ホールフーズマーケット Whole Foods Marketってご存知ですか?
ホールフーズとは全粒食品、すなわち麦類などの穀物の全粒をつかった健康志向の食品で、この名前を掲げた「ホールフーズマーケット」は、アメリカを中心に270店舗展開している、ちょっと高級&ナチュラル志向のスーパーマーケットです。
そこで3年半働いていた元従業員が教えてくれる、ホールフーズマーケットで買ったほうがいいものと他店で買ったほうがいいもの。
ハワイにも店舗がありますから、今度行った時の参考にするとよいかもしれませんね。
元従業員の投稿
割引率は従業員の健康状態によって20%、22%, 27%、30%と違うんだけど、自分は30%オフだった。やめて他の店で買い物するようになると、ホールフーズで買うとお得なもの、そうでないものがわかってきたから書いてみるね。
オーツ麦などの穀物や豆類
お買い得。量り売りで。オーツは1ポンド1・39ドル。通常のスーパーだと1ポンド2ドル。
レーズンなどのドライフルーツ
これも量り売りコーナーで購入すべき。
トンプソンのレーズンが1ポンド 2.99ドル。他で買うと1ポンド 3.99ドル。
でもナッツは量り売りコーナーで購入することはおすすめしない。通常のスーパーで5.99ドルで買えるナッツが、ホールフーズでは 9.99ドル。
ただし、ヘーゼルナッツ、チェストナッツ、マカダミアナッツなどは、ホールフーズでしか量り売りで購入することができない。
果物
果物なんかは通常のスーパーマーケットで買ったほうが安い。リンゴ、バナナなど、ホールフーズは他に比べやや高い。
肉類
肉類はホールフーズで買わないほうがいい。とくに鶏肉は絶対買ってはいけない。
パン
パンはホールフーズで買うべきアイテム。特に白パン、小麦のパンはおすすめ。2.99ドル。
店内で焼いていて新鮮。そして頼めば好みの厚さにスライスしてくれる。1斤買っておいて、半分は冷凍しておけばよい。知らない人が多いけど、パンは冷凍できる。
ケーキ
ケーキは他より2~3ドル高いかもしれないけれど、ホールフーズの店内で作ったものを買ったほうがいい。なぜなら、品質が優れているから。
たとえばホールフーズのバタークリームはきちんとバターで作っているが、他の店のバタークリームは、バタークリームと言いながら化学品を使っている。
そして特別なデコレーションも頼めば無料または安い料金でやってくれる。品質を考えるとホールフーズのケーキは買いである。
5インチで11.99ドル、8インチで21.99ドル。ホールケーキが不要なら、スライスしたケーキは 2.99ドルで買いやすい。
パイ
パイは他の店でかったほうがいいだろう。または自分で焼くほうが絶対おいしい。
牛乳
牛乳も他の店でかったほうがいい。ホールフーズは 5.99ドル、他店は2.39ドル程度
ヨーグルト
ヨーグルトはホールフーズがよい。特にギリシャヨーグルト。5.99ドル。他店で買うと7.99ドルくらいするもの。
バター
バターは他のスーパーのほうがよい
豆乳・アーモンドミルク
豆乳やアーモンドミルクなんかはホールフーズがよい。2パック分の価格が他店の1パック分。
スパイス類
スパイス類も、量り売りコーナーで買えばホールフーズはお得。スパイス瓶をIKEAで買っても1個2ドル。スパイスも2ドル。これは本当にお買い得。
朝食シリアル
自分はあまり買わなくなったけど、朝食シリアル、パスタなどパッケージづめされている加工品は、通常のスーパーで買ったほうがいいだろう。
【参考URL】http://www.reddit.com/r/Frugal/comments/1l003t/after_35_years_of_working_at_whole_foods_i_want/
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割引率が従業員の健康状態で異なるってどういうこと?あなたは最高の割引率をもらっていたみたいだけど、健康状態がすごくよかったのかしら?興味があるわ。
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わかる範囲で書くと、指定のクリニックで健康チェックを受けて、体重やBMIなんかをチェックする。その結果を基本の20%割引に加味していようだ。
基本は20%だけど、健康状態がよいともっと割引率が増える。でも喫煙したりする人は、20%以上の割引はもらえない。
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このシステムはまだ変わってないよ。体重やコレステロール値がいいなら、最高30%の従業員ディスカウントがもらえる。
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地域によって違うかもしれないね。自分の州は従業員にこのような健康チェックを受けるように強制はできないよ。
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鶏肉は高いよね。他のスーパーなら2.99ドルなのに、ホールフーズは6.99ドルとか平気で売っている。
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鶏肉は飼育法や与える飼料によってかなり価格が違ってくるから、一概にホールフーズが高いとは言えないと思うよ。
自分が買ったのはオーガニックのエサで飼育された鶏肉だったし。
まとめ
筆者はアメリカとカナダに住んでいたことがありますが、カナダでは鶏肉が高いといつも感じていました。
北米で鶏肉というと、だいたい胸肉を指します。日本人は鶏肉といえばダークなもも肉を好み、国産〇〇どり、のもも肉なんかは結構な値段がついています。
日本とは逆に、アメリカでは鶏肉はホワイトミート、ヘルシーな胸肉が好まれています。日本では、ブラジル産の鶏むね肉は「これ間違ってないの?」というくらい、もも肉と比較するとやすくてお得感があります。
最近の東京大学の研究では、鶏胸肉には記憶力をよくするイミダペプチドという栄養素が豊富に含まれていることが発表されています。家計を助けてくれて、そのうえ疲労回復や物忘れにもよい鶏むね肉、もっとメジャーになってもいいですね。
ホールフーズスーパーから鶏肉の話に広がってしまいましたが、このようなちょっとワンランク上の健康志向の食料品店をのぞいて、ローカル気分に浸るのも旅の楽しみのひとつですね。
ホールフーズいいよね
量り売りコーナーいきたい
横浜に量り売りのお店できたらしいよ。
ホールフーズ、楽しいよね。。。。