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株式運用を始めるならアナタはどっち派?気長にコツコツVS短期決戦

2013/10/01
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株は今が買い時?

昨年11月からアベノミクス効果で上り調子だった日本株式市場ですが、ここ最近ではその勢いはすっかり衰え、下げ相場が続いています。FRB(米連邦準備制度理事会)の量的緩和が年内に縮小され始めるとの見方から、今後も世界の市場で不安定な状況が続きそうです。

株を始めようと思っていた方にとっては、天井相場より下落相場の方が将来的に利益を得られるチャンスのような気がして「今が買い時かも!?」と感じる方もいらっしゃるのではないでしょうか。

気長にコツコツ派におススメ

株式運用を始める前に、運用期間をどれくらいにするか考えることが大切です。もし資産運用を長期投資で考えられる方なら、定期的に少しずつ継続して買い増しする方法がおススメです。

これは『ドル・コスト平均法』というリスク回避の方法の一つです。一度に大量に購入するより、資産を分割して定期的に購入し続ける方が平均購入単価を下げることができるメリットがあるからです。

例を挙げてご説明します。Aさん、Bさんが投資資金7万円でX社の株を購入します。X社の株価は通常2万円でした。株価が大幅に下落。1万円になりました。Aさんは底値と判断して全額投資し7株購入。Bさんは資産を分散して、4株だけ購入しました。その後、株価はさらに下落して5,000円になり、Bさんは残り資金で6株購入しました。

Aさんの平均購入単価は1万円ですが、Bさんの平均購入単価は(1万円×4株+5,000円×6株)÷10株=7,000円となります。Aさんは株価が1万円以上に値上がりしなければ譲渡益を得ることができませんが、Bさんは株価が1万円の時に売却すると、3万円の譲渡益を得ることができます。

厳密には売買手数料や税金等を考慮する必要がありますが、一度に全額投資するよりもタイミングを分けて投資する方が利益を得る可能性が高いと考えることができるのです。

短期決戦派ならこの方法?

もしアナタが短期運用で利益を出したいと考える場合には、一度に大量投資する必要があります。底値のタイミングで購入し、天井に近いタイミングで売却できれば、分割購入に比べて短期間に大きな利益を得ることができます。まさに最強の投資方法です。

ただし、短期間に高いリターンを得る可能性があるということは、それだけリスクが高い投資スタイルであるということをしっかりと認識する必要があります。

ちなみに、なけなしの資金で大量投資をしたことがある筆者ですが、その後相場が下落してしまい、戻りを待ってからやれやれ売りした苦い経験があります。自分に合わない投資スタイルは身を滅ぼす原因になります。くれぐれもご注意ください!

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