高校のバスケットボールクラブに入るのを拒否され、身長が小さいと周りからバカにされたある一人の男を紹介したいと思います。

そんな彼の現役バスケットボール人生の残した実績から、人々は彼をこう呼びます。「バスケットボールの神様」と。

ほとんどの選手が2メートルを超えるNBAの巨人の中で彼の身長は198cm。決して高いとは言えない身長でBIGMAN（ビッグマン）を翻弄する彼の姿に世界中が魅了されました。

そう。彼の名前はマイケル・ジェフェリー・ジョーダン。彼のバスケットボール人生の一部を垣間見たいと思います。

マイケル・ジョーダン

マイケル・ジョーダンは、ジェームズ・ジョーダンとデロリス夫妻の三男としてニューヨーク州ニューヨーク市ブルックリン区で生まれ、彼はとても食欲旺盛で、生後3週間でシリアル食品を食べていたといいます。

モテたいという理由でバスケットボールを始めたマイケルは、兄とともに練習しますがなかなか勝つ事が出来ませんでした。とても悔い思いをし、プロになってからもこのことは忘れませんでした。

この経験もあって少しずつ彼をバスケットボール人生へと進ませていきます。

ちなみに、彼の背番号の23番。兄のラリーの背番号45。これは兄のラリーよりも半分でもうまくなりたいという思いからつけられたそうです。

彼はバスケットボールだけでなく他のスポーツも得意で、野球やアメリカンフットボールもプレーし、野球は得意なスポーツの一つで、高校まで続けていました。

悔しい理由

地元のE・A・レイニー高校に入学したマイケルは、入学時は学校のバスケットボールチームに入る事が出来ませんでした。

その断られた理由は、「身長が小さいから」というものでした。

彼にとって初めてといっていいほどの大きな挫折を味わった出来事でした。それでも彼はチーム入りを果たし、それだけでなく最高のプレイヤーになることを誓います。

そして1年後、チーム入りを果たし、その後も注目を集める選手に成長していきます。

高校卒業後

高校卒業後はノースカロライナ大学（UNC）に進学し、地理学を専攻します。

後に伝説のショットとして語り継がれている1982年のNCAAトーナメントチャンピオンシップで、彼はウィニング・ショットを決め、同校2度目のNCAAチャンピオンに導くこととなります。

2年次に彼はチームの主力となり、その年に彼は全米ジュニア選抜に選ばれ、3年次の時にはネイスミス賞とウッデン賞を受賞するのです。

この年のシーズン終了後、当時ヘッドコーチだったディーン・スミスの薦めもありプロ入りを決意。1984年のNBAドラフトでシカゴ・ブルズに全体3位で指名されます（当時の全体1位はヒューストン・ロケッツのアキーム・オラジュワンであった）。

大学を休学した後の夏にアメリカ代表としてロサンゼルスオリンピックに参加、中心選手の一人として金メダル獲得に貢献するのです。

MLBでの活躍

それからの彼のMLBでの活躍は

彼は高い身体能力を有し、才能と言っていいものも持っていました。しかし、そんなものはプロの世界ではごまんといるといいます。

しかし、彼のこれまでの並はずれた実績を才能などという言葉だけで片付けていいはずがありません。

彼がどのようにNBAトップのプレイヤーになり、バスケットボールの神様と呼ばれるようになったのでしょうか。彼の言葉はその答えとなるヒントを与えてくれるのかもしれません。

マイケルの名言

“Some people want it to happen, some wish it would happen, and others make it happen.”

“I’ve missed more than 9000 shots in my career. I’ve lost almost 300 games. 26 times, I’ve been trusted to take the game winning shot and missed. I’ve failed over and over and over again in my life. And that is why I succeed.”

“I can accept failure, everyone fails at something. But I can’t accept not trying.”

“Obstacles don’t have to stop you. If you run into a wall, don’t turn around and give up. Figure out how to climb it, go through it, or work around it.”

“I play to win, whether during practice or a real game. And I will not let anything get in the way of me and my competitive enthusiasm to win.”

“You have to expect things of yourself before you can do them.”

まとめ

私はマイケルジョーダンがバスケットボールを始めたきっかけがモテたいからという部分が普通すぎて意外な印象を受けました。しかし、彼のバスケットボールへの情熱は並々ならないものを感じますね。

私たちは、自分はこれくらいの人間だから、だいたいこれくらいしか達成できないだろうと考えて自分の進む道を決定しがちのように思います。自分の情熱や心の声を聞かなかったことにして。

しかし人が持つ思いや情熱の力というのは、自らの力をここまで引き出すのかと、こんなにも自らを変える事が出来るのかという事を教えてくれる気がします。人間の持つ力は計り知れませんね。

では、おまけにマイケルジョーダンの「エアウォーク」と呼ばれるダンクシュートをご覧ください。

彼の跳躍能力から繰り出される「エアウォーク」は、フリースローラインの距離から放つダンクはまるで空中を歩いているかのように、そして空中に浮いているかのように見える事に由来しています。

【参考URL】http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9E%E3%82%A4%E3%82%B1%E3%83%AB%E3%83%BB%E3%82%B8%E3%83%A7%E3%83%BC%E3%83%80%E3%83%B3
http://nolovenoteam.com/jordan-movie-3862.html
http://ameblo.jp/d-j-masaking/entry-11519885194.html
http://www.michaeljordanquotes.org/

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