社交ダンスと聞いて、何を思い浮かべますか?「芸能人社交ダンス部」、映画の「Shalle we dance」。社交ダンスがブームになった時期がありました。
今は、飲み会、カラオケにも行く機会が減り、携帯を使う時間が増え、一人で行動する人が多いです。
結婚を希望している人で、「いい出会いがない」「人と接するのが苦手」「仕事と家の往復だけ」「趣味が欲しい」どれか一つでも当てはまり、新しい世界に飛び込んでみたい人には、社交ダンスおススメです。
社交ダンスで学ぶ男と女の役割
男女平等を目指す社会といっても、「女性らしく」「男性しく」と求められる場面があると思います。日ごろから、どこかでスイッチを入れ替えないと、その作法も忘れてしまします。女性らしさ、男性らしさを学ぶ場が、社交ダンスです。
社交ダンスは、男性がリードする、女性が合わせると決まっています。どんなに下手な男性のリードでも、音楽に合っていなくても、女性は音楽が始まったら目の前の男性のリードに合わせてついていくのです。
ある意味女性は踊れなくても、素直について行く人はびっくりするぐらい体が自然に動き、踊れてしまうのです。
ドレスアップをしよう
社交ダンスは、非日常の世界に飛び込む場でもあります。日ごろ、汗水流して作業着を着ている方、ズボンしか穿かない女性も、社交ダンスの練習場では、おしゃれをしましょう。
男性は、ズボンにワイシャツ。女性はスカートに、髪をきれいにセットする。最近では、仕事着も普段着も同じような方もいますが、場面に応じて服装に気を付ける所から魅力的な人へと変化します。
相手に合わす自分にチェンジ!
社交ダンスの目的を、結婚にむけての花嫁修業、ワンランク自分を高めるための勉強と捉えると、ダンスが苦手な人も、一歩踏み出せるのではないでしょうか。
社交ダンスサークル、教室では、最初は色々な方と踊ります。苦手だなと思っても、踊ってみると意外に相性がいいと感じる人、容姿は好みだけど、なんだか相性が悪いと感じる人。
社交ダンスは言葉で動きを支持するのではなく、相手の動きを体で感じて一緒に動いていきます。お互いにワルツ、タンゴ、ルンバなどの種目の基本ステップは覚える必要がありますが、まずは心を合わせて一緒に踊ろうと思う気持ちが大切です。
社交ダンスは、一人では踊れません。また、男女で動きが違うため、後ろに動く方の目となり、相手が転ばないように、ぶつからないようにと、気を遣います。その、相手を思いやる事ができるようになったとき、ワンランク上の自分に成長したと言えます。
お酒を飲みながら踊ってみる
社交ダンスを少し踊れるようになると、海外に行った時のパーティー、お酒の席でのダンスに自信がつきます。
海外に行くと、実はそんなにステップを正確に踊ってはいない事に気づきます。海外の映画では男女で踊っているシーンがよく出ますが、社交ダンスを習ってから観ると、音楽に合わせて横揺れをしているだけです。
難しそうに見えても、手を取り合って踊るという体勢に違和感がなければ、すぐに溶け込めます。
社交ダンスで変わる、男女の魅力
踊りでは男性がリードをしますが、レディーファーストの精神も社交ダンスで身に付きます。鈍感だった男性が社交ダンスを始めたら、自然に女性のためにドアを開ける。女性の荷物を持つ、姿勢が良くなり、歩き方、顔つき、会話の仕方まで変わった方を多くみました。
女性も、服装、メイク、仕草が女性らしくなり、男性を敵と思っていたような方が、どんな男性のリードにも素直にしたがいついて踊れる女性に変わっていきました。
社交ダンスを通して結婚したカップルも多くいますが、社交ダンスで自分を磨き、新しい出会いが増えた方もたくさんいます。
社交ダンスはお金がかかると思うかもしれませんが、競技大会に出なければ、そんなに高額になる事はありません。パーティーも比較的低料金で開催されています。ぜひ新しい世界に飛び込んで、楽しい自分磨き、婚活をしてみませんか?