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空港で母乳持ち込みトラブルに!ママの執念に脱帽!

2014/06/23
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米同時多発テロ以降、空港での検査が年々厳しくなっていっていますね。特にアメリカでは厳しく検査されるそう。

今回は、アメリカのとある空港で運輸保安局に母乳(哺乳瓶に入ったもの)の持ち込みを理不尽に禁止されかけちゃったママのお話です。

アメリカの弁護士ママさんVS怠慢な運輸局員

弁護士であるステイシー・アルマトは、2010年のある日、飛行機に母乳を持ち込む予定でした。

しかし母乳の入った哺乳瓶が空港で検査される際に、荷物のスクリーニング検査担当者がルールを無視して業務を行った結果、母乳を持ち込むことができなくなったと、訴訟を起こしました。

その日アルマトは、最終的には何とか母乳を、捨てることなく、そしてレントゲン検査にかけられることなく機内に持ち込むことができました。

しかし、一件落着するまではガラス張りの部屋に入れられて40分待つはめになったうえ、警察沙汰にもたってしまい、挙げ句の果てに予定の飛行機に乗れなくなってしまったのです。

ルール上、母乳は液体ですが、精密なスクリーニング検査にかければ機内に持ち込むことができるようです。

そのルールに則った正当な行為だとアルマトも主張したようなのですが、担当の運輸保安局職員はおかしなことに、母乳を捨ててしまうかレントゲン検査にかけなければいけない、という2つの選択肢しか与えようとしかしませんでした。

アルマトとこの運輸保安局職員との激しいやりとりは監視カメラにも捉えられていたようで、以下のような会話が記録されていたようです。

会話の録音内容

ア「ルール読みなさいよ!母乳はまた別でスクリーニングされれば持ち込むことができるって書いてあるでしょ?!」

運「そうだね。でも今日はだめだね。持ち込みたいならレントゲン検査にかけてもらわないと。」

ア「私は無農薬のもの食べたりとか、たくさん水飲んだりとか、体調を維持しようといつも頑張ってるのよ!それなのになんで私の母乳をレントゲンで検査されないといけないのよ!」

会話だけを聞くとどうやら運輸保安局職員の怠慢のようですね(笑)。

その後アルマトは、2012年にアリゾナの連邦裁判所で訴訟を起こし、その結果、両者和解します。

運輸保安局は和解内容の一部として、これから業務手順の明確化や職員の教育などを最徹底していくようです。子育て中の母親たちに向けたガイダンスもウェブ上で公開していくとのことです。

さて、ここで気になるのがアルマトが和解で得た金額。

なんと765万円!!(75,000米ドル)

あれ、少ない?あまり驚きのない金額でしょうか。でも普通の人なら泣き寝入りしちゃうかもしれない状況でここまで辿り着いたのはまさに執念ですよね。

「765万円なんてはした金FXで稼いだことあるしー」って人たち。ちょっと待った。アルマトの何がすごいかというとその使い道です。

彼女は、訴訟自体はお金のためではなく、同じ境遇にある人たちがもっと飛行機で旅行しやすくなればいいと思って起こした行動だったと述べています。

そのため、裁判にかかった費用をまかなう以外は、全額を母乳育成推進団体に寄付する予定だそうです。なんと素晴らしい。世の女性に希望を与えますね。

一方の運輸保安局はこの件に関してコメントを控えているようですね。

さて、このママの勝利に対して海外では以下のような反応が見られました。

【参考URL】
http://www.abajournal.com/news/article/nursing_mom_wins_75k_settlement_from_tsa_over_airport_incident/?utm_source=maestro&utm_medium=email&utm_campaign=weekly_email
http://www.reddit.com/r/news/comments/2416ny/nursing_mom_wins_75k_settlement_from_tsa_over/

この記事に対する海外の反応

あーよかったよかった。ほんと変なルールばっかなんだよね。あの水とかボトルの捨てさせ方とかさ、なんかやだよね。

てかあんな雑さだったら、もし本当に誰かが液体爆発物を持ち込んでたらもうほとんどの空港が爆発しちゃってるんじゃないかなってレベル。

全てのルールには意味があるよね。それをみんな学ばなきゃ。表面上はばかばかしくみえるかもしれないけど、目的がわかればそうでもなくなってくるもんだよ。

わー40分閉じ込められただけで765万円かぁ。時間にしたら1,000万超えるんだね。誇りに思いましょう。

空港の辺でタクシードライバーやってるけど、運輸保安局のやつらって本当にばかで生意気だよ。

でも逆に悪い気しちゃうな。何のやりがいもない仕事なのにあの我慢に値する給料もらえてないからなあいつらは。

哺乳瓶じゃなくて自分の胸の中に母乳入れっぱなしにしといたらどういう対応されるんだろうww

これで運輸保安局のやつらのからっぽの頭に多少の常識が入ったらいいね。てか保安局が声明だすわけないじゃん。完全にやらかしちゃったからね。

こうやって権力乱用して無実の人間をいじめるのってばかだねほんと。

んーまぁ実際レントゲンは母乳に何の影響も与えないけどね。

母乳育成推進団体って何だよ一体(笑)

運輸保安局どうのこうのってよりもこの男の問題だよね。まじクビにして欲しいわ。

母乳をレントゲンにかけてどうしたかったんだろ。今8ヶ月の子供がいるけど、変なもんが入ってたらどう考えてもすぐ気付くだろ!

これはこの女性に賛成するしかないな。皮肉なのは空高く舞い上がってる間ってのは放射線を結構浴びちゃうものなんだよ。あそこでレントゲン検査やらずに飛行機に乗れちゃえたみたいだけど、まぁ結局大差なかったってことだね。

まとめ

海外旅行してるといつも気になる空港職員の素っ気ない対応。パスポートを無言でさっと取り、こちらを睨みつけ、終わったから早く出てけよ、という一連の流れは海外旅行経験者なら誰もが経験したことあるはず。

今回の件は荷物検査の対応に関する問題でしたけどね。ま、これを逆手にとれば到着した国がどういう「おもてなし」精神を持った国なのかということが一目瞭然なので、国のカラーを見極める際の判断材料になったりするかもしれませんね。

なにはともあれ、東京オリンピックまであと約6年。皆さん空港の外でも「おもてなし」精神は日本の文化として大切にしようじゃないですか。じゃないと、観戦に来た外国人の方々に、訴えられちゃう、かも。

ガチでひどいところはひどいよな。ここは個人的な話をさせてもらうけど、バリは相当適当だった。いい人だとあっさりだし、機嫌悪い人だとなんかいちゃもんつけてくる。これはあくまでも個人的な経験な。

そしてヨーロッパは日本のパスポートの威力か、あっさりと通れて本当に楽だったイメージ。

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