高校を卒業した後に学問を続けたくて、就職に有利になるようにと大学進学を望む若者は今や当たり前のように大勢います。
ところが特にアメリカでは、彼らのその希望を断念せざるを得ないある障害が立ちはだかっています。「お金」です。
アメリカの多くの大学では、年間何万ドルもの(1万ドル=約109万円)授業料がかかります。ハーバード大学といったトップレベルの大学の授業料は4万ドル(約440万円)もかかります。
この金額は授業料のみ、です。寮やアパート滞在費、食事代、通信代、教科書代など加算すれば6万ドル(約650万円)はかかると考えておく必要があるでしょう。
これはアメリカ人だけではなく、多くの外国人留学生にとっても大金です。奨学金といった何らかの資金調達をしなければ、ふつうは学力があるとしても、ぽんとお金を振り込んで簡単に入学できることは難しいのではないでしょうか。
奨学金といっても、無利子で返済義務がないものはそうなかなか得ることができません。「足長おじさん」はどこの国でもそうは存在しません。
日本の大学の進学でも利用者は多いですが、アメリカでも大勢の学生たちが学生ローンを利用します。お金を借り入れて大学に進学し、卒業後に働きながら10年ほどかけて返済していきます。
これが今や問題になっています。
簡単に利用できる学生ローンプログラムが多い。しかしせっかくお金を借りて大学を卒業しても、この経済の悪い状況では大卒者でも無職は大勢いるのです。よってローン返済も非常に苦労します。
一方で前述したハーバード大のような一流エリート大学は、毎年うなぎ上りで授業料が値上げしていく一方。
お金持ちの両親を持ち成績もいい学生、ずば抜けた優秀な学生であるがゆえに素晴らしい奨学金プログラムやスポンサーを持つ学生、そして一度社会に出て十分なお金を蓄えた大人の学生―彼らにはそういったエリート私大進学も問題ありません。
しかしそこまでお金も成績もない、だけど大学へ進学したい学生はどうしたらいいのでしょうか。
お金がないけど、進学するためには
一つの案は自分の住む州の中にある大学へ進学することです。
例えば、コロラド州のボルダ―市にあるコロラド大学では、2パターンの授業料の金額を設定しています。コロラド州の住民(大学に入学する前に、少なくとも1年はすでに在住していること)の場合は、州外の学生より格安の授業料の支払いを良いのです。
州内の学生は年間6000米ドル(約65万円)ですが、外の州からやってくる学生19000米ドル(約207万円)を支払わなければなりません。しかもこれは部屋代といった生活費は一切含まれていない金額です。
コロラド大学に進学すれば、お金が助かるという経済的理由でこの大学に進学を希望する州内に住む学生は大勢います。
グローバル化が進む現代で、コロラド大学のようなやり方は不公平で、州の外の学生たち(外国人留学生を含む)を差別している感もあります。
しかし、自国の学生と外国人学生で授業料の金額が異なる設定を設けている国・地域・大学はほかにも実はいくらでも存在します。
よその州の大学に進学したいという熱意はあるけれども資金が足りないアメリカ人の学生やアメリカの大学で学んでみたいけれども、先立つものが十分ではないという留学生にとっては、一体どこの大学がいいのでしょうか。
そこでCheapest Colleges in America by Out of State Tuitionが選んだ、格安の費用でかつ評判も決して悪くないおすすめのアメリカの大学を5つご紹介します。
ちなみに米語では「大学」を指す時にUniversityとCollege の単語両方を用いることがよくあります。Universityは大学院もある場合が多いですが、一般的にcollegeとの違いは曖昧なことが多いです)
5.Sinte Gleska University:先住民のために設立された「部族」大学
アメリカ人の知人に「ネイティブアメリカンたちはどこに住んでいるの?ニューヨークでもワシントン、シカゴ、ロスでも会った記憶がないのだけど」と聞いてみたことがあります。
