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スロットマシーンに要注意! イタリアで大人から若者までが嵌りやすい落とし穴

2014/12/29
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イタリアではバールに行くと、奥の方にスロットマシーンなどのゲーム機が置いてあるのをよく見かけます。実はこれに嵌り、大金をすったり依存症に陥ってしまう人が少なからずいるのです。

馴染みのバールでカフェを飲むついでに気軽な気持ちで試しただけのはずが、どんどんのめり込んでいってしまう…侮れない事実です。

60歳を過ぎてスロット依存症に

ある60歳のイタリア人女性は、何気なく遊んでいたバールのスロットマシンの前である日、妙な強迫観念に襲われていることに気付いたそうです。

「このマシンにはお金が一杯詰まっているはず。私が空にしなければ」

2ユーロ、また2ユーロとひたすらゲームを続ける毎日。費やした総額はなんと1万5千ユーロにも上ってしまいました。

いつしか、孫たちと一緒に遊ぶよりもスロットの前にいる方を好んでいる自分に愕然とし、ついに友人にこの悩みを打ち明けました。持つべきものは友。その友人はすぐに専門の治療センターを彼女に紹介してくれました。

そこでセラピーを受け、お金を友人に全て預けて管理してもらうことにより、彼女は徐々に回復していきました。

なぜこのような落とし穴にはまってしまったのか?振り返ってみると、33歳の息子家族が遠くへ引っ越してしまったことで、ずっと寂しい思いをしていたとか。その寂しさを埋めてくれる唯一のものがスロットマシンだったのです。

スロットが原因で19歳の少年が自殺

「お母さん、ごめんなさい。一晩で家の貯金を全部ゲームですってしまいました」

2013年7月。こう書き残して、19歳の少年は教会から投身自殺をしてしまいました。平均的な中流家庭に育ったごく普通の少年。気軽に遊んでいたバールのスロットマシンにのめりこみ、家族の貯金をたった一夜で費やしてしまったのです。

他に取る方法はあったはずなのに…親はきっとやりきれない気持ちで一杯でしょう。

ゲーム好きな経営者

50歳代のあるレストラン経営者は、前日の売り上げの現金を手に、朝からバールでスロットマシンに向かいます。従業員が朝仕事に向かうとき、いつもその光景を目撃していたそうです。

仕事前のひと遊びに費やす金額はなんと1000ユーロ前後とか!そして給料日を過ぎてもなかなか支給をしてくれない経営者に対し従業員が不満を言うと、返ってくる答えは、「今、給料に充てられる金がないからもう少し待て」。

あれだけゲームに費やすお金があるのに、汗水たらして働く従業員たちの怒りは想像に難くありません。

このような落とし穴の潜むゲームに対し、ネット掲示板に様々なコメントが寄せられています。

【参考URL】【参考URL】http://www.ok-salute.it/salute-storie-lettori/2012/04/12/ero-schiava-delle-slot-machine
http://www.tgcom24.mediaset.it/cronaca/campania/articoli/1104113/-ho-perso-i-soldi-al-gioco-19enne-suicida.shtml

この記事に対する海外の反応

僕もスロットにお金を費やして、気がついたら4年間も経っていた。だけど最近彼女ができたおかげで、抜け出すことができたよ。

ゲームにお金を費やすより、彼女と楽しむために費やすほうがよっぽどいいことに気付いた。

こんな悪癖から抜け出すには、他の事に目を向けて好きな人と話をしたりするようにすればいいんだ。

人生は素晴らしいものだから。依存症の人、みんながんばれ。

去年、初めてスロットをしてみて100ユーロ儲けて以来、スロットに支配される生活になってしまった。

給料をもらったらすぐにゲームしに行き、一文無しになってしまうことの繰り返し。次こそ勝つぞ、といつも思うんだけど。

家賃分のお金もすっちゃって、どうしたらいいのか…。

私は40歳ですが、以前よく遊んでいました。

こういう機械は負けるように出来ているんだよね。お金があるところには必ず落とし穴があるもの。簡単に勝てるはずがない。

僕は24歳。スロットにはまっている。いつもこれで最後にしようと思っても、なかなかやめられないんだ。

5年前からはまっていて困っている。

朝起きると今日こそは普通に生活しようと思っても、ちょっとしたことからまたゲームに引きつけられちゃう。おかげで自分に自信がなくなっちゃったし、頭が働かなくなった。

1日に何千ユーロもはたいちゃう事もある。

結局は責任は自分にあるんだけど、こんな世の中がもういやだ。休憩するためにバールに入っても、誘惑にかられてしまうので困っている。

僕は30歳だけど、以前18万ユーロもスロットにつぎ込んでしまった経験がある。今でも少しお金がポケットに入っていると、磁石に引き付けられる様にゲームに向かい、最後のコインがなくなるまで続けてしまう。

