「アモーレ(愛)」の国、イタリアで結婚するカップルは、年々減少傾向になり、結婚年齢も上がってきています。必ずしも結婚と言う形を取らないカップルが増えているのは事実ですが、やっぱり家族や友達に囲まれての結婚式は、女性の憧れでしょう。
減っている結婚願望?
統計によると、イタリアでは2007年には25万組のカップルが結婚したのに対し、2009年には23万組、2010年には12万3千組と年々減少傾向にある結婚式。女性の結婚に対する考え方の変化や、結婚と言う形を取らずに同棲のまま子供を作るカップルも最近目立ってきています。
それでもやはり多くのイタリア人、特に女性にとっては、結婚式やドレス選び、新居の調度品選びなどは、憧れの華々しい瞬間であることには変わりはないでしょう。
しかし、何かとお金のかかるこのイベント。ローンを組んでまで一連の結婚費用を工面するイタリア人は、ローン契約者のうちの約2%を占めていると言われています。ローンを組む場合の平均金額は、1万6千ユーロ。結婚式のために借金をする人は年々増加しています。
一方、近年は結婚年齢が上がっていることから、既に社会人として一人前になっている人々が結婚する割合が増え、よって親に資金を借りるということは少なくなってきているようです。
イタリアで結婚する場合の諸経費はいくら?
一連の費用の中で最もお金のかかる比が高いのは、やはり披露宴。選択するロケーションや招待客数によっても色々幅が出てきますが、およそ5千~1万ユーロくらいかかります。その他の費用は次のようになります。
- ウェディングドレス 1.500~7.000ユーロ
- ベール、靴、下着、ヘアメイク、ブーケなど 1.850~4.400ユーロ
- 花婿の服、アクセサリー、靴 950~2.300ユーロ
- 結婚指輪 100~1.000ユーロ
- カメラマン手配と写真、アルバム 1.000~2.000ユーロ
- 教会への寄付 300~500ユーロ
- 披露宴会場、ディナー、ウェディングケーキ、生演奏など 8.000~18.000ユーロ
- 生花 1.850~7.400ユーロ
- 新婚旅行 1.000~5.000ユーロ
地域により、かける費用に格差も
一般にイタリアの南部の伝統を重んじる町では、招待客が多く招かれた盛大な式を挙げる傾向にあります。案外見栄っ張りなイタリア人、他人に負けないように工夫を凝らしたり、豪華さで競ったりする一面も多々見られます。
カラブリア州やシチリア州、カンパニア州など南イタリアの地域では、家族や地元の人々との絆も強く、小さな村などでは村人のほぼ全員が毎回村の誰かしらの結婚式に出席するなどということもあります(つまり、いつもほぼ同じ村のメンバーが全員揃うというわけです)。
そして、披露宴は昼食から始まり、音楽と踊りで延々と夜中の零時、1時までと続きます。
一方、イタリア中部から北部にかけては、最近はシンプルな結婚式への移行が進み、費用も南に比べてかなり少なくて済むようです。
「結婚とお金」という話題に対して、イタリア人たちはどのような意見を持っているのでしょうか?ここでコメントを見てみることにしましょう。
【参考URL】http://www.matrimonio.it/guida/inviti_e_preparativi/mutuo_e_arredamento/i_costi_di_un_matrimonio_italiano_1_quanto_si_spende
http://www.matrimonio.it/guida/vita-di-coppia/mutuo-casa-e-arredamento/sposami–l-assicurazione-sul-matrimonio
http://www.matrimonio.com/forum/quanto-si-spende-per-organizzare-un-matrimonio–t105447
http://forum.alfemminile.com/forum/mariage1/__f461976_mariage1-Non-per-farmi-gli-affari-vostri-ma-quanto-si-spende-in-media-per-un-matrimonio-fou-fou.html
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披露宴のメニューは、招待客一人当たり60~150ユーロくらいかな。レストランにもよるけど。
別荘風の店なら、貸し切り代だけで3000ユーロかかる所もある。
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花代もバカにならない。ブーケや教会用、披露宴用のほかにも、花嫁の自宅に飾る分やリムジンカーの分も考えると、1500ユーロくらいかな。フラワーアーティストなんかに頼むとその倍はかかる。
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ローコストでも豪華でも、結婚式は結婚式。良し悪しを金で計るものじゃない。
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披露宴は、レストランにするか別荘式の会場を借りるか迷うところ。
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別荘式だとケータリングの食事になるから、質はどうかな?
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引き出物や部屋の飾りにお金をかけるよりも、招待客の食事を良いものにしたほうがいいと思う。
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ネットのローコストの会場なんかだと、信用できるかどうかちょっと心配・・・。
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私は、絶対食事にお金をかける派!
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式や披露宴より、新居にお金をかけたい。
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南イタリアに住む私の場合は、披露宴に110人招待して一人60ユーロの食事、ヘアメイク180ユーロ、ドレスとアクセ1450ユーロ、花婿の服500ユーロ、私の子供3人の服300ユーロ、写真サービス1600ユーロ、DJに1000ユーロ、っていう感じかな。
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私は、90人招待して総額で8000ユーロ使った。新婚旅行はあえてしなかったけど。
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お金をかけなくても、いい式はできると思う。事前にいろいろ調べれば、安いものが見つかるんじゃないかな。
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南イタリアでは、招待客がお祝い金を持ってきてくれるので助かる。
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今準備中の私たちは、18.000ユーロを超えないように注意していたけど、21.000ユーロを超えてしまった。
新婚旅行を入れたら、もっとかかるな・・・。
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私たちは総額で14.000ユーロで抑えました。
新婚旅行は、リスタ・ディ・ノッツェ(結婚祝い品のリスト)の中に入れたから、自腹を切らなくていい!
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私は多いよ!大人200人と子供30人を招待して、レストランだけで2万3千ユーロ使う予定。
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私は総額1万8千ユーロを予算にしてるけど、足りるといいな。200人招待しているから、メニューで調整する必要があるかも。
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私は、式に50人、披露宴に200人招待予定で、服とか雑貨全て(旅行代は除いて)7.500ユーロです。
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↑どうやってやりくりしたの!?
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私たちは、旅行を除くと80人招待の披露宴で、経費総額は3.000ユーロだよ。
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私たちは、旅行以外の経費は1万5千ユーロ。かなり平均的な額だと思う。
アグリトゥーリズモなんかを使ってシンプルにすれば、もっと節約できるのでは?
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私は2万ユーロを予算としているけど、この中には新婚旅行も含まれてるの!
旅行代だけで5千ユーロくらいかかるけど、贈り物リストの中に入れてあるから、プレゼントしてもらう形になるわけだけど。
アクセやメイク、部屋の装飾、引き出物なんかも全部予算に入ってるよ。
まとめ
結婚式にかかるこれらフツウの費用に加えて、最近ではイギリスやスペイン、フランスなどヨーロッパ諸国では、「結婚生活補償保険」なるものが流行ってきているとか。
せっかく大金をかけて挙げる結婚式と、その後の現実の結婚生活で万が一、不備が出てきてしまった場合の補償保険だとか。シビアさも、愛情の裏返しなのでしょうか・・・?
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