朗らかで花々しい春がきたかと思うと、あっという間に夏本番を迎えました。厳しい暑さが続き、人生最大のイベント「結婚式」もシーズンオフとなりますが、ここ最近はあえてこの時期で執り行うカップルもいるそうです。
現代の結婚は、伝統に全くこだわらない多種多様なスタイルがごく当たり前になっています。むしろ、昔ながらの日本の慣習に沿った結婚は稀で、「みんなのウェディング」の調べでは、結納を行うカップルは、今では全体の25%程なのだそうです。
「結納」って?意外と知らない伝統儀式の相場
日本の伝統儀式である結納は、両家が結婚によって“結”ばれ、その祝いにお互いが贈り物を“納”める儀式の事。
結納の儀式では、両家による挨拶だけでなく、男性がお祝いの品、婚約記念品、そして結納金を女性の家族に送り、そのお返しに女性側も結納金を贈り返すのが一般的です。
贈る品や金額は地域差があるようですが、男性側が送る結納金は50~100万円、そして女性側は、受け取った額の5割~1割なのだそうです。
参照:ゼクシィ
日本だけじゃない!海外の様々な結納金のしきたり
結納金の様に、結婚前にお金を贈る風習は、日本だけに限った事ではありません。歴史的に、「結婚持参金」は世界中でごく普通に行われていました。ただ、この結婚持参金は男性から女性に渡すものではなく、逆に、女性から男性側に贈るのが一般的です。
本来、結婚持参金は、将来夫となる男性に先立たれたり、離婚するような事態に陥った場合に、女性と女性の家族の生計を助ける、いわゆる女性の為の「保険」としての役割を果たしていたと言われています。
そのため男性に贈られた品物や土地、そして宝石などは、通常男性の所有物とは考慮されていませんでした。
現在、ヨーロッパなどではこの慣習は廃れていますが、例えば
- 中国
- トルコ
また
- インド
- パキスタン
- ネパール
などの南アジア諸国では根強く残っています。
今回は、結婚持参金が原因で引き起こされるインド女性の悲劇をご紹介しましょう。
“妻”ではなく“お金”としか見られていない…女性が負う結婚の代価
結婚持参金が根強く残るインド。しかし実のところ、結婚持参金の受け渡しは1961年より違法と定められ、83年には、より強い処置を含めた改正法が制定されています。
と言うのも結婚持参金をめぐる事件が後を絶たなかったのです。インド国家犯罪記録局(NCRB)の発表によると、持参金に関連する女性の死亡事件は、2013年に8083件、前年はこの数を更に上回る8233件も発生しているのです。
この女性に災難を引き起こすインドの結婚持参金(ダウリ)は、女性の両親が結婚前に、男性側の家族の要求に応じて現金・衣類・宝石・家電製品などを支払うものです。
ただ、夫家族からの要求は婚姻後も続く事が一般的で、この要求に応じなければ、妻となった女性は夫や夫の家族によって虐待を受ける事となり、時には命まで狙われる事になるのです。
将来結婚で苦しむくらいなら…!殺され続ける女児
そしてダウイは、女児に対する中絶、遺棄、そして殺害の原因にもなっています。
インド女性・児童開発省大臣は毎日2000人の女児が殺害されている、と危機感を募らせていますが、最近では、インド各地に出産前超音波検査を行うクリニックが増え、事前に性別が確認できるようになりました。
そして、インドの6歳以下の平均男女比は、男児1000人に対して女児914人。一番酷い地域なると男児1000人に対して女児833人と、極端に女児人口が減っています。
超音波検査を含んだ定期検診の料金は1回450ルピー(約780円)。インドの平均所得が6万1000ルピー(約10万5000円)を考えるとやはり高額なものです。
その為、中絶を選ぶのは経済的に自立している、識字率の高い女性が中心で、貧困層の間では、女児を出産後に殺害したり、置き去りにする事件は未だに多く報告されています。
国内だけじゃない。使い捨てされるインド女性たち
インド女性の苦痛は、インド国内に限られた事ではありません。英公共放送BBCによると、インド系イギリス人がダウリを乱用し結婚詐欺を行っていると報じていました。
多くの場合は、インド在住の女性家族から結婚持参金を受け取った後、インドで結婚式を挙げ、数か月後に男性がイギリスに帰国した途端連絡が途切れたり、女性を妻としてではなく、男性家族の家政婦として置き去りにするケース。
そして中には子供欲しさの為だけに女性を利用するケースもあるのだとか。
英リンカーン大学の調査では、被害者女性の中には2万5000ポンド(約360万円)を支払った女性家族もいたそうですが、被害者女性やその家族が警察に被害届を出すのはとても稀有な話です。
それどころか、被害者女性は、男性と性的関係を持った「汚れた」女として汚名を着せられ、職に就く事や再婚、そして未婚の姉妹の結婚の妨げにもなったりと、社会から完全に疎外されているのだそうです。
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ダウリの金を、どうして子供の教育費として使わないのかな?
