初めてクレジットカードを作った時の事を皆さんは覚えているだろうか?
私は大学進学で上京した年の冬、大きな買い物の際に現金が足りなかったから思い切って作った。
作った時は、なんだか大人になったなぁとのんきな事を考えていたのを覚えている。
作った後は、現金の持ち合わせが無いからと言ってはカードを頻繁に使う様になって、毎月返済をしている状態になった。
怖いのは、現金を見ていないから、体感の消費金額と実際の金額が大きく離れている事だった。そんなに使っていない筈なのに、気付いたら結構な額になっていたから、思い切って使うのを辞めた。
大学を卒業してからはクレジットカードのお世話にならない生活を無事おくれている。
ちなみに私の友人は、大学生にしてクレジットカードを5枚作って、キャッシングしてはそのお金を他の返済に当ててと、負のサイクルに陥っていた。
そんな彼を見ていたから、あまり危機感を持っていなかった…と語る私はダメな人間だ(笑)
そんな彼はいまどうして居るのだろう?
とまあ一人暮らしが板についていないうちは、こういった失敗をするのは世界共通のようである。
というのも私がたまたまドイツの新聞で読んだ記事で、似たような話が紹介されていた。
その記事に登場する学生達は、クレジットカードによる借金で自分で解決出来ない状態に陥った人達だ。
という事で、今回はドイツでクレジットカードの使いすぎで失敗した学生達、を取り上げたニュースを紹介したと思う。
ドイツの借金事情、そして学生たちは…
ドイツには合計で667万人程の借金持ちが居る。
その内の175万人は30歳未満である。
そしてドイツの借金持ちの70%は男性で、その多くはブレーメン、ベルリン、ルール地方等に住む。
多くの借金の理由は、やりくり下手な家計運営だ。
彼らがいろんなものに対して浪費するが、最も大きいものはやはり食費だ。
そして次に重要なのはインターネットの通信。
25歳以下の債務者の多くはスマートフォン等の通信による借金が多いと国の調査で明らかになった。
レオンの場合
若いペンキ職人のレオンは18歳の時に初めてお金を稼いだ。
彼にはガールフレンドが居て、彼女にいろんなものをプレゼントした。
その日もそうだ。彼は2枚の携帯電話の申し込み用紙に契約の手続きをしていた。
そしてその後、彼は友達に自慢したい気持ちと共に車を購入。
もちろんそれは分割払いだ。
さらに物欲は止まらない。
大型テレビにプロジェクター、そして毎週浴びるように飲んだお酒。
彼が最終的に借金をコンサルタントに計算してもらった金額は10,000ユーロ(約140万円)を超えていた。
そして現在彼は地道に働いては借金を返している生活を送っている。
ヘンドリックの場合
19歳の時に両親の元を離れて、大学進学に向けて一人暮らしを始めたヘンドリック。
彼がある日目にした広告、それは勿論クレジットカードの宣伝だった。
そそられるまま申し込みをして、2週間後に手にする事が出来たクレジットカードの使用限度額は1000ユーロ(約14万円)。
そして気付けば秋から始まる大学生活の時点で、彼の生活は既に崩壊していた。
満額になった1枚目のカードの返済の為に、新しいカードを申し込む。
そしてそのカードがダメになるとその何ヶ月か後に3枚目、4枚目…。
膨れ上がった金額を見て銀行は17%の利子を要求。
そして代金回収を専門の企業に依頼した。
後日彼は、「自身の足で自立するという意味を学んでいなかった」と語っていた。
彼は1年後、両親に6000ユーロの借金がある事を告白し、懺悔した。
当然一人暮らしに別れを告げ再び両親と共に暮らす事になった。
その後、時給8.5ユーロのハンバーガーショップで、償いとしてハンバーグを焼く日々を送っている。
恐らく彼はもう1年ハンバーガーをひっくり返していなければいけないだろう。
ヘンドリックが感銘を受けた少女の発言
その後、ヘンドリックは改めて商業を扱う大学への入学資格を手にした。
彼はインタビューでこのような事を語っていた。
彼女は”学校では経済に関する授業がなさ過ぎる。6年間に渡って第2次世界大戦の授業を延々とやっているけど、その代わりに私は金融や経済について勉強したいと思っている”と。
という風に今回はドイツで借金を重ねた若者を2人紹介した。
個人的には、働いているとはいえレオンの購買意欲は天井知らずだな!と思った。
そんな記事を読んだ外国人はどのようなリアクションをしているのだろうか?
スケールのでかい欧米人にとっては案外普通の事だったりするのかな?
一部コメントを抜粋して紹介したいと思う。
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こんな話があるのかい?
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こういうヤツはいつも他人のせいにして生きているんだよ。
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↑ そう。17歳の少女がどうこうじゃないでしょう。
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教師は無知な親と子供に対してストライキを行うべきだ!
