皆さんは、落し物を拾ってもらった時は、どうしていますか?お金だけじゃなくて、大切なクレジットカードや会員証が入ったお財布を拾ってもらった時には、その喜びはそれは大きいですね。
お礼は、個々の良心に任されるのかもしれませんが、実は日本には、「遺失物法」というものが存在し、何かを失くした人は、失くした物の5~20%のお礼をすることが義務づけられています。
「5〜20%」というと、その差は大きいですが、どれくらいの割合のお礼をするかは、見つけてもらった人が決めることができることになっています。また、見つけてもらったものが、日記とか値段がつけにくいものは、いくらお礼をしたら困ってしまいます…。
メキシコの映画監督が、大事なネタ帳をタクシーに置き忘れ!!
メキシコの映画監督、ギレルモ・デル・トロさんが、なんと大事なネタ帳をロンドンのタクシーの中に置き忘れてしまいました。そのネタ帳には、彼が溜め込んだ4年分のアイディアがぎっしり。
彼は、ネタ帳を忘れたことに気付くや否や、他のタクシーに乗り込んでネタ帳を置き忘れたタクシーを追いかけようとしましたが徒労でした。そして、タクシー会社に行ってもネタ帳は届いていません。
ネタ帳のお礼は、およそ9万円
幸いネタ帳を置き忘れたタクシーの運転手さんは、何とか彼の連絡先を探してネタ帳を届けてくれました。届いたのは、無くした日から2日後。映画監督の喜びも一入だったのでしょう。お礼に約9万円を渡しました。
日本だったら、無くした物の5~20パーセントのお礼をすることになっていますが、値段がついていない彼のネタ帳のお礼が9万円は、妥当なのでしょうか?
海外の反応を見てみましょう。
【参考URL】http://fuckyeahbookarts.tumblr.com/post/35477978228/the-lost-sketchbook-of-guillermo-del-toro
http://www.reddit.com/r/todayilearned/comments/28mrbu/til_guillermo_del_toro_lost_his_notebook_in_the/
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・彼のネタ帳は、映画の骨組みなんだ。9万円のお礼をするのは、当たり前だよ。
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お礼は、たったの900ドル!?
少なすぎるよ。素人の僕が、10年間のネタ帳を無くしても、お礼は1000ドルするね。
タクシーの運転手は、ネタ帳を売ったら、少なくとも1000万は儲かっていたはずだよ。
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映画が存在していないんだから、誰もネタ帳を1000万円で買わないよ。
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もし映画が存在していても、僕だっら1000万円で買わないな。
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ロンドンのタクシーは、すべて登録されていて管理されているんだ。だから、もしタクシーの運転手が彼にネタ帳を届けなくてもいずれは見つかるんだ。
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もし彼の次に乗った乗客がネタ帳を見つけて、取ってしまわなければね。
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900ドルなんてことしないで、1000ドルにすれば良かったのに。
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彼が持っているすべての現金を渡したら、900ドルだったんじゃないかな。
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僕は、彼は500ポンドを払ったんだと思うよ。500ポンドは約900ドルだからね。
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彼は、900ドルお礼にあげたというけれど、このネタ帳から彼は何百万ドルも儲けるだよ。もっとお礼をしてもいいんじゃないかな。
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この事件から学べることは、正しい事をしている人にはそれなりのお金が払われるということじゃないかな。
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彼の作品はすごいけれど、こんなネタ帳から丁寧に作り上げているからこそだと思う。
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彼が無くしたネタ帳を見たら、怖くなると思うよ。だって、彼の作品もいつもとても怖いからね。
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私たちは、いつも出会う人に親切でいないとね。そしたら、何かの時に必ずいい事があるよ。
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何億って儲けているんだから、9万円のお礼は妥当だと思うよ。
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このネタ帳から、どれくらい儲けることができるかはまだ分からないよ。もしかしたら、映画にならないかもしれないんだから。