彼らは「さあ・・ネイティブアメリカンがどこにいるのか分からない」と首を傾げることがよくあります。
どうもコロンブスのアメリカ大陸以前の時代について疎いアメリカ人が多いように思われますが、迫害と差別の歴史を持ちながらも、ネイティブアメリカンはむろん、今でも存続しています。
彼らのために設立されたTribal college部族大学というものもあり、さてサウスダコタにある、私立のSinte Gleska University もそのうちのひとつです。
部族大学とは「アメリカ先住民(ネイティブアメリカン)保留地」にキャンパスを置く高等教育機関で、先住民であるネイティブアメリカンの部族政府による設立許可を得て、部族による管理によって運営されています。
保留地は都会から離れた地方に位置していることが大半です。
それは1887年のドーズ法によるもので、連邦政府により彼らの住居地域を強制的に割り当てられ、それらは非常に辺鄙な土地でした。
国の経済と文化の中心地からかけ離れたところばかりとあって、先住民たちが受けられる教育水準を上げることが難しく、その状況をどうにか改善していこうという志のもとに部族大学を設立していこうという動きになりました。
しかし部族大学の存在は残念ながら一般的に知名度が低く、特にアメリカ国外ではほとんど知られていません。
前述したとおりのSinte Gleska Universityは1970年に設立された、37校ある部族大学のうちのひとつです。(内一校はアメリカではなく、カナダにあります)
どの人種民族国籍の学生にも門が開かれていますが、もちろんのこと先住民(スー族(ラコタ部族))の歴史、文化、言語(ラコタ語)を学べるクラスが充実しています。
年間の授業代は$2,640(約28万円)。
苦しい家計の先住民の学生も高等教育を受けられるようにということで、この金額になっているのではないでしょうか。
本当のアメリカのルーツ、オリジナルを知るためにも、この大学に入学し学んでみるのはいい経験になるかもしれません。めったに見る機会のない彼らのアートや文化に触れられるというのも貴重な経験になること間違いありません。
4. Oglala Lakota College: ビル・ゲイツも援助している大学
『オグララの事件』(「Incident at Oglala」1992年)というドキュメンタリー映画がありました。 ウンデッド・ニー占拠事件が題材です。
1972年の冬、パインリッジ保留地そばの飲み屋付近を先住民であるオグララ族の男性が一人で歩いていました。すると突然白人の5人組に捕まり、無理やり車のトランクに放り投げられその後暴力や虐待をされ殺害されました。
しかし警察(白人)はまともに犯人捜しをしようともせず、色々な過程を経てようやく犯人たちが逮捕されたものの、その罰は非常に軽いものでした。
これがきっかけになり、先住民たちの人権問題提議にも大きく発展し、また議会の汚職問題なども明るみになっていきました。
西部劇映画の中でも、先住民はさんざん偏見を持って描かれ侮蔑を受けていましたが、1970年になってもまだこの民族・人種差別問題が続いていたのか、と世界中に大きなショックを与えた事件でした。
「オグララ」と聞くと、つい貧困、差別、絶望というフレーズが思い浮かんでしまいます。とはいうものの、Oglala Lakota Collegeは約1500人もの学生を抱える、非常に活気に満ち溢れた大学です。
年間授業料は1,920米ドル(約20万9千円)。
部族(ラコタ)の歴史、アートといった授業科目のほかに、初級の数学と国語(英語)、そして職業訓練の授業に力を入れているのが特長的です。
外国人の学生には、アメリカ国内に住んでいても、この土地でないはない限りなかなか知る機会のない部族のことを学べるのが魅力的です。
