毎度、お祭り騒ぎとなった今回のアメリカ大統領選挙。派手な演出の上に、ハリウッドスターなどの著名人を巻き込んでのキャンペーン活動。選挙というよりも、まさにアイドル発掘番組といった様な印象でした。
しかし、仰々しさは変わらないものの、此度の大統領選挙は今までと少し事情が異なっていました。
民主党選出のヒラリー・クリントン氏、そして共和党選出のドナルド・トランプ氏との一騎打ちとなりましたが、両者ともに党内から100%の支持を受ける事無く選出された、いわば「疑惑付き」の候補者による対立だったのです。
嫌われ者同士が誹謗中傷を繰り返すだけの争いとなった今回の選挙活動に、アメリカの有力シンクタンク「戦略国際問題研究所(CSIS)」のハムレ所長が「史上最低の戦い」と嘆いたほどです。
母国はもうおしまいだ!絶望したアメリカ人が避難を計画し始める
そして選挙中には、大統領候補者達へのアメリカ国民の不信感がはっきりと表れた事件も起こりました。
それは、各党から大統領候補者を1人に絞り出す「スーパー・チューズデー」後の事。共和党選出候補者としてトランプ氏が圧勝した日、“how can I move to Canada”つまり、“カナダに移住する方法”とグーグルで検索した率がなんと350%も上昇したのです。
また同時期には、カナダ政府の移住情報サイトもアクセス数が急増したために、一時は繋がりにくい状態が続いていたのだとか。
実際移住するにはどれくらいかかる?
さて、検索するのは誰にでもできますが、アメリカ人が隣国カナダにそう簡単に移住する事ができるのでしょうか?
移民弁護士のアレン氏によると、両親や子供がカナダの市民権を所有していない場合、膨大な時間と費用、そして書類の提出が求められるとのこと。しかも、手続きを全て弁護士に頼むとなると、弁護士費用として4000~6000ドル(約45万円~68万円)も掛かるのだとか。
しかし、カナディアン・ドリームを叶えるのは決して不可能ではないとの事です。そこでニュース専門放送局CNNのサイトに掲載されていた、カナダ移住を叶える方法とそれに伴う費用をご紹介しましょう。
カナディアン・ドリームを叶える4つの方法
カナダ永住権を取得するには、以下の4つの方法があるそうです。
1.就労ビザ
※追加家族1人当たり116ドル(約1万3000円)の追加費用
合法でカナダに移住する最も簡単な方法は、北米自由貿易協定(NAFTA)に登録されている職種で現地採用されることです。例えば、
- 会計士
- コンピューターシステム・アナリスト
- エンジニア
- 養蜂家
など。
この場合は、カナダの国境で即座に就労ビザが発行されるそうです。ちなみ2015年に発行された就労ビザ発給数は約20万人です。
2.熟練労働者用ビザ
※配偶者同伴の場合412ドル(約4万7000円)、子供1人当たり112ドル(約1万2000円)の追加費用
この新しい移民プログラムでは、候補者の中から教育や実務レベル、そして収入などを組み合わせ、総合レベルの高い候補者だけにビザが与えられます。2015年には、2万3669人がカナダ政府よりこのビザの招待を受けたそうです。
移民弁護士のシンガー氏によると理想的な候補者は、
- 20代
- カナダの公用語である英語とフランス語が堪能である
- 修士号以上の学歴
これらが備わっている人材だそうです。
3. 人材が不足している州を探す
※配偶者や子供同伴の場合は追加費用
カナダの10州と3つの準州では、人材が不足している分野に限って、積極的に外国人の雇用を推薦しています。
例えば、ケベック州では、医療専門家や看護師不足が深刻な問題となっており、5000人の外国人雇用枠を設けているのだとか。昨年、このカテゴリーで12万人が採用されています。
4. 企業家や投資家の場合
※配偶者同伴の場合412ドル(約4万3000円)、子供1人当たり 112ドル(約1万2000円)の追加費用
大富豪、特に中国人に大人気なのがこのビザ。しかし現在は、ケベック州のみが投資移民プログラムを行っており、申請受理後はケベック州への移住が条件となります。
他の申請条件としては、
- 申請者本人か配偶者名義で160万カナダドル(約1億3000万円)相当の資産を有する事
- 申請受理後には、5年間80万カナダドル(約6800万円)の無利子預金による投資もしくは22万カナダドル(約1800万円)の投資(無返還)
等が必要となります。
昨年は6453人がこのビザを受け取ったそうです。
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トランプとヒラリー…。アメリカ人が自国を離れたくなる気持ちはよく分かる。
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トランプが大統領になったし、カナダ政府はアメリカとの国境に壁を立てるべき!
