くほど喜んでくれて安心した。