どことなく日本人にも似た風貌を持つ先住民の凄まじい歴史を学べ、彼らの独特で素晴らしい才能や芸術にも触れられることでしょう。
また主要科目が基礎内容、というのも言葉にハンディがある外国人にはむしろよいことかもしれません。
「ゴシップガール」のテレビドラマに出てくるような華やかな大学ではなく、こういう実直な大学もあるのだ、アメリカの社会にはこういう現実もあるのだ、など考えさせられることも多く生まれることでしょう。
ちなみにこの大学はビル&メリンダ・ゲイツによる“Beating the Odds”財団が資本を提供しています。“Beating the Odds”というのは「逆境に打ち勝つ」といった意味です。
社会的に不利な状況にある若者たちに、高等学校以上の教育を与えて人生をよくする機会を与えてあげよう、という主旨だと思われます。実際にこの大学がある地域は非常に失業率が高く、生活レベルも決して良いとはいえません。
ただし緑の自然が美しい土地で、勉強に専念するにはうってつけの大学かもしれません。
3. Broward College: 安いだけでなくすこぶる評判のよい大学
フロリダの州立大学。マイアミにキャンパスを構えています。
1950年にBroward Community Collegeとして創立。コミュニティカレッジとはアメリカ・カナダに多くみられる二年制の公立の短期大学です。
一般的に四年制の大学に入学するより、比較的入りやすく、かつ授業料も安いので、高校を出た後にまずはコミュニティカレッジに入り、その後四年制の大学にトランスファーする学生・留学生も大勢います。
(ただしのんびりした雰囲気のコミュニティカレッジもあるため、その緩やかな雰囲気に流されないことが重要です)
最近―2008年になる以前に四年間の学士号修得のプログラムを持つ大学になり、Broward Collegeが正式大学名になりました。
そして2012年にはDCベースの研究でアメリカ全土のコミュニティカレッジの上位ランクに入る、と評されました。
非常にスポーツが盛んな大学で、バスケットボール、サッカー、野球、ソフトボール、テニスらがとりわけ熱心にプレイされています。
またカジノが多いマイアミという土地柄、この大学ではカジノ経営学を学ぶこともできます。
(バレーボールチーム 2013-14)
信じられないほどの安い授業料(年間授業料1,810米ドル。約19万7千円)に、恵まれた穏やかな気候、そして素晴らしい評判を持つ大学です。
約7万人の学生を収容することが可能な、この大きな大学を選んで入学することはリスクの低い賢明な選択といえるかもしれません。
2. Turtle Mountain Community College: 全ての学生のために門が開かれた大学
ダコタ州にある、もうひとつの部族大学です。4位と5位でご紹介した各部族大学と同じ時期にこの部族大学も設立されました。
1960年代後半以降、明らかに先住民やマイノリティ部族のルーツを大事にする、権利を守って高めていくといった社会的動きが高まっていた時代であったため、と言えるでしょう。
初等教育学士養成や中等教員養成コースをはじめ、多種多様のコースを設けており、「より高い教育を望む全ての学生」を歓迎する、と大学は述べています。
単に部族について教えるだけでなく、どこの土地で生きていくのにも役に立つ専門となる知識をどの性別、国籍、年齢、宗教、民族、人種の学生にも授けていきたいと考えています。
創立当時の初心と信条、目的を守りつつも、実用的な学問技術も教えていくという姿勢はなかなか好感を持てるのではないでしょうか。
年間授業料は1,776米ドル(約19万3千円)。
19万円で一週間の海外旅行に行くのなら、この大学で一年間学んだ方がよほど実り多いものになることは言うまでもありません。
1.Diné College:年間授業料はなんと約7万8千円!
年間授業料がわずか720米ドル(約7万8千円)!「そんな大学、本当に存在するのですか」と疑いたくなると思いますが、はい実在します!
