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急にお金が必要になった時アナタはどうする?契約者貸付制度のしくみ

2013/12/09
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「お得」は嬉しい

筆者は『お得』という言葉に弱いです。1個98円の商品、3個まとめ買いだと270円とお得!定価380円の商品、本日限り280円でお一人様2個まで!黄色い札に書かれたお得情報に、思わず心が躍ってしまいます。

実は賞味期限が近いから安かっただけだったり、あまり自宅では使わない物を多く買ってしまったり。冷静な配偶者から冷たい目で見られることも多いのですが、お得情報を目の前にすると相変わらず目が「¥」になってしまう筆者です。

生命保険の契約者貸付制度

お金に関しても同様です。お得好きの筆者は、まとまった資金があるとすぐに何かお得な使い方をしたくなってしまうのです。

もし教育費などの将来必要な資金であるなら、必要になるまでの期間の債券や個人年金保険に投資するか、あるいは金利の高い定期預金に預けることを検討します。また、今のところ使い道が決まっていない資金であれば、株式や投資信託で長期投資をするか、住宅ローンの繰り上げ返済を選択するでしょう。

ところが、配偶者は石橋を叩いても渡らないタイプです。「万が一の何か」に備えて、すぐに動かせる資金をある程度プールしておきたいというのです。

彼の気持ちもわからないでもありません。不測の事態は、行儀よく「来週起こりますので準備しておいてください」なんて言ってくれる訳がありません。ある日突然やってきて、急にまとまったお金が必要になることもあるでしょう。

そんな時アナタはどうしますか?

大抵の方は、万が一に備えていた資金で乗り切るでしょう。親や知人、最悪の場合は消費者金融に援助を求めるという選択肢もありますが、アナタは生命保険の契約者貸付制度を利用できることをご存じですか?

契約者貸付制度でいくら借りられる?

この制度は、契約している生命保険の解約返戻金を担保にして、一定の範囲内でお金を借りることができる制度です。

借りられる金額は、一般的に解約返戻金の8~9割の範囲となっています。借りたお金に対しては、保険会社が適用している利息が発生します。保険金の支払い、解約などで契約が消滅するときは、借りたお金の残高と未払いの利息分が保険金または解約返戻金から差し引かれます。

借りたお金と利息はいつでも返済することができますが、返済方法は保険会社によって異なっているため、各会社に確認する必要があります。

適用範囲は人それぞれ

保険を解約することなく、一般的な消費者金融のローンより低い利率でお金を借りることができる契約者貸付制度ですが、保険の種類によって適用できないものもありますので注意が必要です。また、利用できる限度額も契約者ごとに異なっていますので、こちらも確認する必要があります。

筆者が利用している保険会社では、1年に1回契約内容のお知らせ通知が送付され、その書類の中に貸付限度額と適用される貸付利率が記載されています。我が家の場合、万が一にも使う可能性は低いのですが、知らないより知っている方がお得であることは確かでしょう。

我が家の「万が一預金」の中から貸付限度額分だけ差し引いて、その分を住宅ローン返済に充てられないか。配偶者と協議してみるのも悪くないと考えている筆者です。

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