私は、人生で一度たりとも宝くじを買ったことがありません。まだ実家にいた頃、毎年母が「年末ジャンボ宝くじ」を買っていて、その度に「1億円当たったら、アンタにも1000万くらいやるけんね!」と言っていました。
母の買い方は、いつも10枚を連番で、というスタイル。大当たりも小当たりもしたことのない彼女は、年明け、何の報告も私たちにしないまま、静かにそのときを過ごしていました。
そんな母を見ていたので、「宝くじなんて、当たるわけないじゃん。」と思ってしまい、買うことすらためらっているのかもしれません。ためらうというか、買う気が起こらない、という言葉の方がしっくりします。
「宝くじは、買わなきゃ当たらない!」みたいなフレーズをCMで聞いた気がするけど、確かにその通り。「当たるわけないよ」と言っている人も、買わなければ当たるはずがありません。
例えば、「毎年1回の、この宝くじだけ買う」みたいに恒例行事化すると、楽しさも味わえる気がします。「当たらなくてもともと」の気持ちでいると、損した感より「ゲーム感覚」でいられるかもしれません。
さて、今回は私とは全く縁のない宝くじに関するお話です。
アメリカ最大の宝くじ、“パワーボール”!
シアトルに住むリサとエベレット夫妻。彼らは、アメリカで最大の宝くじの1つと言われている「パワーボール」のくじに挑戦しました。
その日行ったスーパーで、たまたま店員から「パワーボールのくじを買いませんか?」と勧められ2人は購入。それまでくじとは縁遠く、「くじ運が強い」方でもなかったといいます。
スーパーで勧められて、と書いているくらいだから、日本のように別にくじ売り場が設けてあるのではなく、買い物のついでに「ふらっと寄れる」環境ってことかしら?
パワーボールって、そもそもどんなくじなの?
さて、2人が買ったパワーボールくじは一体どういうものなのでしょう。聞いたことはあっても、実際はアメリカのくじだし、よく理解出来ていないのではないでしょうか。
パワーボールは、1から39までのパワーボールを1つ選び、1から59までの数字を5つ選ぶもの。6つの数字を最終的に選んで、全ての数字が当たれば「1等当選」となるみたいです。
ちなみに1等の当選確率は1億4600万分の1ですって!この多大な数の中でオンリーワンになれるかも、なんてなかなか思えないことです。
奇跡は起きた!9000万ドルが大当たり。
そんなオンリーワンに2人がなるなんて、想像もしていなかったでしょう。ある朝、当選番号を確認する妻のリサ。その番号は、なんと自分たちが買ったものと同じ!
大急ぎで家族を起こし、この事実を伝えました。あまりにも異常な興奮ぶりだったので、彼らの娘は火事か何かの非常事態だと思ったそうです。いや、確かに非常事態だよね、ある意味。
その当選金額、9000万ドル。日本円で、約106億円です。いきなり100億円をポンと貰えることになったら、ぼーっとなってしまいそう。いや、何に使ってやろう!?ってワクワクすること必至ですね。
先日、ちょうどTVで宝くじに高額当選した人の体験談を目にしました。大抵の人は、「最初に大半をぱーっと使って、気づいたらあまり残ってない」状態になることが多いようです。
そりゃそうかもしれません。大金が一度に手に入ったら、「普段は、とても高額で買えない物」をとりあえず買おうって思うのは普通じゃないでしょうか。
家、車、旅行。ブランド品を買ったり、高級レストランで食事をしたり。とにかく贅沢してみて、気づいたらもうないんでしょうね。
「お金なんて、すぐになくなりますよ。本当にすぐ!」ってインタビューに答えていた当選者の方の言葉が、やけに印象的だったのを覚えています。
では、パワーボールで大金を手に入れたリサとエベレット夫妻は、どう動くのでしょうか?
仕事、辞めます!
彼らがまず決断したこと、それは今の仕事を辞めること。2人は超大手、航空宇宙機器開発製造会社「ボーイング」の社員として働いていました。
妻のリサは、ソーシングスペシャリストとして25年間、夫のエベレットは機械工として32年間、会社に貢献してきました。この当選を機に、2人は退職する予定だそうです。
とても忙しい毎日を送っていたのか、余生は家族の為に使いたいということで、旅行をしたり、新車を購入する資金に充てたい、と答えています。
一生懸命働いた彼らへのご褒美が、意外な形で現れたんですね。お幸せに!
【参考URL】http://news.yahoo.com/winners-90m-powerball-jackpot-quit-jobs-213324261.html
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すっごい豪邸に住むんだろうなあ。
ニュースではスバルの新車が映ってたけど、CMオファー来そうじゃない?「宝くじに当たったら、何を買いますか?」「断然、スバルです!」みたいな。
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おめでたいね!
2人がボーイングを辞めるってことは、2人が新たにボーイングに入社出来るっていうラッキーパーソンが増えるってことだよね?