自分で自分がいやになるけど、なんとか抜け出したいとも思う。失業もしちゃったし貯金もない。誰か助けて。話だけでも聞いてほしい。

僕は2年前からはまってる。両親に打ち明ける勇気はないけど、助けが必要だと思っている。

↑助けが必要なみんな、専門家を訪ねるべきだよ。がんばって。

一度はまって抜け出したのに、最近また始めてしまった。ゲームをしていないと頭が働かなくなって、何も考えられなくてナーバスになっちゃうんだ。

精神科医にも何回か行ったけど、あまり効果がなく抜け出しきれていない。

僕はバールを経営してて、そこにスロットを置いている。最初は全然興味がなかったけど、ある日ちょっと試してみて以来はまってしまった。

他のバールに入ってまでゲームをしようとは思わないんだけど、仕事時間が問題で、ついやってしまう…転職しないといけないかも。

夫にも内緒で、生活費をゲームにつぎ込んでしまい、やめられなくて困っています。家庭がある身なのにこんなんじゃどうしようもないんだけど。

この前は有り金を全部ゲームにはたいちゃって、夫には財布をなくしたと嘘をつき、自分がいやになった。

罠に陥る原因にはいろいろあるけれど、依存しないように注意しなくてはならない。それに勝つには、人生に明確な目的を持って、行き着く場所を求めて歩むこと。

なかなか抜けられない人というのは、きっと人生の目標に欠けているんじゃないかな。他人を思いやって生きれば心も豊かになるはず。

やめるのは簡単じゃないけど、まず行動しないといけないね。

スロットだけじゃなく、ロトとかスポーツ賭けとかにも気をつけないとね。

今日250ユーロも費やしちゃったけど、明日からは絶対やめると決めたぞ。医者にはかからないで自分一人で解決してみせる。

カード類は持ち歩かず、ポケットにガソリン代20ユーロだけ入れて出かけるようにしよう。

初めてやってみたときには、簡単に稼げるゲームだと単純に思ったのが間違いだった。

勝つと爽快だけど、負けると機嫌が悪くなって自分の殻にこもっちゃう。このゲームは人格も変えてしまう。

自分にとって大切な人のことを考えて。そうすれば間違いに気付いて、普通の生活に戻れるはず。

まとめ

スロットのようなゲームだって、きちんと上限を決めて遊べば楽しい娯楽の範囲に留められるはず。何事も自分の良心と責任において羽目を外さないようにしなければいけません。

もし危機を感じたら、すぐに家族や友人に相談して早期解決するのが大切です!

こういうのって、のめり込んじゃう人はとことんだもんな~。もう一回、もう一回!って。スロットゲームに依存しちゃって破滅するなんてバカらしいよ、しっかり理性をもって楽しまなきゃ。お金を使うゲームって、ほんとにこわいね。
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この記事に対するコメント
  1. 名無しさん@ より:

    ・・・どの国にもギャンブル中毒者は山ほどいるのだな・・・

  2. 日本の名無しさん より:

    海外のスロットは、日本のパチスロみたいな割数の設定とかあるの?

    1. 日本の名無しさん より:

      海外のスロットはネットワークで繋がってて言わば宝くじ

  3. 日本の名無しさん より:

    日本もパチンコを禁止しろ

    1. 日本の名無しさん より:

      禁止した記事でもないのに「も」っておかしくね?

      1. より:

        多分韓国のこといってんだろ

        ()まあ現実は層うまく言ってないらしいがね

  4. 日本の名無しさん より:

    中毒だからねえ
    いったん症状が出てしまえばなかなか自分の意志で止めるのは難しい
    麻薬やたばこなんかと一緒
    大事なのは自分の意志で止められないことを理解して最初から手を出さないこと

  5. 日本の名無しさん より:

    ギャンブル依存症が世界一多いのが日本。
    パチンコみたいなギャンブル場が駅前に必ずある国なんて他にないよ。

    1. より:

      駅前の一等地は

      戦後のどさくさでとられたからなあ

      これからどうなるか知らんがね

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