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9万円は少なすぎるよ。彼は、映画で何千万円って儲けているんだから。
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タクシーの運転手は、ネタ帳から出来た映画の売り上げの何パーセントかをもらうように交渉しても良かったんじゃないかな。
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タクシーの運転手は、無くしたものを返しただけだ。映画の売り上げの何パーセントかを貰うなんてあり得ないよ。
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タクシーの運転手は、ネタ帳を誰かに売ったほうがお金儲けできたよ。
たとえ映画監督に裁判で訴えられて、裁判にお金を払わなくちゃいけなくても、お釣りがたくさん出るよ。
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ロンドンのタクシーは、すごいよ。僕もお財布とパスポートをタクシーに置き忘れたんだけど、タクシーの運転手さんがホテルまで届けてくれたよ。
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彼のすごい映画が救われたことになる。僕もロンドンのタクシーに感謝するね。
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ロンドンのタクシーは、乗客が泊まっているホテルはどこか大抵覚えていてくれるよ。だから、何か置き忘れたらホテルに届けれくれるんだ。
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彼の映画を見ると、悪夢に悩まされるよ。
僕がタクシーの運転手だったら、彼にネタ帳を返すか迷ってしまうね。
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彼が無くしたスケッチブックを見たけれど、すごい上手だよ。彼が無くしたこのスケッチブックは、最終のネタが詰まっていたんじゃないかな。
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僕もスケッチブックを見たけれど、相当の出来だった。
これは、彼のアイディアを、他の人に伝えるための物なんだと思うよ。ただのアイディア帳だったら、こんなには、綺麗に書かれるはずないよ。
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彼はまず絵を書いて、その後に言葉を書き加えている様だ。
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まさに、そうだよ。彼は、この事を本で言っていたよ。
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ネタ帳が彼に返されたなんて、残念だよ。彼の作品は、いいとは思わないからね。
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彼が映画を制作する時に、彼のネタ帳を見て議論したことがあるよ。彼が無くしたネタ帳が同じものか気になるね。
僕がみたネタ帳は、本当に素晴らしいね。本として売り出すこともできると思うよ。
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ギレルモ・デル・トロ映画監督の作品は、とても怖いんだ。みんなにも見て欲しいね。
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彼は、素晴らしい作品を作るよ。でも、資金が集まらなくて、映画が作れないこともあるんだ。
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ホビットの映画も彼がやる予定だったんだ。彼がやったら、怖くて、いい作品になっただろうに。
まとめ
何億円も稼ぐ、デル・トロ監督のネタ帳のお礼が9万円は少ないという意見もあれば、ネタ帳がまだ映画になると決まったわけじゃないから妥当だという意見があります。
ロンドンのタクシーは、日本の様に良心的なんですね。海外は、どこも日本とは違って危険というイメージがあったので驚きました。ロンドンのタクシーは安全といっても、安心しすぎて忘れ物をしてはいけませんが。
ジョニーさん。
日本では上に書いてある通り、法律でお礼が義務付けられています。逆に言えば届けた人はお礼をもらう「権利」があるのですが、これは放棄することもできます。
お金に換算しにくい物の場合(手帳など)、多くの場合放棄する人が多いです。
お財布などの場合でも、放棄する人は大勢います。
その場合、落とし主が見つかった時は警察官が権利が放棄された事を伝えますが、「電話で構わないのでお礼を言ってあげるといいですよ」とか、お財布などの場合は「それでもお礼したい場合は、菓子折りなどを持って伺ってはどうでしょう」などとアドバイスしてくれる事もあります。
落とすのも届けるのも両方経験した私のささやかな一例でした。
このメモ帳の原価の1割、1000円の手帳だったとして100円分
自動販売機で缶コーヒーでもおごってあげれば充分ですよ
日本人としては、自分が落とし物をした時に、助けてもらいたいので
基本的には謝礼を要求しません。
そのかわり、落とし物を拾ったら、中身を取らないで落とし主に返してね(^^y
日本ではお礼を要求するのは無粋なことっていう雰囲気があると思う。
確かに、貰える権利は約束されてるけれど、自分にもよこせって言う奴はそんなに多くないんじゃないかな?
どうしてもって時は菓子折りで十分だと思うんだけどね。
お礼のために拾うって精神は育てなくていいよ。