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くじに関して、大切なことがある。
一に「くじに当選したことを口外しないこと」。
二に、「くじに当選したことを口外しないこと」だ。
とにかく言うな!
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この記事は、「くじに当選して仕事を辞めた夫婦が、恵まれない周りの奴らにずっと金をせびられる」とも読めるな。
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有能な社員を2人も失うボーイングには痛手だな。2人とも幸せに!
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当選金の貰い方にも工夫が要るな。
分割か、一時金をポンと貰うかで、そこに掛かる税金も違ってくるしな。
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こんな状態で、「働き続けたい」なんて言うヤツの気がしれないわ。俺だったら、常にソファにゴロンと横になる生活を続けたい。
もし手元に5000万ドル(約50億円)もあるならだけど。
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税金引かれたら、手元に残るのは半分くらいなんでしょ。
それでも大金なのは変わらないけど、他人の為にもお金を使っていたら、もう一気になくなってしまうと思う。
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掛かる税金が半端ない。1,000万ドル当選しても、650万ドル位は税金だものね。
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良かったね!店員が勧めたから何となく買ったっていうのが、2人の運が既にいいってことだよ。
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勧めた店員にいくらか渡すべきじゃない?私は、勧められても今まで買ったことないなあ。
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2人がベストを尽くしますように。時にお金で人生めちゃくちゃになっちゃうから。
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一生懸命生きている人たちが当選すると、こちらも嬉しい。2人に与えられたご褒美だよね。
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9000万ドル当選して、スバルを買うのは信じられない。
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これから、彼らの親戚や友人、知り合いが一気に押し掛けるぞ。
これが宝くじが当たった人たちの悲劇だからな。
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海外旅行するなら、間違いなくボーイングの飛行機で行くよね。
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もし私が当選したら、弁護士以外は誰にもこのことを話さないね。
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オバマ大統領に何かプレゼントすればいいのに。選挙で大敗する彼には、いい贈り物になるよ。
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まず奥さんが、旦那さんをスポーツクラブに入会させた方がいい。
見た感じ、心臓の病気とか患いそう。そうなると、奥さんと一緒にいろいろ旅行も出来なくなるでしょ。
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くじに当選したら何に使うのか、周りに申告しなければいけない決まりでもあるのか?
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俺だったら、副業してる仕事を辞めはしても、本業は辞めないだろうな。にしても、そんな大金を手にするんだったら、もっと良い車を買う。
おしまいに
TVなどで高額当選した人の話を目にする度に、「ええなあ」と人ごとの私ですが、今度家族に内緒で、こっそり買ってみようかしら。間違って当たったりしたら、味をしめちゃいそうだけど。
アメリカの場合は高額当選が実在することを明らかにするために当選者の実名を公開することが法律で義務付けられており、宝くじを購入した者は実名が公開されることに同意して宝くじを購入したと判断されるため実名公表を拒否できない。
わけ解らん団体とか、突然涌いた友達&親戚に追い回されて
数年後に破産する未来が見えるw
まずは、エベレット夫妻財団を作ります
そこへ全額寄付します
夫妻は役員になって、そこから給料を貰って生活します
寄付してくれ~とか金くれ~って言ってくる連中は、俺らは有り金全部寄付しちゃって
金持ってないんで、財団へ話してくれ~って追い返す
もちろん、財団により慈善事業もそれなりにやるよw
これですべて解決
日本では海外の宝くじを買うのは違法になることを忘れずに。
宝くじ売り場のパートしている近所のおばさんが、でっかい家を建てた。
この間まで貧乏を地で行く生活していたのに。まさか。。。
※1
そういう仕組なのか
そのせいで悲惨な末路たどるの結構聞くしなんだかなあ
1
なんて恐ろしい法律。海外の誰も知らないところに逃亡するしかないな。
アメリカでは宝くじの当選金にも税金がかかるのか
日本だと確かかからないよね所得税
この状況なら当たったら、さっさと海外旅行に行った方がいいな
乞食たちがワラワラと湧いて家にやって来るだろうからなw
裏山…
100億かぁ。今の金利じゃ利子生活はできんけど。
そんでもあと60年生きられるとして、100億÷60=1億6千万。12で割れば月々1300万。極端なインフレにでもならん限り、食いつなげるねぇ。
そういやB・N・Fってのがいたな。
日本では当たったら冊子配られるんだってね。
絶対人に言うなって書いてあるとか。
高額当選して今まで会社勤めしてた女性が辞めて実家近くに中庭付の一戸建て買ったけど、会社辞めたようで毎日犬とフラフラしてる様子が近所の人がネットで書いてたけど、ぼさぼさ頭に服装も寝て起きたままで、以前は毎朝きちんとした服装して挨拶してたのに前の方がイキイキしてたってぼやいてたの印象残ってる。