「ネイティブアメリカンによるネイティブアメリカンのための教育を」
1968年にアリゾナ州のナヴァホ保留地内にて設立された二年制のコミュニティカレッジです。当初の大学名はナヴァホ・コミュニティ・カレッジ。部族カレッジ第一号大学です。
ナヴァホ族はずっと以前より教育の重要性を理解していました。1893年に酋長が「教育とは(多くのチャンスを掴むための)ハシゴなのだ。ナヴァホの皆もしっかりと教育を受けなければならない」と発言してから、その教えは部族の間で代々伝わっていきました。
ちなみに「ナヴァホ族」とは、アメリカの南西部に先住ネイティブアメリカン部族のことです。また「ナヴァホ」とは、「涸れ谷の耕作地」という意味。カレッジ名のDine(ディネ)は「人々」を指します。
ナヴァホ族はアリゾナ州の北東部からニューメキシコ州の沙漠地帯に、「ナバホ・ネイション (Navajo Nation)」として自治権を所有したアメリカ最大の保留地を領有しています。
第二次大戦中、ナヴァホ族の男性たちは大勢米軍兵になりました。
有名な話として「ナヴァホ暗号部隊」。日本軍に対して、ナヴァホ族の兵士たちがナヴァホ語を通信などで軍事司令・連絡事項を伝達。彼らの会話の通信をキャッチしても、当然のことながら日本軍はそれを聞き取ることがまったくできませんでした。
しかしのちにナヴァホ族の長老は「自分たちと外見が似ている日本人を相手に戦うことには戸惑いと動揺を覚えた」と語っています。
さてDiné Collegeですが、現在、学生は2000人ほど在籍していますが、その10分の1の学生はよその四年生の大学にトランスファー(編入)を目指しています。
カレッジ側も学生たちがよりもっと学業を続けられ、各自の専門分野を極められるように、彼らの編入を積極的に推奨する姿勢を示しています。
美しい景色に囲まれ、ナヴァホ族の伝統と文化、言語に触れると共にアメリカの現代も体感できてしまう。最高に爽やかな学生生活を送れそうな理想的な大学といってもいいかもしれません。
さて、アメリカの大学の授業料についてネットの中でアメリカ人たちは以下のコメントを寄せています。
【参考URL】http://en.wikipedia.org/wiki/Sinte_Gleska_University
http://en.wikipedia.org/wiki/Tribal_colleges_and_universities
http://www.rikkyo.ac.jp/research/laboratory/IAS/ras/36/nemoto.pdf#search=’%E3%82%A2%E3%83%A1%E3%83%AA%E3%82%AB+%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%83%87%E3%82%A3%E3%82%A2%E3%83%B3%E9%83%A8%E6%97%8F+%E5%A4%A7%E5%AD%A6′
http://en.wikipedia.org/wiki/Pine_Ridge_Indian_Reservation
http://www.olc.edu/
http://www.broward.edu/Pages/home.aspx
http://en.wikipedia.org/wiki/Broward_College
http://tm.edu/
http://www.dinecollege.edu/
http://en.wikipedia.org/wiki/Navajo_people
http://money.msn.com/family-money/americas-10-most-affordable-colleges
http://www.huffingtonpost.com/2012/04/24/10-cheapest-public-colleges_n_1448497.html
http://nativeappropriations.com/2012/04/dear-native-student-who-was-just-admitted-to-college.html
http://www.reddit.com/r/explainlikeimfive/comments/2drnl6/eli5_why_does_college_cost_so_much_in_the_usa/
-
出費を抑えたいのなら、高校生のうちにできるだけ大学の授業の単位を取得しておくことだ。(*アメリカではこういったことができるケースもあります)
-
寛大な財政援助と奨学金プログラムは探せば色々ある。それらを利用し、本当に望む大学へ進学すべきだね。
-
今回の記事で紹介された大学は、確かにコストが驚くほど安いけど、質はどうなのかしら。
-
全ての大学が、頭の悪いアメフト選手の学生に奨学金を与えているのをどうかしていると思う。
-
何いっているんだ。
僕はアメフト選手をしていたが、悪い成績を取ると次の試合には出してもらえず、成績が上がらないと退部させられるというシステムだったんだ。だからアメフトのチームメイトは非常に頑張って勉強していたぞ。
-
大学といえども商売。
商品(学位)を提供する側の大学が、顧客である学生を満足させるような低料金による上質な授業の提供は当たり前だ。
-
最初は2年制のコミュニティカレッジに進むべきだ。そこで必須単位を取って、最後にバカ高い費用がかかる四年制の大学に編入すればいいんだ。
-
多くの大学の不当な摂取しすぎの費用に、我々は反対姿勢を主張するべきだ。
-
学生ローンには反対だわ。大学を出ても約半分がまともに就職できやしないこの世の中。なのにローン返済にプレッシャーをかけられるなんて酷い話よ。
私は自分の子どもたちにローンを組んでまで大学には行かせないわね。
-
裕福な家庭の子どもじゃないと、お金のかかる一流大学には入れないってことだ。
-
私自身、学生ローンを組んで望んだ大学に進学したの。全額返済するのに15年かかったけど、自分の人生で一番賢明で正しい選択の借金だったと思うわ。
でも25年前の話。今ならもしかしたら返済のメドがつかないで、学生ローンは間違った選択かもしれないわね。
-
先住民であるということで、いわゆる一般的な大学への入学を許可されないことはよくある。
しかし僕も先住民だけど、とても頑張って勉強し実力で全米トップ5に入る大学を卒業した。
僕のような先住民の学生は他にもいた。ずば抜けた成績を見せることができたら、先住民だって部族大学以外の大学へ行けるんだ。
部族大学だけしか選択はない、という狭まった考えはしないほうがいいと思う。
-
安い年間授業料の大学が存在するのは分かった。でも入学金についてはどうなんだ?