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インドの風習には、国の進歩自体を妨げるものが多いよね。
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国際的に知れ渡ると、インド政府も政策を打たざる負えないよね。
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インドに生まれなくて良かった。
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インドの女性って強いイメージがあるけどなー。
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↑それは金持ちの女性のイメージじゃないの?
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↑それか意地悪姑。
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1時間に1人の女性が殺害されるインドって…。
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インド男性が変わらないなら、インド女性を強くするしかないよね。
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長年受け継がれている風習だから、無くなるまでにはかなりの時間がかかるはず。
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政府指導の下、国民を教育していくしかないよね。
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識字率の高い女性の多くが女児を中絶してるんでしょ?
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“正しい”教育の指導が必要だ。
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こういう記事は国際的に公表すべきだよ。
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著名人や高所得者が良い例を示すべきだよね。
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↑そうだね。最上位の人間⇒中所得者層⇒低所得者層、という順に変化が起こると思う。
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若い女性とその家族を破壊した男性家族全員が処罰を受けるべき。
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女性がしっかり教育を受けて良い仕事に付けば、アホな男に頼らなくてよくなる。これが一番の解決法。
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欲深い姑が一番悪い。
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アホな母親に従う息子はドアホ。
インド女性に幸せな未来が保証されるのか?改善が求められる
インド系イギリス人の実態を暴いたリンカーン大学の調査報告書には、イギリス政府に対して、被害者女性がたとえ一度もイギリスに訪問した事が無くても、彼女たちに何らかの保証を与えるべきだと提言しています。
加害者男性の中には、5人の女性と婚姻関係を持ち、その度にダウイを受け取る事によって経済的利益を得ていた極悪人もいる中、被害者女性は、自らの法的権利についての知識が無かったり、恥じらいや恐怖感などで、被害届を出す女性は殆どいないのだそうです。
「女性」であるという事自体が、大きな障害となる悲しい記事ですね。
【参考URL】http://www.bbc.co.uk/news/uk-37472233
https://www.britannica.com/topic/dowry
http://blogs.wsj.com/indiarealtime/2014/07/03/women-misusing-indias-anti-dowry-law-says-supreme-court/
レディからお金貰うために結婚するなんて、「僕ちん、お金ないの~」って甲斐性なしをアピールしてるようなもんじゃんww
ジョニーよ、認識が違うんよ。
金がないから恵んでもらう~じゃなく、女は金を払うものなのが彼方の社会なんだよ。
だからそんな煽りは無意味なんだ。
甲斐性なしとかそんな次元の話じゃないし
養子縁組を望む夫婦も多いから、そういう人が望むなら日本に連れてきたらいいのに
希望する夫婦がちゃんとした人で決まってからのみという条件で
国内の子は子供を捨てた親が育児放棄したと言っても、後でトラブルになることも多いらしいし
政府が法律をもっと厳しくして、違反した男は首に罪名カードをぶら下げて
YouTubeで全世界に晒し刑くらいしなきゃダメだよ
持参金制度やめて、家財道具の一回きりの授受にすればいいのに。
だいたい家族からでもお金を工面してもらうことに抵抗を感じないことがおかしい。
ホイホイ渡す方もおかしい。
欲にまみれすぎじゃないのインドさん。
この話を韓国人に知られたら
結婚詐欺に合ったも同然なのだから被害者救済がもっとされると良いね
慣習を変えるのは生半可ではないのだけど、これではあまりに女性側に救いがなくて気の毒過ぎる
国連!援助うすいよ!何やってんの!
インドから女性がいなくなれば解決するよ
それまで放って置こう
アフリカの貧困問題と一緒だよ
国連「ところで日本は女性差別がひどすぎるから改善を求めるニダ」
インドの話なのになんで韓国出るわけ?そんなに好きなの?w
韓国関係以外の海外翻訳スレを見たいのに必ずスレと関係無いにも関わらず韓国出すなよ。
もう多過ぎてウンザリなんだけど!
もういっその事無くすか、それが嫌ならば女性側もダウリを要求するべきですねぇ
んで、暴力振るわれたり浮気されたり借金押し付けられそうになったりしたら倍以上に要求するべき!