日本の大学生たちも奨学金を借りながら、大学に通っていますが、それでも親からの援助もあり、また親が奨学金の返済をしてくれるという場合が多いですよね。
しかし、海外の大学に通う学生たちは、親からの援助をもらわず、奨学金とバイトで学生生活を送ることが大半です。そのため、大学を卒業する時に、ある問題に直面します・・・
実はこの写真、実際のところフォトショップで加工された写真で、卒業生がこんな帽子を被っているという事実はありません。
しかしながら、奨学金の返済に追われる学生が多いといのは、事実なのです。
そのため、この写真に対しては多くの議論が飛び交っています。
【参考URL】http://www.reddit.com/r/pics/comments/23jxlu/students_wear_how_much_debt_they_are_in_on_their/
-
公立の学校に3年間通って170万円の返済額で卒業したけど、この金額は私立の学校に行った姉の1学期分の額だったよ。
-
↑私立で1年間340万?そんな激安の私立はないよ。
-
↑その金額は支援金とかを除いた分だから、もっと高かったよ。うちの家族は、7人兄弟で両親は貧困線(最低限の生活を送れる水準)以下だったからね。
-
僕はアメリカ人じゃないんだけど、アメリカの学費を聞いて困惑させられたよ。というのも、僕の彼女がアメリカの大学に通っていて、彼女の学費を聞いた時は、正直信じられなかったね。
僕はあまりアメリカには詳しくないんだけど、学位を取って卒業したら、バカ高い給料を貰えるって願っているんだ。
-
↑真面目な話、アメリカ人もみんなそう願っているよ。だけど、問題は現実はそうならないことが多いってことだね。
-
↑最近はそう思いがちなんだけど、実際に卒業後に高い給料をもらっている人たちも多いんだよね。たしかに賭けではあるかもしれないけど、学位をとるっていうのはある意味資産でもあるんだよ。
-
私はアメリカ人なんだけど、もし奨学金を返済する前に死んだらどうなるの?
-
↑貸主がこの返済リスクを負うことになるよ。
-
↑私はいつも疑問に思うんだけど、もし返済する前に、お金を借りた学生がアメリカを出国して、他の国の市民権を取ったらどうなるの?
-
↑それは、彼らが帰って来た時は刑務所いきだね。もし、帰ってこなかったら・・・良い質問だね!笑
-
大学での“(楽しい)学生生活”を送るために借金をするんだったら、2年間のコミュニティ・カレッジに行くよ。(コミュニティ・カレッジは、入学の窓口が広く、日本で言う職業訓練校のような位置づけの学校です。)
-
↑同じく!“学生生活”はどうでもいいから、将来のことを優先するよ。
-
↑私はカリフォルニアでコミュニティ・カレッジに通っていたけど、近くの大学に行ってスポーツイベントやパーティーに参加して、同じように学生生活を満喫できたよ。
-
いずれにせよ、彼らは卒業できるからマシだよ。オレなんか480万円の返済額が残っただけだよ・・・。大きな過ちを犯してしまったね。
ちなみに、金銭的に余裕がなくて卒業を諦めたんだ。そして、奨学金の返済責任はちゃんと自分で負って、アーミー(陸軍)でやるべきことをやって、今は奨学金の返済を済ませてるよ。
-
↑おめでとう。オレは返済に11年を費やしたよ。遅すぎることなんてないよね。
-
↑ほんとだね・・・。私は34歳で卒業して、当時の返済額は320万円だったけど、41歳になった今では、その額の6倍は稼いでいるよ。
ちなみに、私は地元の弁護士事務所でヘルプデスクをしながら、夜間学校に通っていたんだ。そして、卒業した後はソフトウェア開発をしたよ。大手のガスとオイル会社で働きまくったよ。
そして、学校やいろんな場面でとにかく人脈づくりをして、それがいいチャンスに結びついたんだ。幸運っていうのは、準備ができたときに、そのチャンスがくるってことだね。
-
↑“幸運っていうのは、準備ができたときに、そのチャンスがくるんだ”
この言葉に共鳴するよ。チャンスが自分のドアをノックしたときに、自分自身もすでに準備した状態でいることが必要なんだよね。
何の理由もなく物事は起こらないし、簡単に成功できるわけじゃないよね。大切なのは必死に努力して、いつかその願いが現実になると信じ、それが現実になったときに自分がやってきたことが正しかったとわかるよ。
なんかちょっと、良い話も聞けたような感じがしますよね。そんな中、学生ではなく親の立場からのコメントがありました。
-
私だけが子供の学費を払おうと思っているのかな?私の10歳の子供はメリーランド州の学費を4年間払って、7歳の子供は2.75年間を払っているよ。529校の大学の学費プランで、今の学費レートで支払っているよ。
うちの車はボロボロで(20年と13年物)、休暇は運転していける場所で、10年以上家の修繕はしていないけど、私と妻はこれが親の責任だと思っているよ。この世に誕生させた私達、親の責任としてね。
-
↑私たちみんな、今からでもあなた達の子供になれる??
-
↑うちの両親も同じようにしてくれて、本当に感謝しているよ。
-
↑あなただけじゃないよ。私もあと2年で大学を卒業するところだけど、親にはとても感謝しているし、あなた達の子供も同じだと思うよ。
僕は親のおかげで200万の奨学金の返済だけですんだけど、この金額も私の初任給は700万円だから、なんとかなりそうだよ。この仕事を掴むチャンスがあるということを考える度に、親への感謝の想いがこみ上げてくるね。
-
↑あなたとあなたの奥さんはいい親だよね。だけど、悲しいことに、現実問題、みんながみんな責任感のある親を持っていないってことだよね。
-
↑うちも子供たちが卒業する時に、借金をさせないようにということを妻と決心し、それぞれの子供たちに投資の口座を作って、投資額を少しずつ増やしていったんだ。
おかげで今は、2人とも大学に通っているよ。
まとめ
このように、親が計画的に学費を貯めていることもあるようですが、アメリカにおいては少数派となっています。
例にもれず、私の主人の従兄(アメリカ人)も今年の夏に大学に通い始めますが、今はどの奨学金のプログラムにするか悩んでいる所です。アメリカの大学では、オリエンテーションに、どうやって学費や生活費を工面するかというプログラムも組み込まれています。
大学を卒業しても定職に就くのが難しいと言われている時代。なかなか難しい問題ですよね。
日本人で奨学金もらって通ってるやつで大して学業にチカラも入れずにふらふらバイトとかコンパしてるやつは後で地獄をみるぞ。15年返済で毎年2万とかでも相当きついから。
今ニートだから奨学金かえせなくて困ってます
アメリカの卒業式では、さまざまな賞を(各種財団法人みたいなところから)授与されていて、私の知り合いは卒業式で10万円程もらって、あと(返済の必要がない)奨学金を合計144万円/年間もらっていました。それでも、やっぱり学費には足りないから、学生ローンを借りるみたいですけどね。
15年返済で毎年2万