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アメリカ人不法移民反対!
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トランプがカナダに移住したらどうなるわけ!?
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ヒラリーが嫌いで、カナダに移住したいアメリカ人も多いと思うけど。
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ヒラリーも、トランプも最悪。
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元々アメリカは、ヨーロッパ人が原住民を追い出して戦略した国。だからカナダじゃなくて、自分のルートをたどってヨーロッパに帰るべきだ!
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これもヒラリー陣営の嫌がらせじゃないの?
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↑トランプを嫌う共和党からのトランプへの嫌がらせだと思う。
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アメリカ人の本質が、知らないうちに暴かれた選挙戦だったよね。
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トランプは、今のアメリカをまさに反映した人だよ。
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カナダに移住できても、物価の高さに耐え切れずにアメリカに直ぐ戻って来るよ。
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奴隷を解放した共和党のあの精神はどこへやら…。
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アメリカ人はカナダがどこにあるか知ってるわけ(笑)?
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隣国は隣国でも、メキシコじゃなくて、カナダを選んだところが皮肉だよね。
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あとキューバ移住っていう手もあるのでは?
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アメリカ人大量移民発生!
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国民が選んだ大統領。受け入れるしかないよね。
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所詮、アメリカ人はトランプレベルだという事。
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シリア人やら中国人を大量に受け入れるカナダ政府の20年後は、どうなっているのでしょうか!?
アメリカン・ドリームは昔のこと。今、どこに希望を見出すのか
実は、カナダ移住ブームがアメリカ国内で起きたのは、今回の選挙で起こった初めての現象ではないそうです。ジョージ・W・ブッシュ元大統領の2期目が決まった2005年にも、同様の傾向が見られたのだそうです。
勤勉さと勇敢さがあれば、誰もが夢を叶えることができると言われた「アメリカン・ドリーム」。これは、アメリカ人にとって最も大切なアイデンティティーだったはずです。
しかし、NGO団体ビュー・チャリタブル・トラスツの調査によると、無一文から大富豪になったアメリカ人は、現在ではたったの4%にすぎないのだそうです。
実現不可能となったアメリカン・ドリームに失望し、他国に夢を模索し始めたアメリカ人。カナダ移住ブームは、米社会にも、自らが選んだ指導者にも夢を託すことができなくなった国民の心理を反映した現象だったのかもしれません。
【参考URL】http://www.bbc.co.uk/news/world-us-canada-36730174
http://money.cnn.com/2016/03/18/news/donald-trump-move-to-canada/
大統領就任式の日も反トランプ派が暴徒化したり、ハリウッドスターたちが痛烈批判したりとかなり荒れていたね。ま、アメリカがどうなるか見ものだね。
などとアメリカ人が考えている間にも、カナダのモスクで3人の男が発砲5人死亡との事
カナダは移民受け入れに積極的じゃん。
全部カナダに送れば解決だよ。
カナダは地球のゴミ箱だからちょうどいい
養蜂家って意外だな
特別な技術があるのだろうか
経済難民って文字通りイナゴだから、その条件下で甘い蜜を吸い尽くしたら
さっさと別の条件の良い国に難民申請するんだよね
独裁国家とかで弾圧されてる状況なら分かるけど、簡単に国を捨てる連中なんて
基本的にはロクデナシしかいない
日本にも山ほど反日外国人がいるから他人事じゃない
こんな風に簡単に他国に行く選択のできる強者しか、ヒラリーを支持していない。
一方、生まれた国でやってくしかない弱者にとって、国という概念は必要不可欠だ。
母国に絶望するアメリカ人て、どんなアメリカ人?
白人のアメ人で避難したいと思うやついるのか?
グローバル企業は敵に回しただろうけどな。
人が足りない=賃金が安い という事に気づいて
きちんと自国民が働ける環境にする必要があるだけだし
その為には物価も上がるというのは仕方の無いこと。
これを日本人が飲み込む覚悟があるのなら
行き過ぎたグローバル&デフレ、貧富の差は解消されていく
だけれど企業が駄々をこねるのは目に見えてる。
風向きが悪くなった程度で母国を捨てるようなクズ国民がいなくなるからアメリカは今までにないくらい発展する
なんつうか、自分の立てた候補者が大頭領じゃなきゃやだやだとか、
今更自分等の政治を全否定かよ。
必要な有能人材だけ日本が引き抜けばいいのでは
給料は下がるが国が嫌だから抜けるタイプなら問題ない
下手に難民無能入れるくらいならここで逃げ出すアメリカ人にしてほしいわ有能人材のみだが
ナマポ屑移民は死んでも入国させるな