よくテレビで昔は海外旅行は夢のような話だったと聞くと、海外旅行が大学生でもできてしまう時代に生きている私たちにとって、冗談のように聞こえてしまう。
というのも70年代まで1ドル360円で固定されていて、とてもじゃないけど当時の一般の人達はそんな気軽には海外旅行には行けないのも当然だ。
70年代半ばごろに為替が今みたいに秒刻みで変動する仕組みになってから、少しずつ旅行出来る人達が増えてきたのだろう。
そういえば昔のクイズ番組や大型の検証がハワイ旅行が一番の大目玉商品で(グアムだったかも)、皆がハワイに憧れていて、生きているうちに一度はいってみたい土地といった話も聞いた事あったな。
そんな時代を経て、今は誰でも旅行ができる様になって、様々な国の都市では絶えず様々な人が行き交う様子を見る事ができる。私は現在ドイツに住んでいるが、ここだと大都市に限らず様々な街で、非常に沢山の人種が住んでいる。
というのも、ヨーロッパの人たちに取ってはEU圏内はビザなしで滞在、労働する事が可能だから簡単に移住する事ができるのだ。ドイツは現在景気がいい数少ないEU国という事もあり、他のEU加盟国から仕事を求めてドイツにやって来る他のヨーロッパ人は沢山いる。
特に今開発が加熱しているベルリンの移民がとても増えており、住宅価格などはここ数年で大きく上昇した。昔は首都なのに家賃が安いと言われ、学生や留学にはもってこいの街として紹介されていたが、ここ数年でずいぶんと高くなったそうだ。
首都であるかぎり年々人が集まって来るため、航空産業の方も対応していかなければいけないのだろう。
それで現在、ベルリンにて新しい第三の滑走路を建設するかどうかのプロジェクトが秘密儀で行われており、しばしば言及されているというのだ。開発を押し進めている街とはいえ、かかる予算も莫大なものになる。
しかし、その隠す様に計画されているというのはどういう事だろうか?
ドイツのニュースをもとに、ベルリン新空港の計画を紹介したいと思う。
秘密の計画、第3の滑走路
ベルリンの第3の滑走路計画は過去に何度も持ち上がり、話題になり、取り下げるという事があったそうだ。しかし建設する案が浮上しているそうだ。
しかし航空産業のスポークスマンから否定の解答が帰ってきているが、しかしドイツメディアが報じた記事によると、航空産業が内密に新しいプロジェクトが進めており、その中の書類に第3の滑走路の建設プランも記載されていたという。
そのプロジェクトは、ベルリン空港のキャパシティ不足を改善する拡張プランである。
しかしそれ自体で10億ユーロ(執筆時のレートで約1500億円)は最低でも予算が掛かると言われている。ましてや第3の航路の建設もするとなると、さらに32億ユーロの予算が必要になると言われているのだ。
またターミナルの拡張も行う必要性がある。いま用いている2つのターミナルを将来的にはサブにして、新しくメインのターミナルを建設すべきとも言われている。
増えるベルリンの渡航客
ベルリン空港は早く拡大されなければ行けないとドイツのニュースは語っている。ベルリン行きの旅客機の本数が増しており、非常に街への期待も高まっている。
州の反応
非常に大きく予算を必要とするプロジェクトではあるが、州議会の声明というと現在のブランデンブルグ知事の方からも第3の滑走路計画は無いと語られている。
自分がベルリンに住んでたら、開発してくれ!街をどんどん豊かにしてくれー!と思うだろうけど、それは外国人が移住しているから出て来る発想で、その土地に生まれた人に取っては、それ以外にも税金を使う用途はいっぱいあるだろうという声が普通だろう。
実際にインターネットでこの第3の滑走路についてのコメントを探してみた。一部抜粋してコメントを紹介したいと思う。
【参考URL】http://www.tagesspiegel.de/berlin/flughafen-berlin-ber-kommt-die-dritte-startbahn/10922628.html
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魅力が無い。ストップと言えないの?
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唯一の条件は、ブランデンブルグ市民が署名を許されている事だけ。
ただそれだけ。
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異なった何千億円の浪費を停止する為には、ベルリン市民はイニシアチブを握るという道にきちんと立つべきである。
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18歳~39歳の若いベルリン市民は、将来的に空港が開かれる事を望んでいるよ。
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18~39歳の若者は本当にそのように考えているのか?すごい良好的なんだな。
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これは郷愁など何も感じない。
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わたしはこの空港が開かれると確信している。
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世論調査によると74%のベルリン市民は、「わからない」に解答しているそうだよ。
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市民は一体何をしているのだろうか。
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それはすっごい良い事だと思うけどな。
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法律的には、空港の開発を止める可能性はあるよ。ただ政治的には望まれていないだろう。
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これは納税者からの血税が黒い金となって、とある誰かに送られる機会だな。
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拡張?今日はエイプリルフールじゃなかったんだね!
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なんとも言えないな・・・。
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32億ユーロを用いての拡張工事。それはただ単に悪い判断をしただけではないのか?
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私は望むかな。そっちの立場かな?
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多くの人がお金を取得する為に、現実的な問題から目を背けようとしているだけだな。
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旅客数は徐々に上昇。したがって大丈夫です!
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私は恥ずかしい。
私たちはこの街の環境についてもっと話さなければ行けないし、環境保護にも力をいれるべき。そんななか空港の建設?
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混乱だよ。それを全て真剣に受け入れなければいけないんだね。
信じられない程、信じられない程、不安な事だよ。
必要性はいかに
反対、悲観的な意見が多い印象をうけた。やはり若い人達には望んでいる人は多いみたいだが、長年住んでいる人からはアレルギー反応は当然でるだろう。
日本でも昔に新空港の建設に反対を訴えて暴動が起きたニュースを見た事があるけど、やはり国民全員の理解を得るのは難しいだろう。
ヨーロッパ全体がどんよりとしていて、その中でドイツだけが景気がいいとは言うけれど、いつ他のヨーロッパ諸国のようになるか分からないからこそ、もっと他の所に投資して欲しいという意見も当然。
どうなるかは私には決める権利は無いけれど、どう転んでも市民生活にダメージがないようになって欲しいなという、浅知恵からでてきた答えで閉めさせて頂きたいと思う!
ベルリン市とブランデンブルグ州との関係が解っていない。
ベルリン市は独立州なんだぞ。
ベルリン空港が4本の滑走路計画で当面2本だと言うことを分かっていない。
ベルリン空港はベルリン市とブランデンブルク州との共同開発。
管理人が全く下調べもせずに訳すからボロボロの内容ですね(笑)
馬鹿の象徴を表した内容です。