いま就職活動している学生さんはいっぱいいるのかな?はたまた再就職している人もいっぱいいるだろう。
今の世の中、だいたいの人がインターネットの応募フォームから、エントリーするのが一般的であろう。
昔だったら、企業が学校訪問をして説明会。そしてその後面接して即採用!なんて事があったらしいけど(おそらくバブル期)、今の一般的な就職活動は、エントリーして面接して面接して面接して・・・ようやく内定貰うってスタイルだろう。
では皆さんはどこで募集を見つける事が多いだろうか?
おそらくはインターネットか就職情報誌の2つを用いて職探しをするのが一般的であると思う。
しかし国が違うと、仕事を探す方法も異なるようで、私が住むドイツでは勿論インターネットなどで仕事を探す方法が一般的ではあるが、読んだニュース記事によると5人に1人は意外と新聞での募集を頼って仕事を見つけるのだ。
いまだ職探しのツールとしてドイツでは新聞が力を発揮しているのである。
そんなドイツではどのように職探しをしているのか、また現在のドイツの雇用状況はどのような状況なのかを私が読んだニュース記事をもとにレポートしたいと思う。
新聞
先ほど伝えた通り、ドイツでは5人に1人は新聞を使って職探しをしており、未だ新聞は就職活動においておおきな役割を持っている。
日本では情報誌やウェブサイトが主流になって、新聞から情報を得て就職活動をするというのはあまり耳にしない話であるから珍しさを感じる。
しかし、多くのドイツ人は新聞を通して、多くの研究施設だったり、労働市場の広告が掲載され、学生達はコンタクトをとり就職活動をする。
もちろんこれは正規採用に限らず、アルバイトなんかも新聞で募集をかけて、応募するのが一般的だ。
特にドイツでは、正規の職で思った収入が得られない事が増えてきているため、正規の仕事とアルバイトを兼任する数が上昇。故にこの新聞での職探しは、非常に有効的な探し方なのかも知れない。
新聞以外の職探しの方法で有力なのは、インターネットを利用して探す方法、求人誌を用いる方法、職業斡旋所を介した職探しという風に、日本とかわらないようだ。
雇用状況
ドイツの経済学者によると、2013年には490万人の新しい雇用が生まれたようで、その中でも410万人が西ドイツで、残りの80万人が東ドイツで雇用された人数である。
どうしてここまで人数に開きがあるかというと、ドイツの東西統合以降に起きた問題で、東西間の経済格差であろう。
余談だが、何かと東ドイツでは職がなかったり、福祉施設が不足している等と、生活環境に大きく差が出来ている程で、東ドイツに住む人の中でも、統合前の生活の方が生きやすかったと語る人が多い。
といった内容がドイツのニュースサイトで紹介されていたが、この記事を読んで海外の人はどのようなリアクションをしたのだろうか?コメントを一部抜粋して紹介したいと思う。
【参考URL】http://www.spiegel.de/karriere/berufsleben/suche-nach-jobs-viele-stellen-werden-per-zeitungsanzeige-besetzt-a-995078.html#js-article-comments-box-pager
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私は常に新聞に依存してるな。バイトとか探すときも、職に応募するときも必要だな。
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代理店とかの人達の力を借りても尚、合理的に何かを見つけるのは結構なむずかしさがあるよな。
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ジョブセンターで自営業な所は、当然の事だけど、全く意欲的な動きをしないんだよね。
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新聞に業界の募集があったけど、あの検索がジョブセンターへの訪問並みに無意味だった事を伝えておくよ。
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もしあなたが大多数である20%に組していて、尚かつ失業していたとしても、私は驚かないだろう。
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インターンシップでお金がもらえたなら。
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私は将来的に何に出資しなければいけない??
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掃除婦とウエイターの職は常に小さく新聞で広告されているよな。
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インターンシップの情報とかでは欠かせないよ。
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私も新聞を読むよ。仕事探しの為に。
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私もすすめるよ!
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私はこれまで一度も新聞を通して募集の公告をみた事は無いよ!でもあんまりいい新聞じゃなかったかもね。
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まあ他の新聞だったら、もっとクオリティの高い内容の募集とか転がっているよ。
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特定の専門誌がたくさんあるけど、それはけっこう価値のある仕事を得れる媒体だよ。
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南ドイツの雇用市場はもっぱらオンラインで行う。
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なぜ新聞とかを介しての方が良い結果をもたらすのかは、この記事を書いた人だけが分かるだろう。
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探す前からどうこう言う前に、面接の時にどのように話すかによって全てが決まると思う。
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無料広告チラシに挿入してあったスーパーマーケットの応募、…..ああ…その後残念な事に….. 。
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あなたがその職を見つける事は、そこで働いている人にとって課題ではない。
ただ単に就職活動中のあなたを、失業者という立場から出る為のお手伝いをしているに過ぎない。
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地方新聞だと、2ページに渡って多様な広告が掲載されているよ。
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でも、ほとんどは大きい民間企業ではないけどね、大体が公共の雇用主からの応募だったり。
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やはりインターネットから探す事が一番良いのかも知れないね。
まとめ
コメントからも分かる通り、新聞は職探しの際に有効になっているようだ。
ただ新聞によってどの程度募集しているとか、どんな職種が募集しているかは差があるようだ。
私がドイツの語学学校に通ってた時に、アルバイトをしたいと思っているんですが、どうやって探すのが一番ですか・・・と質問した事があったが、それもやはり新聞って答えていたな。
他の国から来てアルバイトしている人達も新聞でバイト探して働いているから、やはり主流なツールであるのだろう。それに日本みたいに、街中にパンフレットとかが溢れている訳じゃないから、新聞で十分な国なのかも知れない。
余談だけど、日本人がドイツで職探しするのは意外と楽だったりする。というのも西ドイツの方では日本経済のインフラが整っている都市が多いため、職種は限られているが、インターネットで簡単に仕事を発見する事が出来るのだ。
だからワーキングホリデーでドイツに来て簡単に仕事を見つけて、働きながら生活出来るから、頻繁に新しくやってきた日本人がいるのである。
しかし、私たちの感覚だとドイツ人が職探しの為に新聞を読むというのも、日本ではあんまり聞かないからちょっと新鮮だった。