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資産運用の鉄板ルール?常にポートフォリオを考慮すべし!

2013/10/01
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資産運用において、常にポートフォリオを考慮することは大切なことだ、と筆者は考えています。さて、このポートフォリオって何のことかご存じでしょうか?

用語自体はどこかで聞いたことがあっても、内容は意識したことがない方も多くいらっしゃるのではないでしょうか。難しそうに聞こえる用語ですが、実際には自分で意識せずとも実施している方が大半かもしれませんよ。

ポートフォリオの概要

ポートフォリオとは、保有している資産の組み合わせのことを意味しています。預貯金、株式、債券、投資信託、不動産投資信託、金など、人によりその組み合わせは様々でしょう。資産運用を行う上で、この構成比率を考えることはとても重要なことなのです。

例を挙げて考えてみましょう。Aさん、Bさん、Cさんが同じ金額の余剰資金を保有しています。Aさんはこれから景気が良くなると考え、全額株式に投資しました。Bさんは「運用はギャンブルだ」と考え、全額現金で金庫に保管しました。Cさんは様々なリスクを考慮した上で、株式、債券、預金に資金を分散しました。

3人の考えは誰が間違っていて、誰が正しいということは言えません。人によりリスク許容度が異なるためです。ただし、状況により誰が資産を増やす(あるいは守る)ことができるかという観点で考えると話は違ってきます。

①景気が大幅に上昇した
②景気が大幅に後退した
③現状と変わらない

という3つの想定で考えてみましょう。

①の場合、株価や金利の上昇も期待できますので、A←C←Bの順で資産を増やすことができると考えられます。②の場合、株価の下落が予想されますので、B←C←Aの順になると考えられます。③の場合、株価の変動がないとしても債券は利子、株式は配当を受け取ることができるので、C←A←Bの順に考えることができます。(厳密には選択する銘柄により、順番が変わる場合もあります)

すべての場合を考慮すると、株式一辺倒のAさんや完全現金主義のBさんに比べ、資産を分散しているCさんがあらゆる事態に対応することができていると考えられます。これが「ポートフォリオを考える」ということです。
 

ポートフォリオに必要なこと

私達は将来を予測することはできませんが、万が一の事態に備えることはできます。自分自身のリスク許容度を考えた上で、資産を分散してバランスよく投資することが、リスクを回避するとともに、安定的なリターンを得るためのポイントとなることでしょう。

もう一点忘れてはいけないことは、ポートフォリオは定期的な見直しが必要である、ということです。マーケットは常に変動しています。以前は最適だった構成比率のバランスが悪くなる事態が予測されます。

定期的に見直しをすることで、時間的な分散も考慮され、より一層自分に適したポートフォリオを維持することができるでしょう。

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