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なんだそりゃ!
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申し訳ないが、債務者は自身で借金の責任を負うべきではなかろうか?
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彼は破産した。それは彼の責任ではない?何言ってんだ、こいつの責任だろ?
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社会に適応出来る望みも無いぜ!
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誰の責任なんだ?一体?
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スマートフォンの契約は2年間。これはなんという愚かな行為なんだ。
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う~む。自分でやりくり出来ないようなら、大学入学資格をわたすなよ。
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私はこんな人を助ける事は出来ないよ。
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なんとナンセンスな話なんだ。
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責任をいっつも人は他人にシフトしちゃうんだから。
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同情を感じる事は難しいな。
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これらの話の元はただの怠慢だろ?
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借金は通常すべきではない。多くの人が納得している話だろ!
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お金を使う。きちんと学校で算数を学んで来たのか?
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広告業界の誘惑に打ち勝て!
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申し訳ないが、私はこの学生達の話を一生懸命理解しよう取り組んだが、そんな必要は無いと気付いたよ。
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若者に安易にクレジットカードを持たせるべきではないよ。
借金の額が50万になったら決心しろ!
当然厳しい意見が殺到。
若者たちには借金を返して、本来の生活に戻って欲しい限りだ。
ちなみに知り合いが言っていたが、借金は50万円まではなんとか返せる。
しかし100万円超えるともうどうしようもならなくなるそうだ。
50万円の時点で返そうとどうして決心出来なかったのかな?と思った。
借金は返すより、返そうと決心する事が難しいのかもしれない。
【参考URL】http://www.spiegel.de/unispiegel/wunderbar/jugendliche-und-geld-mit-kreditkarten-in-die-schuldenfalle-a-1020246.html
いや~ちょっとヤバイな、とかわかるでしょ…。こういう人たちって、返さなきゃ返さなきゃとは思ってるのかな?それでも欲に勝てないでずるずる借りることをやめられないのかな。ときどきこういう話を聞くけど、ジョニーは心理が理解できなくてただただ困惑しちゃうんだなぁこれが。
ヨーロッパでは「お金の教育」が進んでいて~とか?
ホザいてたバカが居ましたよねwwwww
バカらしいw
ウシジマくん読んだから借金はせんわ。
いや、もともと借金はないけどまだ考えが甘い部分はあったからね。
教育のせいとかにしちゃうのは、バカバカしい話しだよね
収入を得なければ、買うことが出来ないってのは、何処の国の子供でも知ってる事だ
ドイツは殆ど教育費に金が掛らない国なのだから、こんな遊びのツマラン借金に愚痴々々いうのは馬鹿げてるよ
日本や米国の若者とかは、高過ぎる学費の借金返済で苦しんでいるって言うのに
250万くらいから死ぬ人が出るみたいね。
そんな車程度の額で?と思うけど、
利息で元本が減らなくなるらしいし。
俺も32万のimacをローンで買っちまった
使ってないから反省
クレジットは便利だから一枚は保持することをオススメするが個人的には絶対につかわない。普段の買い物も現金で収まるようにする。というか現金のほうが喜ばれる。
経済の教育というより”身の丈”を理解させる必要がある。
その点、日本はクレジット利用率は極めて低く現金が依然として強い。慎重な国民性が表れている。
借金は身を滅ぼすとは限らないが、自分が借金で滅ぼされない大物かどうかの見極めは必要。誰でもカエサルになれるわけではない。
クレジットカード社会の国は破産者が多い。
日本の様に基本は現金決済で、カードも使えますよ~ っていうやり方の方が良いよ。
どうせ銀行の口座は裁判所からの差し押さえ食らっているだろうし、国のデータバンクにもしっかり記録されているだろうから、いろいろ大変よ?w
クレジットカードは本当に便利だ、上手に使えばポイントで還元される。
だが目に見えない金銭を扱えない人間が、社会には一定数存在する。
2コメの人も言ってるけど闇金ウシジマくんを若い人はみんな読むべきだ
借金を怖がっているようじゃまだまだ大人じゃねえな、、、、。
ドイツの例はただただ浪費したってだけだろ?
大人はな~、何か興すときに借金するんだよ。
将来を考え借金する、、、、これは”投資”というんだ!
ひ弱いな~今のバカ者は、自分の力量さえ測れねえとはな。
なんで収入がないのに借金するの?w
でも、借金する連中って、打ち出の小槌か何かだと思ってるからなw
高校に、それが無理なら大学に労働法の勉強を追加すべきだな。
子供の頃から家庭でお金の教育をするのが普通だと思ってる
クレジットカードは借金、ローンは借金、耳にタコができるほど聞かされたし感謝してる
販売業やってたけどクレカに署名してないバカの多いこと…リボ払いの多いこと…
無い袖を降ればそうなるわ