新聞を開くと毎年の様に、芸能欄には離婚劇がレポートされている。結婚した頃は、ファンや友人から祝福されて結婚して、テレビで逐一夫婦生活の話を聞いていたのにも関わらず、音沙汰なくなったな・・・と思った時には離婚が発表される。
これはメディアに出る人間の宿命で、人の下世話な話が大好きな私たち一般人がとっても知りたいトピックの一つだから、夫婦間で内緒にしておきたい問題をいちいちメディアで発表しけない。これは表舞台に立つ人の義務なのか、何なのかは分からないけど。
やはり離婚の記事というのは読むと生々しい情報が一杯だ。離婚に至った経緯は一番読み応えがある内容だが、裁判沙汰になるともっと注目が集まる。
やはり慰謝料や財産分配などのお金の話がインパクト大だろう。そんなお金、一般人には用意出来ませ~んって金額がバンバン出て来るから、やはり衝撃は大きい。
そんな別れた夫婦間の財産問題は、富豪のレベルになるともっと大きくなるようで、この間私が見たアメリカの大富豪の離婚劇のニュースで、なんと10億ドル以上の支払いをした話があった。なんと超現実的な話だろう。
加えて揉めに揉めているようだ。なのでこの一般人には想像出来ない、アメリカの大富豪の元夫婦の離婚劇を紹介したいと思う。
アメリカの石油王の離婚劇
この離婚劇の主人公は、アメリカで石油の輸出入を行う会社の社長ハロルド氏とその元妻でアナール氏。
裁判所で元妻は10億円以上の支払いを認め、元夫は小切手で指定された金額以上を彼女に支払った。しかし、彼女はその受け取りを拒否をした。どうやら彼女にはこの金額には少なかったらしく、年毎に1000万円の支払いをさらに求めた。
この騒動でこの元夫人は一躍時の人となった。
その後、弁護士を通じて彼女の要求が発表された。彼女はその小切手を受け取る事で、それ以降夫に要求する意見や文句を拒否される可能性が出て来るため、それを避けたかったようだ。その後裁判で、元旦那の財産を折半するよう要求し、発表した。
結婚から離婚まで
この二人は1988年に結婚した。彼女も当時は夫が経営する会社で働いており、社内恋愛の末結婚。しかし、2012年に離婚届けを提出した。
結婚している間に、夫の会社の資産価値は400倍にも成長。それ故にどの位元夫人にこの資産を割り当てるべきかが焦点になっている。
また、この元夫婦が住むオクラハマでは、財産はパートナーの能力と努力によって蓄えられると考えられているので、一般的には離婚の際、財産は均一に分配されている。
財産の行方はいかに
その後、元夫の弁護士から、この会社が結婚期間中の約20年間に発達出来たのは、オイル価格の上昇や新しいテクノロジーの登場、他のマネジメントスタッフの活躍の末ここまで成長出来たと説明したが、妻の弁護士はそれを否定。
また元夫のハロルド氏は、会社の社長として石油会社の68%の株を持っていたが、裁判の決定でそのまま所持している事を認められた。いまだ裁判は続いているようだ。
恐ろしい金額の話しすぎてついて行けないな。元妻も一緒に働いていたのなら、確かに財産の分配を彼女の希望する額に近づけても良いなと思うけれども、さすがにこの金額をみたら、この辺にしとけば?と言ってあげたくなる。笑
では、この記事を読んだ海外の人はどのような反応を示したのか気になる所である。インターネットに書き込まれていた幾つかのコメントをピックアップして、紹介したいと思う。
【参考URL】http://www.spiegel.de/panorama/teure-scheidung-ex-frau-von-harold-hamm-lehnt-milliarden-scheck-ab-a-1011661.html#js-article-comments-box-pager
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ただただむかつくな!
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わるくない給料だな!この時給は。1時間辺450ユーロ(約5万円)。多くの女性は拒否する事は無いだろう
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この金額に不満を持つというのか?
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私が想像するに、女性は沢山のお金を手に入れる事が目的ではなく、元夫がこれから先もっとお金を手にする事が嫌なのだろう
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離婚では利益が均等に分配される筈
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10億は沢山であると私は思うのだけれど・・・・
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ただただどん欲な女性だ。そのお金で残りの人生を過ごす事が出来ない!とか言いたいのかしら??
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ああ。それ故、一般の人は金持ちと結婚してはいけないのだよ
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ひょっとするとこの女性は、10億という数字にどれだけゼロが付いているか知らないんだろう・・・。
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記事の中で、この女性は夫の会社の中でどのようなポストで働いていたか明記されてない。だから億単位の要求する正当性が不透明だ
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わたしは問いたい。だいたいのお金を持っている男は、性格がよろしく無いし、なにより何故この女性は結婚前に婚前契約を結ばない?
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彼女はどのような地位を会社で持っていた。元旦那はマネージャーだった。しかし彼女は違う。しかし彼女はその会社で働いていたが、億を請求する程ではないポジションだ。
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どこに問題ある?彼女は旦那をサポートし続けたのは確かだろう?子供だって養って、家計にも携わった。
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大声で主張するならば、この会社の価値を高めたのは旦那の能力による所が大きいだろう?
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これはひねくれた富の争いだ
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時給4500ドル。マジか。。
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そう。この時給は事実なんだよ
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自己中心的だな。この女の不満や復讐は、既に幾つかの企業の雇用にダメージを与えるんでなかろうか?
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だから結婚というのは経済的に強い搾取なんだよ
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婚前契約はいざというとき役に立ちませんので・・・
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女性側の弁護士はどこか粗野だなぁ
次元が違いすぎて判断しにくい事例
コメントを眺めてみると、女性に賛同している数は少ない様に見受けられた。賛成している人は、財産は均等に分割すべきという意見や、家計や子供の世話をしたから賛成、等という意見が多かった。
しかし金額が大きいからか、それを上回る数の女性に賛成出来ない声が多く寄せられていた。
もっと女性がこの石油会社で大きな実績があった等という情報があったなら、見方も変わって来るけど、こういった話じゃこのこれ以上、元旦那に要求するのは少し酷のような気がする。
芸能人の離婚劇でも、驚愕の金額が報道されたりするけれど、産業界の第一線を走っている社長夫婦の離婚劇はもっと炸裂した内容だ。
こういう話を聞くと結婚って怖いなと思うけれども、冷静に考えてみたら、我々とは収入が大きく異なった世界の話。理解が及ばないのも当然である。
だから収入に大きな格差がある結婚をする人は、この記事を参考に少しシミュレーションしてみると良いかもね!
アメリカの弁護士なら妻の過去とか
不利なことをいろいろ彫りくじするだろう
石油王と呼ばれるくらいなら10億程度遊び金だろ
妻の名前が、、、。