-
学生ローンは非常に安易に手を出せ、わずか18歳くらいの学生にはその怖さを分かっていない。
大学はそこに付け込んで「ローンで払えるだろ」と毎年授業料を上げているんだ。
-
北ヨーロッパではアメリカほど大学の授業料が高くないよね。公立が多くて、北欧と確かオランダの公立大学は月500ユーロ(約54000円)ほどのはず。
またそれぞれの資産によって払う授業料も異なるんだ。お金持ちはたくさん、中流階級の学生はそこそこ、低層階級の学生は無料といったようにね。
アメリカは学生ローンのシステムがおかしいし、授業料のばか高い私立の大学を出ているのが一番エリートだというような風潮があるから、困った問題がぼろぼろ出るんだろう。
(*ヨーロッパではそういう教育システムだ、というこの人の「意見」です)
-
僕は皿洗い担当としてレストランで働いているんだけど、厨房やフロアで働いているスタッフの半分が学士号を持っているよ。
本当に大学に行く必要はあるのか、その学歴は本当に役立つものなのか、と非常に疑問に感じる。
-
仕事をしながら通学ができるコミュニティカレッジや大学は多くの州にあるよ。
-
コミュニティカレッジの学士なんて、世間に笑われるだけだ。持っていても仕方がないよ。
-
私の親は裕福ではないので、奨学金を取って大学へ進学したの。
最初は良かったんだけど、途中からどうも成績が芳しくなくなり、奨学金もストップされてしまったの。
だから大学生活を続けるためにウェイトレスのバイトを始めたんだけど、忙しくて勉強する時間が凄い減ってしまって、ますます成績が下がってしまったの。
一度働いてお金をしっかり貯めてから大学に進めばよかったと後悔しているわ。
-
タイ出身の父と、韓国出身の母に「大学へ行け」と言われ、確かに大卒じゃないと自分の希望する職業に就くこともできなさそうだったので、学生ローンに頼って進学した。
ところが母親が病気になり急死し、色々歯車が狂いだした。色々あってお金に本当に困り、学生ローンの返済にも非常に苦労する羽目になった。事情を話しても大学側は冷淡だった。
その時に悟った、大学とは教育を広めようというところではなく、ビジネスをして利益を得ようとする企業なんだってことに。
アメリカの大学はビジネスだよ。留学生だけで毎年400億ドル規模の経済効果がある。ハーバードなんて一つの大学のくせして財政規模は2.5兆円もあるからな。
そしてその莫大な金がノーベル賞やらフィールズ賞やら世界を牽引するエリートや天才を量産する豊かな資源になってるのもまた事実。
先住民大学を日本へ紹介されても、男へ女子大を紹介してるようなもんではないのかと
入りようないがな
興味深い存在ではあるが、入れたとしても、ネイティブでもない人間がネイティブアメリカンアートとか学んでそっからどうしろと?も大問題
インディアンラーメンを開発するために留学するのも悪くないな
私もアメリカにいって勉強したいです。試験はないですか?
英語が話せない(英検2級はもっています)のに入学テストには合格できますか?教えてください🙇♀️