最近のiPhone、スマートフォンの普及率の高さはさることながら、値段の高さにも驚かされます。
ちょっとしたパソコンが買えるぐらい高い物もありますね。
ちなみに海外では携帯電話、スマートフォンなどはSIMカードを交換すれば他の人でも使えるので、よく盗まれます。わぉ。
オープンエリアのカフェなどのテーブルなんかに電話を置いたりなんかすると、簡単に持ち逃げされてしまいます。
日本なら電話はよっぽどのことがなければ戻ってくることが多いでしょうから、このストーリーは意外かもしれません…
「お金は気にしないで。」世界中の人を感動させたメッセージ
2月21日、バーミンガム。
12歳のJosh Brownくんは電車の椅子の上にiPhone4が忘れられているのを見つけました。
そこで、iPhoneの履歴から持ち主のお母さんを見つけ、彼女に連絡を取りました。
彼は母親のMichelleさんにShaunnahさん(16歳)のiPhoneをShelly Oak駅に預けたことを告げました。
Michelleさんは駅に彼の自宅の住所を残しておいてくれたら、お礼として20ポンド送る、と言いました。
後日、彼女は駅に行って、iPhoneとJoshくんからのメモをもらいました。
そして、彼女は住所の代わりに彼が残した感動的なメッセージを見るのです。
「お金のことは気にしないで。ただ誰かのために何かちょっといいことをしただけ…」
Michelleさんはソーシャルメディアを使って、この若者を探すことにしました。
彼女の書き込みがフェイスブックやツイッターで数千回もシェアされ、そしてとうとうJoshのお母さんのAngelgaさんが現れたのです。
Michelleさん:
メモを見たとき感動で胸がいっぱいになったわ。本当に。こんないいことができる彼は人生できっと成功するわ。彼はすばらしい若者よ。
電話にはたくさんの写真が入っていたから、娘はとても喜んだわ。それは何よりも思い出深く、他では手に入らない自分だけの記念だから。
彼はどんなに感謝されたか感じたと思うし、他の人にもいい影響を与えるでしょう。
Joshくんの母親のAngelgaさん:
彼をとても誇りに思うわ。でも、彼は正しいことをしただけよ。それは全てJoshの考えよ。彼は彼女からお金をもらうつもりはないと言っていたわ。ただ、彼女もだれかのために何かいいことをしてほしいなって…
Joshくん:
まもなく女の人が電話してきて、それは彼女のだったんだ。僕はShelly Oak駅に戻って、電話を預かってもらうことを伝えた。
彼女はとても喜んで、20ポンドお礼をしたいから、住所を残すように言ってきた。でも、それは正しいことだと思ったから、メモを残すことにしたんだ。
父はいつも自分がされて嬉しいことは他の人も嬉しいことなんだよって言っているんだ。
特別なことをしたと思っていなかったんだ。でも、フェイスブックやツイッターのあちこちにそれが載っていると知った時はびっくりした。
Joshくんの父親のTimさん:
“フェイスブックのあちこちに載ってるわよ。”、”ネット上であらゆるJosh Brownさんがコンタクトされてる”って。妻はとても驚いていたよ。
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(イギリス)世界中がこうだったら、住みやすい世の中になっているだろうね。
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↑ (イギリス)残念ながら、そうじゃないけどね…
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(アイルランド)こういうことはかつては普通だった。でも、今じゃかなり例外的になってしまったね。悲しいことだけど…
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(イギリス)Joshは運がよかったんだよ。正直な両親に正しい教育とマナーを教わったんだ。
落し物を届けたときにお礼を期待する人ってあまりいないんじゃないかな。所有物を持ち主に返しただけだしね。
それでもJoshは世界中を感動させてくれた。
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(イギリス)世の中悪いことばっかりじゃないね。テロとか暴力とか殺人とか…
子どもたちは大人たちが忘れてしまった大切で、基本的なことを教えてくれるね。
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(アメリカ)ご両親の育て方がよかったんだね。
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(アメリカ)まだまだ未来に希望が持てるぞ!
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(イギリス)この記事を読んでちょっと涙してしまったけど、本来はそうじゃないよね。これが普通だと考えるべきなんだ。
でも今の時代、こういう普通の行動でさえとてもすばらしいものになってしまっているぐらい腐っている。
Joshがこのままいい大人に育って、幸せな人生が送れますように…
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(カナダ)なんて心温まる話なんだ。みんながこうだったらいいのにね…
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(イギリス)悲惨なニュースのあとにこういう話を読むと幸せな気持ちになるね。
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(イギリス)いい子だねJosh!わたしたちはこういうストーリーが必要なんだよ。
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(イギリス)この話は彼の家庭の経済状態によって見方が変わるだろうね。
彼らがお金持ちなら20ポンドは大したことはない金額で、彼の行いは当然のことだ。
もし貧乏なら20ポンドはまた別の意味を持ち、それでも彼が同じことをしていたらすばらしい行いということになるだろう。
わたしは若い時何回も電話をなくしたけど、戻ってきたことはなかった。
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(イギリス)いい話だけど、ニュースになるほどのことなのだろうか…
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↑ (イギリス)わたしも子どものとき電話ボックスでお金を見つけて近所の店に預けたけど、母もわたしも店の人も誰も特別なことなんて思わなかったよ。
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↑ (イギリス)これはニュースなんだよ。残念なことに近年ではこういうことは稀な出来事になってしまっているからね。
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↑ (イギリス)いい倫理や道徳、行いが積極的に伝えられることは大切だと思うよ。
政治家たちの汚い行いなんかは黙っていても注目されるからね。世の中をよくするためには希望が必要なんだ。
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(イギリス)最近は何をしてもソーシャルメディアがからんでくるな~。
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(イギリス)昔、地下鉄で電話を見つけて、持ち主がKensingtonのホテルにいることが分かったから届けに行ったんだ。彼らは喜んでなかった。
なぜなら、既に盗まれたことにして新しいボーダフォンを手に入れていたから。古い電話を見て複雑そうだったよ。
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↑ (イギリス)笑える。
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↑ (イギリス)世の中いつもうまくいくとは限らないという例だね!
特別なこと?それとも当然?
「とても感動した」という素直な感想と「当然ではないか…?」という意見、二つに分かれました。
感動した人が多いということは、それだけその人の国では落し物が戻ってこないのが普通だと認識されているからでしょうか。
それに比べるとまだ日本は「落とした財布が戻ってきた」「交番に届けられていた」という話もちらほら聞きますので、今回の話は日本だとニュースにはならなかったのでしょうか…?
それよりも個人的には「ソーシャルメディアで人探しが成功した」という部分のほうがびっくりしました。
イギリスのどういう地域で、どのぐらいの広範囲なのかがイメージできませんが、同じことを東京でしたとしてもうまくいくのでしょうか。
今やフェイスブックやツイッターの力は計り知れないものがありますね。
【参考URL】http://www.dailymail.co.uk/news/article-2984963/Boy-turns-20-reward-returning-girl-s-lost-phone-says-instead-Just-nice-else.htm
「いいことしたんだぜ、へへへ」っていうのがなければこういう話は気持ちいいよ。ジョニーはスタバで前の席に座っていた美女が携帯を置いたまま出て行こうとしたから呼び止めたよ。美女だったからね。