同じ時期に入社した彼とは3年同じ部署で働き、共に汗をかく良き同僚、良き友人。しかし、内面では同僚の彼とちょっと比較してしまう自分がいる。月収は手取りで全く同額とは言え、今後はどうなるか分からない。表面では見せない意外なライバル心。
そんな状況の中でも、「ただひたすらせっせと働くだけ」という人は少なくないのでは?同僚より少しでもリッチになりたいという思い、どうしたら実現できるでしょうか?それでは、同じ収入額の同僚よりもリッチになるための3つの習慣を身につけることから始めましょう。
小さな習慣で貯金額増!
習慣その1として挙げたいのは、「自分を知ること」です。具体的に言えば、自分の毎月の収入と支出がいくらか具体的に知ること。そして無駄と思える支出を削減することです。
収入は毎月一定かと思いますが、支出はそうではありません。月によっては娯楽費・交際費だけでなく、ちょっとした買い物で支出がかさむことがよくあります。交際費の削減はなかなか難しいかと思いますが、初めは簡単に削減できる出費を探してみることにしましょう。
例えば喉が渇いた時、ちょくちょくコンビニで飲料を購入してはいませんか?コンビニで飲料を買うと最低100円、平均で120~150円かかりますよね。しかし、水筒を持参する「習慣」を身につけるとかなりの支出削減となります。仮に、毎日飲料代100円かかっていたならば1ヵ月で3,000円もの削減となります。
独身男性であるならば、「自分で飲料を準備して持ち歩くというのは面倒だ」と思うかもしれませんね。しかし、一般的な水筒を持ち歩くより、例えばスターバックスで売っているようなちょっとお洒落なタンブラーなら気分的にも悪くありません。ちょっとした工夫で心地よく飲料を持参できますよ。
飲料をひとつの例として引合いに出しましたが、その他の支出に関しても原則は同じです。心地よく支出削減を試みましょう。探してみれば、意外に無駄な支出はけっこうあるものです。
必需品?欲しいもの?
何かを買う前にこう考える習慣を身につけましょう、「この商品は必需品?それともただただ欲しいだけのもの?」と。
必需品は文字通り生活に必要なものですが、欲しいものは必ずそうとは限りません。欲しいという欲求があるだけで、実は無くても生活に全く支障のないものは山ほどあります。
自己吟味の習慣を身につければ衝動買いはまずなくなり、最低限必要な物だけの買い物で済ませることができます。そうすれば自然と出費は抑えられ、貯金額も増えていくことでしょう。
ただし、気を付けなければいけないのは、我慢!我慢!我慢!の精神状態です。必要な物だけで我慢する!と思っているとストレスが貯まりやすく、後でストレスが爆発すれば「後遺症」が生じることも。つまり、反動で衝動買いをしてしまうということがありますから、適度な範囲で欲しいものを買うことも必要かもしれませんね。何事もバランスが肝心です。
お金を動かしてリッチに!
一般的にリッチな人が行なっている習慣、それは資産運用です。つまり、お金を動かして新たなお金を生み出す方法です。そう、余裕資金を活用して資産運用で収入倍増を試みることができるのです。
資産運用には様々な方法がありますのでここでは紹介しきれませんが、オーソドックスで且つ初心者向けの資産運用と言えば、定期預金、株式投資、投資信託、MMF(資産運用の一種)、日本国債投資、FXなどが挙げられます。
どの投資法が1番良いとは言えません。これはあくまでも個人の好みや資金力に応じて選択することになりますが、資産運用初心者ならばなるべくリスクの低い運用法を選択するのがベターでしょう。
定期預金やMMF、日本国債投資などは元本割れが起きにくい資産運用法で、いわゆるローリスク・ローリターン(低リスク・少額リターン)の資産運用法です。それらをベースで選択していくことをオススメします。
また、どんな資産運用方法であっても知識は必要不可欠です。資産運用を始める前には、ネットサイトや書籍などで基礎知識を取り入れ、リスクなどを含めた概要を学んでから始めるべきであることもお忘れなく。
以上、リッチになるための3つの習慣を挙げてみましたが、後はあなた次第。同僚より少しでもリッチになりたいなら、早速実行してみましょう。