ここ最近はまっているアプリはありますか?ゲームから音楽、そしてWi-Fi、検索アプリなど、今ではスマホやタブレットが手放せない、という方は多いのではないでしょうか。
また、最近ではスマホの普及により、アプリを利用したビジネスチャンスが数多く生み出されています。
例えば、全世界で話題になった「Uber(ウーバー)」。スマホでタクシーが手軽に素早く呼べると同時に、料金も良心的という事で、タクシー業界を脅かす存在としてメディアを大いに騒がせたアプリです。
一度は使ったことあるはず!2015年の人気アプリ
ここで、昨年に日本で一番流行った人気のアプリを紹介しましょう。
マーケティングリサーチ会社「ニールセン」が、2015年に最も利用者が多かったアプリを、パソコンとスマホに分けて発表しています。
上記の表を見ても分かるように、パソコンからのアプリ使用は大幅に減少し、スマホでのアプリ使用が増加傾向にあります。
実は、同企業の調査によると、スマホの利用者数は2014年と比べて17%の増加。特に50代以上の中高年層のスマホ利用が大幅に伸びており、現在では5000万人以上がスマホを利用しているのだそうです。
やっぱり自国のものが好き?アメリカのアプリ事情
では、今度はアメリカでの人気アプリを見てみる事にしましょう。スマホでのアプリの使用度が一番高かったのは以下の通り。
やはり人気なのがグーグルとフェイスブック。トップに輝いたフェイスブックの利用者は、なんと1億2600万人以上。
次いでグーグルは、トップ10中に5つのアプリがランクインする快挙。こうして見てみると、アメリカで最も利用されているアプリは、何故かアメリカ発のアプリばかりです。
しかし、何万と存在するアプリの中でも、2016年最も注目されているイギリス発のアプリが紹介されていました。幾つかをここで紹介しましょう。
トレンドになるかも!期待のイギリス発アプリ
① トランスファーワイズ(TRANSFERWISE)
トランスファーワイズは、金融分野で最も注目されている「FinTech(フィンテック)」を利用したサービス。
フィンテックとは、「Finance(ファイナンス)」と「Technology(テクノロジー)」を組み合わせた造語で、インターネットやスマホなどの新しいテクノロジーを応用した新しい金融商品の事。
フィンテックは現在、米国と英国だけでも400社近く、アジアでは2500社以上も存在すると言われています。そして、その中で最も注目されているのが「トランスファーワイズ」。簡単に言うと、国際送金をしたい人の為に出会いの場を提供するサービス。
例えば、英国から米国の知人へ送金しようとした場合、銀行を通して国際送金を行うと高い手数料を取られてしまいます。
しかしトランスファーワイズは、
1.英ポンドを顧客から受け取る
2.送金先の米国内の顧客で、米ドルを英国に送金しようとしている人を見つけ出す
というもので、実際に国際送金をせずに、少量の手数料を払うだけで両顧客が送受金できる新サービスなのです。
2011年の設立から5年間の間に送受金実績が45億ドル(約5008億円)に達し、今では社員数も450人以上に膨れ上がっています。とある記事によると、同社の企業価値は今では10億ドル(1113億円)にも上るのだそうです。
② デリバルー(DELIVEROO)
グーグルやアマゾンなどの多くのテック企業もフードデリバリー市場に参入している中、最も注目を集めているのが「デリバルー」。
50都市で5000件以上のレストランと提携し、自社で雇用した配達員が注文を配達。そのためデリバリーを通常しないレストランからでも、アプリより食事を注文した後、30分以内に届けてくれるというサービス。
昨年だけでも1億2700万ポンド(約204億円)もの資金調達に成功しているだけに、今後はドバイや香港、シドニーなど、市場をさらに拡大していく予定なのだそうです。
③ ファーフェッチ(Farfetch)
2008年に開設され、世界中の個性的なブランドや、まだ知名度の低いデザイナーの商品など、厳選された2000以上のブランドから12万点以上の商品を販売するセレクトショップ。
2014年には東京にもオフィスを立ち上げ、アジアでも事業を拡大中。2015年には5900万ポンド(約94億円)の投資を受けており、イギリス発のダークホースと言われています。
④ シティーマッパー(CITYMAPPER)
グーグルマップに代わるアプリと騒がれているのが、シティーマップ。
行きたい所をルートで示してくれるごく普通のアプリですが、グーグルの様に「徒歩・車・電車」などと選択する事なく、3つを組み合わせた方法で、最も早く、楽なルートを検索してくれるという優れもの。
5年前に立ち上げてから、今では29都市をカバーしており、今年に入り既に4000万ドル(約44億円)の投資を受けているというゲームチェンジャーとなりそうなアプリです。
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トランスファーワイズは革新的だね。
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デリバルーの広告は至る所にあって、本当に迷惑。絶対に使わないよ、このサービス。
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デリバルーに1億2700万ポンド(約204億円)?何が革命的なの?
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地方からでも世界中を展開するビジネスができるようになった事はすごい事だよね。
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↑スマホを開発した企業が一番すごいのでは?
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この前、デリバルーの配達バイクに引かれそうになったわよ。街を全く知らない外国人ばかり安く雇ってんじゃないの?
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↑当たり前でしょう。数多く配達しないとそれほどの給与にならないから、余計バイクを飛ばして配達してるよ。
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↑1回の配達に一律2.50ポンド(約424円)だから、配達員がそれほど給与をもらっているとは思えないね。
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どのアプリもまだそれほど収益を上げてないのに、どうしてそこまで投資金が集まるわけ?
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これからの企業家はアイデアが勝負だって事だね。
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従来のビジネスモデルにこだわってたら、生き残るのが難しい時代だよね。
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似たようなサービスは山ほどあると思うけど。
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銀行を通さずに国際送金をするのって、マネーランドリーの問題とかにはどう対応してるの?
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マフィアやテロ組織にとっては、好都合なサービスだよね。
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スマホが無ければサービスが受けられない差別が生まれているような気がするけど。
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デリバルーの配達員が自転車で配達してたのを見た事あるけど、頼んだ食事がすごい事になっていた、という事はないの?
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どのアプリも、それほど成功するとは思えないけど。
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ファーフェッチは、結構頑張ってるらしいよ。
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フードデリバリーが、世界規模のビジネスになる時代なんだね。
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せっかくお金を払うのなら、レストランに直接行けばいいのに。配達料とレストランの交通料は、さほど変わらないでしょうに。
増え続けるアプリ利用者。広がるビジネスチャンス
ニールセンの調査では、月に1回以上使用するアプリの平均個数は28個。そして、使用するアプリの数が増加傾向にあると同時に、スマホでのアプリ使用時間も年々伸び続けているのだそうです。
急速に高齢化が進んでいる日本。スマホからのアプリ使用は、ウッブからの利用より操作が簡単という事もあり、今後は中高年層のスマホでのアプリ使用が益々増加すると見込まれています。
高齢化ならではの中高年層を対象にした、日本発のユニークなアプリが世界中でブレイクする日もそう遠くはないかもしれません。
【参考URL】http://www.theguardian.com/technology/2016/jan/16/tech-startups-hoping-to-become-household-names-deliveroo-farfetch
日本じゃゲームがトップセールだけど、元々アプリってこういう便利なものが主流なんだよね。ジョニーならデリバルーを使いたいけど、口コミは良くないみたいだなあ。