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野球とサッカーの審判。儲かるのはどっち!?

2013/10/04
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日本で人気のあるスポーツと言えば「野球」と「サッカー」ですが、公平なプレーを守るのが審判の仕事です。そんな審判のお給料、ちょっと気になったりしませんか?

そこで、野球とサッカーの審判の報酬を紹介していきましょう!

野球の場合

プロ野球の審判の場合、じつは「年俸制」なんですね。選手と一緒です。つまり年間契約での報酬があり、その上に「出場手当」が付くというわけです。出場手当とは、「1試合の審判を務めるごとに加算される金額」であり、いわゆる「出張手当」みたいなもんです。

ところがドッコイ、出場手当は「1軍の試合に限る」と決められているのです。なので2軍やアマチュアの試合の審判を務めても、出場手当は「ゼロ」ということですな。

さて、「年棒+出場手当(1軍の試合のみ)」が野球審判のお給料の仕組みですが、審判1年目、つまりルーキー審判の年棒は「300万円程度」です。しかも新入りがいきなり1軍の試合に出場できるわけもなく、しばらくは「年収300万円」での生活が続くそうです。

んで、徐々に経験を踏んで審判として腕をあげると、年棒だって上がっていきます。1軍の試合で頻繁に審判を務める人の場合、年棒だけでも年収1,000万円はあるそうです。そこに出場手当がつくため、「年収2,000万円」も夢じゃない世界なんですなぁ…。

ちなみに、出場手当の金額は以下の通りです。

  • 球審(1軍)…3万4,000円
  • 塁審(1軍)…2万4,000円
  • 控え審判(1軍)…6,000円
  • 2軍以下…ゼロ

そうそう。プロ野球の審判になるには試験を受ける必要がありますが、「野球経験は問わない」だそうですよ!まったく野球をしたことがない方でも、「野球が好き!」や「審判になりたい!」という気持ちがあれば、誰でもチャレンジできる世界なのです。

うむむ…私も挑戦してみるか…思いっきり「あの球団」を贔屓してしまうかも…。(←その時点で資格なしwww)

サッカーの場合

ではサッカーの審判を見ていきましょう。サッカーファンの方ならご存知だと思いますが、サッカーの審判は「兼業」の方が圧倒的に多いんですね。

つまり別の仕事を持っており、「召集があれば審判として出場する」というケースが多いのです。もちろん「本業」として審判をしておられる方もおり、そのような方々は「PR(プロフェッショナル・レフェリー)」と呼びます。

でも、報酬額は一緒♪兼業でも本業でも、審判として試合に出場した時の報酬額は同じなのです。

J1の場合、主審であれば1試合あたり「12万円」が支給されます。副審なら「6万円」なり。J2の主審は1試合あたり「6万円」が支給され、副審なら「3万円」となっています。

「じゃあ、兼業の方が良くね?だって他にも収入源があるんだもん…」と思ってしまいますが、じつはそうでもありません。PRになると、出場手当の他に「年棒」がプラスされるんですね。

金額はサラリーマンの年収とあまり変わらない水準ですが、そこに「最高12万円」のボーナスが1試合ごとに付くと思えば悪くありません。

それにしても、サッカーの審判って大変ですよね…選手と一緒にピッチを走り回り、その上で冷静なジャッジをするわけです。

私なら無理だな…「面倒だからとりあえず黄色の紙を…」なんて思ったりして…。

野球の方が儲かるのね…

でも、やっぱり野球の審判の方が儲かるのだそうです。まぁ、冷静に考えれば当たり前かもしれませんね。

日本ではまだ野球人気の方が圧倒的に上ですし、地上波でJ1の試合を見ることはあまりありません。私もサッカーの試合をテレビで観ることがありますが、やっぱり国際試合以外は観ませんからね…。

そんなこんな考えると、やはり予算的に潤沢なのは野球であり、審判に還元される割合も大きくなるというわけです。それに前述の通り、野球の審判は「プロ経験がなくてもなれる仕事」なのです。

野球好きの方は挑戦してみては?

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