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海外のレストランでチップをあげる?あげない?のジレンマ

2014/09/25
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日本ではほとんどないチップの習慣。そのため日本人海外旅行者はチップに不慣れで、あげ方や金額に悩んだことのある人は少なくないはず。

アメリカでは州によって多少の差はあるものの、レストランのウエイターの賃金が低いという理由から、チップ収入は生活を支える大切なものと考えられています。

ゆえに客はチップをあげる習慣があり、その額は一般的には支払合計金額の約15~20%となっています。

ヨーロッパの国々を見てみると、英国では比較的ウエイターという職業の賃金が高いのでチップは特に必要ないと考えられているようです。

一方、フランスやイタリア、スペインなどではチップは義務ではないものの、支払合計金額のおよそ10%程度を残すのが一般的な習慣です。

義務ではないのでチップを残さずに席を立つ客ももちろんいますが、やはりウエイターの心情としてはチップを貰えば満足するし、仕事に張り合いが出てくるのも事実でしょう。

どんな基準でチップを払えばいい?

チップをあげるかあげないか、あげるとすればいくらにするか、を決めるのに必要なのは「サービスの質を判定する」ということ。具体的には、

1 運ばれてきた料理が注文したものに適っているか。
2 料理は作りたてで温かいか。
3 客の要望に対してきちんと注意を払っているか。
4 皿の上げ下げはスピーディーか。
5 勘定を迅速に用意したか。
6 礼儀とプロ意識をもっているか。

これらの基準のうち、1や2などはウエイターに因るものとは限りません。

注文と違った料理が運ばれてきた場合、コックが注文を見間違えてしまったということもありえます。それでももしウエイターが大変親切でやる気があり、一生懸命フォローして客の居心地を良くする努力が見られれば、あなたの満足度はアップするかもしれません。

そしてウエイターに個人的にチップをあげる気になればそれはそれでよいのです。

また、ウエイターが若く経験も浅いために客の扱いが上手でない様子だったら、サービスに不満足であるとしてチップをあげない人もいるし、若いウエイターを応援するためにチップをあげようと思う人もいるでしょう。

イタリアでは大抵合計額の10%くらいをチップとして残すのが一般的なようですが、サービスが特に素晴らしく満足行くものであった場合などは20%くらい残す人もいるようです。

こんな場合にもチップが効果的

常連客の場合、次に訪れた際にも良いサービスを期待すると言う意味で、前もってチップをはずむ人もいます。こうするとその後のウエイターのサービスの質がアップし、いつも居心地の良い食事とサービスが期待されるというわけです。

また子供連れのグループで食事した場合、子供がテーブルの下に食べ物やゴミを散らかしてしまうことがあります。その後始末をするのはウエイターの仕事。迷惑料として少しチップを置いていくことはマナーに準じていると言えるでしょう。

このようにイタリアでは「それぞれの客が受けるサービスの印象」によるところが大きく、チップに対する意見も人によりまちまちです。

掲示板には次のような意見が飛び交っています。

【参考URL】http://www.dissapore.com/grande-notizia/mancia-al-ristorante-perche-si-perche-no/
http://it.wikihow.com/Dare-la-Mancia-ai-Camerieri
https://it.answers.yahoo.com/question/index?qid=20130514075736AAhcIPx
https://it.answers.yahoo.com/question/index?qid=20121002004932AA1tQ19
http://www.gazzettagastronomica.it/2013/la-rivoluzione-delle-mance/

この記事に対する海外の反応

私はウエイトレスをしたことがあって、そのときにチップを貰って嬉しかったことを覚えています。

でも自分が食事に行ったら、イマイチなウエイターにはあげないかな。

きちんと仕事をするウエイター、ウエイトレスにはあげますよ。

最近はチップを残すイタリア人客はめっきり減ったね。

イタリアでは「コペルト」というテーブルチャージ料を払わないといけないから、その上チップも払うのはどうかと思うな。

↑コペルトはイタリアにしかないよね。

ウエイターは給料をもらっているんだから、チップは要らないのでは?

他の職業はもらっていないんだから。

僕はウエイトレスがかわいければチップをあげちゃう。

もし気を利かせたサービスをしてくれたらチップを払います。

例えば子供連れなら、子供用椅子を持ってくるのはあたりまえ。

自主的にナプキンを多めに持ってきてくれるとか、ミネラルウォーターがなくなりそうになっていたらこちらが呼ぶ前に新しいボトルを持ってきてくれるとか。

給料を貰っているんだからあげる必要は特にないと思う。チップをもらわなくても良いサービスするのは当然の事。

↑そう。みんなそれぞれの職業において、良い仕事をする努力をするのはあたりまです。

給料はそのためにある。

チップをカード払いに含めてしまう客もいるけど、そうするとチップ代にも税金がかかってしまうね。現金なら課税対象外になるのに。

メニューに「サービス料10%は既に料金に含まれています」と書いてあることもあります。その場合はチップは不要ですよ。

でもウエイターのサービスに大変満足をして是非あげたいと思う場合は、直接手渡ししてあげると喜ばれます。

↑それに既にコペルトを払っているんだから。一人3ユーロもする店もある。こんなのイタリアだけだよ。

↑でもいいサービスをしてもらったり、感じがよかったりしたらあげてもいいかなっていう気になっちゃう。

最近の不況であげる人はめっきり減ったけどね。

義務でもないし禁止されているわけでもない。自分の好きなようにすればいい。

チップをあげておけば、次また食べに行ったときにサービスが断然違う!(またチップがもらえると期待しているんだろうね)

たった数ユーロをあげるかあげないかで、そんなに悩まなくてもいいのでは?

チップは受けたサービスに対する満足度を示すもの。サービスがよくなかったり、店員の態度が悪かったりしたら、チップなどもちろん渡さない。

それどころか店主に抗議に行くね。

最後にもう少しチップ豆知識

カードで払う場合は、支払合計額のみカード払いにし、チップは別に現金で手渡ししたほうがスマート。チップはウエイター直接あげたほうがベター。

カード決済に含んでしまうと、あげたいウエイターに渡らないこともありますし、渡ったとしてもずっと先に受け取ることになってしまいます。

また、チップがあまりにも小額過ぎたり、細かい小銭ばかり山のようにテーブルに残したりするのは逆に迷惑と感じられることがありますのでご注意を。

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この記事に対するコメント
  1. 日本の名無しさん より:

    日本人には野蛮な習慣にしか見えない。
    誠実に仕事をする人に対しては、ただ尊敬すれば良いのであって。
    金をくれてやるという風習は、はっきり言って、汚く見える。

  2. 日本の名無しさん より:

    前もってチップを渡すのは俺もやるよ
    引越しや家電の設置とかは絶対渡す
    あとはお釣りいらないも結局そういうことだよね
    タクシーとかさ
    いい運転してもらったらお釣りいいかってなるね

  3. 日本の名無しさん より:

    イタリアのテーブルチャージは、初耳。
    コーヒーも料理も割高だから、俺は堂々と払わない。

    高級欧州ホテルは、勝手にチャージされて請求書が
    上がるから気にする必要ない。

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