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2015年(米国)、昇給していい年になりそうだと思う3つの理由

2015/02/09
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今年も、残りわずかとなりました。世界各地でいろいろな天災、テロリストの暴行、経済不安・・・等があり、毎日様々な事情を背負って生活されている方も多いことでしょう。

年の瀬を迎えて思う事は、誰だって“来年こそは、良い年でありますように!”“もっといい年になりますように!”という願いを持っておられるに違いありません。

そんな皆さんに、“2015年は、給料が上がって、いい年になりそうだ。”というアメリカにおける話題をお届けさせていただきたいと思います。

2015年は、アメリカで給料アップがありそうだ・・

スタンダード&プアーズの経営学者ベス・アン・ボビノは、2015年アメリカの給料はアップするという予測を出しています。

*スタンダード&プアーズ・・・アメリカに本社を置く“格付け”、及び“投資情報”を提供する会社です。

“給料アップ”、何て心地良く幸せな響きなのでしょう。労働者は自分の働きぶりが正当に評価され、自分が納得のいく賃金で働いてこそやりがいも生まれ、充実した人生も送れるというものです。

この予測を打ち出した経済の専門家は、どのような根拠を持って来年の給料がアップすると述べているのでしょうか?以下、その根拠について、3つほど述べさせていただきたいと思います。

その1・・・多くの人々が、仕事に就いている

短期間における失業率(つまり雇用市場において、6か月以下の失業状態にある率)は、2008年の大不況のスタート以来最低の数字を出しています。この事は、職場において即座に役立つ技術を持っている人が多くいるという事です。

しかも、そうした労働者たちは雇用者側に、高い賃金を要求するだけのスキルを持っています。また、2008年の大不況以来、トータルの失業率も現在最低となっています。

確かに失業率が存在するという事は、労働市場の健全性から考えるとあまり良いことではありません。しかし、短期間の失業率が大幅に低下していることは、賃金においては良好な前兆であると言えます。

アメリカの労働者の週当たり賃金の中央値を、大不況前と現在とで比較してみましょう。2007年は798ドルで、2014年は797ドルとなっています。この数字にも経済回復の兆しが表れています。

その2・・・労働者たちは仕事を辞めても、上手くやっていく自信がある

労働統計局が行った9月の求人と労働調査によると、いわゆる離職率は過去6年間で最も高いレベルの数字をはじき出しています。決して、アメリカの労働者たちが、飽きっぽいというわけではありません。

労働者たちはより良い待遇を求めて、これまで勤めていた職場を去っているのです。そして、このように労働者たちが職場を去る事により、自らの意志を示す事は賃金上昇の為には非常に良いことです。

何より労働者たちには今の仕事を辞めても、新しい仕事を見つけてやっていける自信があるという事なのです。彼らは『自分には実力があるから、前の勤め先よりいい給料で私を使ってくれないか?』と、企業にオファーをしているのです。

実力重視のアメリカらしいですね。貴重な人材を他社に採られない為には、会社は、より良い待遇を社員に与えなければいけません。

その3・・・人件費が上がっている

現在、アメリカにおける人件費は緩やかな上昇傾向にあります。そして、その現象は不況から抜け出す際つまり景気後退後によく見られます。人件費にお金をかけるという事は、喜ばしい現象であると言えるでしょう。

賃金アップしたら、期待できる経済の動き

もし、高い賃金が労働者の手元に入ったならば、彼らはより多く物にお金を費やすでしょう。そしてそれは、ビジネスにおいてより多くの人が雇われるようになります。経済における好循環が、引き続き起こる可能性があります。

『もし、そのシナリオが現実になったら、その時こそあなたの上司のところへ行き、昇給を交渉してみてください。』と、ベス・アン・ボビノは、と結んでいます。

海外の反応

さて、このような、とっても来年が楽しみになるニュースを見て、海外の方たちは、どのような意見を持っておられるのでしょうか?

