老人ホームに暮らす家族のために、1週間当たり何百ポンドも払わなければならない家族の数が近年イギリスでは増加している。
アナリストのレイン・ビュイソンは、「地方自治体の老人ホームにかかる費用給付額が過去４年間で実質５％削減されてしまった」と指摘する。
高齢者の財産が£23,250(約400万円)に満たない場合、老人ホームへの入居費用を地方自治体が支給してくれるのだ。
しかし、実際のところ施設への入居費用は地方自治体からの支給額だけでは十分でないため、その不足分の穴埋めに高齢者の家族を持つ世帯は1週間あたり£30〜£140(約5000円〜24,000円）の負担を強いられる。
政府のガイドラインでは、入居する老人ホームの費用が地方自治体の支給額を超える場合のみ、その分の差額の支払いが必要となっているが、こういった家族の負担を訴える支援者たちは、「多くの地域の老人ケア施設で出費を課されている」と言う。
家族にとって唯一のオプションは、この差額を支払うか、またはより安い老人ホームへ移るかの２択になるのです。
昨年イギリス国内では、56,000人の高齢者が家族のサポートなしでは老人ホーム入居が難しいことがわかった。これは前年2012年の数字から4パーセントも増加している。
レイン・ビュイソンは、現在地方自治体は老人ケア施設費用として1人あたりに週平均£500(約85,000円)を支給しているが、軽度な介護老人ホーム施設の場合でも費用は週あたり£530(約90,000円)と支給額より£30(5000円)不足していると話す。
現在のところ高齢者のいる家族の負担は大きいが、2016年以降は家族の収入および財産が総額£118,000(約2千万円)未満の場合、地方自治体が費用を全額支給する予定となっている。
この老人ホーム費用支給に対してイギリス人の意見は様々だ。
【参考URL】http://www.dailymail.co.uk/money/pensions/article-2605831/Families-pay-56-000-just-loved-ones-care-council-contributions-plunge-5.html
http://free-photos.gatag.net/2013/10/28/160000.html
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お金ないって言えば、この国なら税金なんて一銭も払わずに老後の面倒見てもらえるだね
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地方自治体の管理職の両親たちが老人ホームに行くことを願うよ。そのとき初めて一体老人ホームにどれくらい費用がかかるかに気づいて、自分たちがどれだけ目先のことしか見ていないか、自分たちの視野の狭さに気づくんだよ。
でもその時には恐らく庶民のことはそっちのけで、自分たちにとって都合のいいシステムを作るんだろうな
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私の母親はもう亡くなったんだけど、義理の母も最近かなり弱ってきて、もう一人で暮らすのが難しくなってきたから、もうすぐ一緒に同居することになりそう。
だけど私は絶対に愛する家族を老人ホームなんかにいれない。年老いた家族を老人ホームに送るなんて私には出来ない。そんなの恥ずべきことよ
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地方自治体は、老人介護の支給額をカットして、その分を自分たちの給料や福利厚生の方へ回してるんだよ
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私のモットーは何も考えずにお金全部使って、仕事もしないし、家も買わない、そしたら全部タダになっちゃうしね
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私の両親は将来老人ホームの出費のために家を売らないといけなくなるのを防ぐために彼らの家の名義を私の名前に変えました。正しい選択だと思う。
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私は母親の老人ホームに1週当たり£750(約13万円)も払っています。母は家を１軒所有しているけど、この出費をカバーするために今この家を売ろうか検討しています。
だけど、母は痴呆症でつきっきりの介護が必要だから年間で£40,000(約680万円)もかかるので、いつかその家を売ったお金も底をつく日がくるんじゃないかと心配です。
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自分たちが家族の世話をすることから逃げるくせに、少なくとも週500ポンドの支給してほしいなんて、それを納税者に期待するのは責任のがれじゃない？
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母を老人ホームにいれた当時、地方自治体は老人ホームからの請求額と同額を支給してくれてたけど、今は全く同じ老人ホームなのに支給額は請求額より週あたり£100(約17,000円)も少なくなってしまった。
母の残り少ない貯金が尽きてしまったら、私たちも年金受給者だから支払いが難しくなるわ。
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あなたたちのご両親はあなたを１８歳まで健康に育てるのに£56,000(約950万円)以上支払ってきてるのよ