【参考URL】http://money.cnn.com/2014/11/13/news/economy/wages-grow-2015-hope/index.html?iid=SF_E_River

この記事に対する海外の反応

これって、とっても疑わしいな。

僕の会社では、インドのバンガローから連れてきたすごく安い賃金で雇っている従業員が、職場を去らないようにするのに、十分に高い賃金をあげる事さえできていないのが、現状さ。

ましてや、国内のアメリカ人にこれ以上賃金を上げるなんて芸当は、できないよ。

まるで僕の会社のことみたいだな。ただし、ニューデリーや、北京から来た人は例外だね。

これは、素敵なニュースだな。

こんな状況になれること(給料アップ)を信じているよ。

こんなこと、(給料アップ)絶対にありそうもないね。

何故、そう思うの?

何故って、私も去年は、君と同じようなことを考えていたよ。

共和党が、そんなことは許さないだろう。(給料が上がること)

賃金は、働く人にとってやりがいを感じさせるような物でなければいけません。その鉄則を侵害するべき理由は、どこにも存在しません。

私は、減税についての記事を読むことができると思っていたよ。

私は、今年昇給することを期待しているよ。2010年以来、毎年、昇給しているからね。

2008年と2009年は、経済は最悪だったから、その頃は昇給は無かったよ。もし、ここ2,3年で昇給していないとするよ。

それは、あなたが職場でひどい失敗をしているからだと思うよ。

そうじゃないとしたら、あなたの会社自体がひどい失敗をしているのかもしれないよ。

だとしたら、大変だよ。会社を変わらないと・・・

私は、確かに給与はアップしました。でも、2009年以前の収入には全然及びません。その当時の雇用主は、2009年の12月に経営に行き詰ってしまいました。

オバマのおかげだよ。

もし、あなたの会社が今年昇給してくれていないのなら、就職活動を始める時が来たという事です。

あなたの上司が何と言おうと、一般的に経済状態は良くなっていますからね。

☆17.私は、自分の給料が上がる理由を、一個だけ自覚しているよ。それは、私自身が動いた結果、そうなるという事さ。

君が、TPS(tweets per second=秒間のツィート数)を精いっぱい続けている限り、君の給料は上がることだろうよ。新年の1月2日に上司と、ミーティングでもすればいいさ。

僕も、若くてうぶな頃は君と同じようなことを考えていたよ。

もし私が来年昇給できなかったら、この記事を書いたCNNを訴えようかな。明日、職場に行って言おう。『CNNが、2015年僕の給料が上がる』って言っていたってね。

あなたは、CNNを訴えることはできます。しかし、裁判で勝つことはできません。

今の職場を辞める事、それも昇給の為の一つの良い方法だと言えるね。

アメリカ景気の波動が日本まで届きますように

いろいろなデーターから予測すると、来年は給料がアップしていい年になりそうだという意見もありますが、しかし“現実はそう甘くはないぞ!”と言う意見もかなりありましたね。

何にせよ。働くことにやりがいを感じること、その為に本人が納得のいく給料をもらうこと。これって労働者にとって、一番の願いですよね。

働き甲斐のある職場が全世界の人々に提供され、多くの人が情熱を持って仕事に励む。とても素敵なことです。

働くことは生きることです。義務感だけでなくやり遂げた充実感、そしてそれに似合った報酬をもらってこそ、良い人生を送っていると言えます。2015年は、多くの人たちがこうした幸せを感じ取れることを願って止みません。

さて、来年はアメリカで給料アップのニュースが、あちこちの会社で聞かれ、さらに日本の企業もその余波をいただきたいものですね。なんせ、世界経済の要はなんと言ってもアメリカですからね。

アメリカすげぇ~!オバマさんがんばってるね!現実にみんながみんな「いい傾向だ」なんて思えるほどではまだないとしても、このままぐんぐん右肩上がりになればいいよね~。ほんっと、日本もあやかりたいね。
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この記事に対するコメント
  1. 鈴木 より:

    オバマって天才だよな。ずっとアメリカは右肩上がりで
    中国は落ちてEUは完全にオワコンでいつの間にかアメリカは今まで以上の大国になってる

  2. 日本の名無しさん より:

    日本の現状はアメリカそのものだ。
    移民は増え、日本人の給料は上がらない。
    そもそもアメリカは財政の崖から落ちたはずだ。財政再建など誰も言わない。
    児童労働アップルは独占企業だが野放し。在アメリカ工場を持つトヨタと比べればいい。

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